fc2ブログ
UO仮復帰しました、kusemonoさんの家を探しましたが元の場所にはありませんでした。引退されたのでしょうか連絡ください。
スポンサーサイト



水上学の血統トレジャーハンティング

【平安S】この道ひと筋で

◎本命馬
⑥ハピ
前走の天皇賞挑戦には驚いたが、異常歩様で競走中止となってしまった。芝戻しで2走したものの、全く良いところがなく、これでおそらくダート専念となるだろう。本来の稼ぎ場所で一変を期待する。

ダートで掲示板を外したのは、休み明けで中山遠征したマーチSだけ。それ以外は実に堅実に走れている。デビューから3連勝し、その後勝ち鞍がないだけに失速のイメージがあるかもしれないが、以前より位置を取れるようになっても崩れていないあたり、進境は示しているのだ。

父キズナは去年の勝ち馬の父、母の父キングカメハメハは去年の2着馬の父でもある。まさに今の平安S配合?その去年の1,2着馬は今年も出走してきたが、現状は共に不安があり、付け入る余地は十分。ここは重賞初制覇のチャンスだ。

$お宝馬
⑮ヴィクティファルス
ハピを今の平安S血統とするならば、こちらは京都ダート1900m血統だ。父ハーツクライは近5年の当該コース着度数1位の種牡馬で、ジャスタウェイやワンアンドオンリーなどハーツ第2世代種牡馬が送る産駒たちも、このコースを得意としている。

芝では中山の重賞を勝ったが、ダートでは直線平坦コースの方が向いているのは戦績からも明らか。砂を被りにくい枠も引けて、復活があっていい。

上位評価
⑧スレイマン、⑦ミッキーヌチバナ
押さえに
⑤ハギノアレグリアス、⑫メイショウフンジン、⑩グロリアムンディ、⑭オーロイプラータ




境和樹の穴馬券ネオメソッド

京都11R 平安S(G3)(ダ1900m)

2024heians01.png

サンプルの少ない京都ダ1900m。最近の同コースにおける血統傾向をベースに穴馬を探していきます。

最近の同コースでは、「母父ニジンスキー系サンデー」の活躍が目立ちます。

2024heians02.png

今春の京都ダ1900mで、目立っている母父スペシャルウィーク、ダンスインザダーク。この2頭の種牡馬は、いずれもサンデーサイレンス×ニジンスキー系で組成されています。

この傾向から、ここは母父メジロベイリーの⑨カフジオクタゴンが穴候補。メジロベイリーは、サンデーサイレンス×マルゼンスキーで組成された、ニジンスキー系サンデーです。

出遅れはいつものことなので仕方ないとして、10月以来の実戦で馬体重+22キロだった前走。さすがにイキナリは厳しかったと見るべきでしょう。

レパードSを勝って、古馬相手の重賞でも掲示板確保が3回。複穴としてなら可能性のある馬だと見ています。





土曜メインレース展望・柏木収保

【平安S予想】ダート界で進む世代交代 過去10年の勝ち馬に必ず当てはまる条件とは

4歳馬オーロイプラータに注目


 タフなベテランの好走が珍しくないイメージが濃い「平安S」だが、それは1月に施行されていた当時のこと。5月に移動した最初の2013年こそ6歳馬が勝ったが、この10年間の勝ち馬は「4歳と5歳」馬が10連勝している。ダート界の世代交代も芝と同じように早めに進み始めたからだと考えられる。

 展開に注文のつく穴馬だが、4歳牡馬オーロイプラータ(父リアルインパクト)を狙いたい。ここまでの4勝はすべてダートの1800-2100mに集中している。ダート戦に出走したこと14回。うち9回まで上がり3ハロンは最速。ツボにはまれば快勝するが、2着は一度もない難しいタイプだけに凡走の危険も大きいが、入念に乗り込んで仕上げ、最終追い切りは単走ながら外を回って最後まで鋭く伸びた(最終1ハロン11秒3)。大型馬だが太め残りはないと思える。

 ダート1900mには格上がり初戦だった3走前に良馬場で1分57秒7。0秒2差の3着があり、上がり3ハロンは最速の36秒7だった。リアルインパクト(父ディープインパクト)産駒にダート巧者はきわめて珍しいが、オーロイプラータの母の父はシングスピール(ドバイワールドC勝ち馬)。祖母の父はウッドマン。祖母の代までは典型的なアメリカ血統なので、母方の特徴が強く出ていると考えることもできる。

 日本でのファミリーの代表馬は、いとこになるシャケトラ(父マンハッタンカフェ)。同馬はAJCC、日経賞、阪神大賞典などを制し、スタミナとパワーを誇った。オーロイプラータには似たところがありそうだ。

 脚質はまったく逆だが、目立って動きの良かった4歳ミトノオー、上がり馬の5歳メイプルリッジを相手本線に、ミッキーヌチバナなどベテラン勢を押さえたい。
亀谷敬正さん

【オークス予想】オークスは欧州型スタミナ血統馬が走りやすい

父欧州型&母父非サンデー系に注目


 東京芝2400mはJRAのチャンピオンコースであり、この舞台を勝つために繁殖の選抜が行われます。よって日本の主流血統が走りやすいレース…というのは「牡馬」の話。

 牝馬は総じてスピードに振れるため、牡馬で東京芝2400mがマッチするような血統では、若駒の牝馬ではスタミナ不足。オークスは毎年日本の主流血統より欧州指向のスタミナ、馬力が勝っていて、日本の主流血統であるサンデー系の要素も薄い「スタミナ馬力血統馬」が走りやすくなります。

 2019年以降の過去5年のオークスも血統ビームオリジナルの国別血統、系統タイプが「父欧州型&父も母父も非サンデー系」に該当する血統パターンの馬は11頭出走して7頭が馬券に。複勝率は64%。複勝回収率261%(各血統タイプはスマート出馬表を参照)。

 父が欧州型血統で父も母父も非サンデー系の血統パターンの馬は「日本の主流血統の影響が薄く、欧州型血統の影響が強くなりやすい」タイプ。先に書いたように欧州指向の強い非主流の方向性の血統馬です。

 昨年のオークスも父欧州型、かつ父も母父も非サンデー系のリバティアイランドが優勝。ドゥーラが15人気で3着。該当血統はこの2頭しか出走していませんでした。

 一昨年のオークスも父欧州型、母父も非サンデー系のスターズオンアースが優勝。2着スタニングローズも父が欧州型で母父が非サンデー系。

 3年前のオークスでは父欧州型、母父非サンデー系の配合馬は10人気のタガノパッションのみ。結果は4着。

 2020年も父欧州型。母父非サンデー系の血統パターンの馬で出走したのはデアリングタクトとウインマリリンの2頭のみで1、2着。

 今年の出走予定馬で父欧州型、母父非サンデー系の配合馬はミアネーロ、サンセットビュー、ステレンボッシュ、ヴィントシュティレ、チェルヴィニア。

 なかでも注目はステレンボッシュとチェルヴィニア。

 ステレンボッシュの父はエピファネイア。その母シーザリオはオークス馬。当レース勝ち馬のデアリングタクトも同種牡馬の産駒。先週の同競馬場GI・ヴィクトリアマイルの勝ち馬テンハッピーローズもエピファネイア産駒。

 今年の出走予定馬で父が欧州型、かつ母父も非サンデー系の血統パターンであるチェルヴィニアの父は欧州型のハービンジャー。母父はキングカメハメハ。この組み合わせはニックス配合で大阪杯も父と母父がハービンジャーとキングカメハメハ系で構成された配合馬ベラジオオペラ、ローシャムパークが1、2着。2017年のオークスで6人気2着のモズカッチャンもハービンジャー産駒で母父はキングカメハメハ。チェルヴィニアは母チェッキーノもオークス2着。




単勝二頭流

単勝二頭流のオークスの注目穴馬3頭を公開中!

オークス(G1)
最大の前哨戦である桜花賞から800mの距離延長となるのがひとつのポイント。距離延長による追走ペースの鈍化が得意な馬、苦手な馬、あるいは気性的に折り合えるかどうかを見極めるのは、出走馬の能力差がなくなってきている今のオークスでは勝負の明暗を分けるといっても過言ではない。
ただ、一気の距離延長とはいってもスタミナ勝負になることはほとんどなく、直線に入ってからの瞬発力勝負が基本の展開。またスピードに乗ると止まりづらい今の高速馬場で、そのトップスピードを持続できるかどうかが、適性面での取捨となってくる。


・ミアネーロ
パドック等でややテンションが高いところはあるものの、距離延長となった前走も好位でしっかりと折り合い、外から抜かれても動じることはなかった。前に壁をつくりやすい最内枠なら、まず折り合いに関しては心配いらないだろう。マイナス体重の前走でもまだ馬体を持て余している感があり、追い出してからスピードに乗るまでにやや時間がかかるが、東京に替わればその点もカバーしやすくなるだろう。ただ、スピードに乗ってからはゴールに向かって加速できる馬力と持続力はあり、内をスムースに抜けてこられればチャンスは大きい一頭。

・コガネノソラ
前走のスイートピーSは速めのペースを中団で追走し、スタミナを活かして押し切る勝ち方。決して瞬発力に秀でたタイプではないが、逃げ、好位、差しで3連勝を飾っている自在性と内枠、距離延長を苦にしない潜在的なスタミナ(むしろスタミナ勝負になってほしいタイプ)はオークスでは大きな武器となる。超スローの瞬発力勝負になってはツラいだろうが、メンバー的に平均ペースが見込まれ、ならば好走の期待は十分。

・タガノエルピーダ
朝日杯FSで3着に好走しながら権利獲りに失敗して桜花賞は不出走。忘れな草賞をステップにオークスに出走してきた。その忘れな草賞はハイペースを好位追走、直線入り口ではラクに先頭に立って押し切るという内容で勝利。相手に恵まれたのはたしかだが、いつも言っているように勝ち馬は相手を選べないのも事実。朝日杯FSもNHKマイルCを楽勝したジャンタルマンタルの0.2秒差に好走しており、チューリップ賞は余裕残しの仕上げに不利もあっての4着。前走の見せた以上に能力は高い。





田原基成さん

ステレンボッシュに「4.1.0.0」の追い風 武豊騎手騎乗スウィープフィートは「0.0.0.6」で”消し”も オークス2024全18頭診断
・1枠1番 ミアネーロ
3戦2勝のキャリアで臨む大舞台。2戦目の5着が引っかかるところだが、当時は直線で致命的な不利を受けており参考外のレースだった。津村明秀とのコンビは【2-0-0-0】と好相性。ヴィクトリアマイルをテンハッピーローズで制したジョッキーの存在は心強いし、昨年のオークスで1.3着馬を輩出のドゥラメンテ産駒と穴要素満載。ノーマークにはできない。

・1枠2番 クイーンズウォーク
3番人気に支持された前走桜花賞は8着。オークス向きとの見解を示していた陣営の見立て通りの結果に終わった。当時を振り返ると、距離もそうだが外差し馬場で内枠、終始インを追走とトラックバイアスの影響もあった印象。過去10年のオークスにおいて、クイーンカップを1分33秒台で制した馬は【0-2-1-0】と本レースでの巻き返しに成功しており、舞台替わりで見直したい1頭だ。

・2枠3番 エセルフリーダ
過去10年のオークスにおいて、芝2000m以下の1勝クラスから臨んだ馬は【0-0-0-11】。苦戦は免れられないか。

・2枠4番 パレハ
前走忘れな草賞は勝ち馬タガノエルピーダと1秒6離される惨敗。ここでは厳しいだろう。

・3枠5番 コガネノソラ
未勝利から3連勝で臨むGIの舞台。前走スイートピーS組はなかなか手を出しにくいローテーションだが、同レース史上最速の勝ち時計だった事実は見逃せない。ちなみに歴代2位の勝ち時計だったタガノパッション(2021年)はオークス4着馬。一定のレベルは満たしていると言えるし、ユーバーレーベンやウインキートス、ゴールデンハインドなど春の東京芝での好走が目立つゴールドシップ牝馬という血統背景も魅力だ。ヒモ穴候補に一考。

・3枠6番 サンセットビュー
重賞を使われた近2走はいずれも掲示板外。厳しい。

・4枠7番 ステレンボッシュ
アスコリピチェーノへのリベンジを成し遂げた前走桜花賞。マイルの完成度なら阪神JF勝ち馬に軍配が上がると今でも思っているが、純粋な能力で逆転したような印象すら受けた。エピファネイアにルーラーシップ、スペシャルウィークにキングカメハメハ、エアグルーヴにダンスインザダークと血統表には東京芝2400mのGI好走馬がこれでもかと並ぶ。過去10年のオークスにおいて、桜花賞を4角5番手以下から勝利した馬は【4-1-0-0】。今年も春二冠馬が誕生する可能性は十分だ。

・4枠8番 ホーエリート
良馬場の東京芝は【0-0-0-2】と掲示板内なし。現状は時計のかかる馬場向きで、好天予報の週末東京がマッチするとは思えない。

・5枠9番 ラヴァンダ
内枠を引いた前走フローラSはロスなくインを立ち回っての2着。枠順とコース取りによる恩恵は否めず、当時の再現を望むのは酷に映る。

・5枠10番 アドマイヤベル
前走フローラSは中団から抜け出し快勝。デビューから一貫して左回りを使われており、東京芝2000mも3度目と経験の差を活かしたレース運びだった。同じ左回りのオークスでの連続好走を期待したくなるが、前走下したラヴァンダはチューリップ賞7着馬、3着カニキュルはフラワーCで6着とレースレベルに疑問符を打たざるを得ない。間隔を詰めての参戦は自身初でもあり、豊富な東京経験を加味しても3着が精いっぱいか。

・6枠11番 ヴィントシュティレ
未勝利脱出まで5戦を要した馬。厳しい。

・6枠12番 チェルヴィニア
上位人気に推された前走桜花賞だったが、13着と大敗。自身初の関西圏かつ休み明けでのGI参戦、外枠と事前に懸念された材料がすべて悪い形で出てしまった印象だ。翻って、今回は【2-1-0-0】の左回りかつ重賞勝ちがある東京芝替わり。東京芝GIで目下5戦連続馬券内のC.ルメールへのスイッチ、過去10年のオークスにおいて同騎手騎乗かつ東京芝勝利実績あり該当馬が【3-2-0-0】と連対率100%を誇る点から、見限るには早計だ。

・7枠13番 スウィープフィート
桜花賞は上がり3F2位の脚で4着。ゴール前の伸び脚は目立っており、距離が延びてさらに……と思いたいところだが、極端な後方待機かつ差し追込馬が上位独占の展開だからこそのパフォーマンスという見方もできる。過去10年のオークスにおいて、年明け4戦目以上かつ前走馬券外だった馬は【0.0.0.6】。今回が年明け4戦目と、大幅な上積みが見込みづらいシチュエーションでもあり、思い切って”消し”の選択肢も浮かんでしまう1頭だ。

・7枠14番 ライトバック
7番人気の低評価に甘んじていた前走桜花賞。直線では上がり3F最速の脚で追い込み3着と健闘をみせた。無欲の戦法がハマッた感もあったが、芝1800mで上がり3F32秒8の新馬戦を見るより距離が延びることでさらに良くなる可能性を秘めた馬。東京への輸送経験がある点もプラスで、何らかの印は必要か。

・7枠15番 サフィラ
デビューから前走クイーンCまでコンスタントに使われており、そのなかでアルテミスS2着、阪神JF4着とまずまずの結果を残している。前走は東京遠征でマイナス10キロの馬体重減。カイバをなかなか食べなかったとのことだが、無理に桜花賞に進まなかったのは英断だと思う。この馬の兄姉にあたるサリオス、サリエラは間隔をあけたローテーションで良績を挙げてきた馬。何らかの印は必要か。

・8枠16番 ショウナンマヌエラ
年明け2戦はいずれもフタ桁着順。今回は距離も長い印象を受ける。

・8枠17番 タガノエルピーダ
単勝1倍台の期待に応えた前走忘れな草賞。お手馬を逃した団野大成にとっては非情な決断とも言えたが、オークスで乗る馬が決まっていた川田将雅を配してまで勝ちたかった一戦と捉えれば致し方ないところだろう。牡馬相手の朝日杯FS3着など実績は十分も、勝利が至上命題だった前走はメイチ仕上げだった可能性が高い。2走前は外枠で馬券外に敗れており、今回引き当てた枠順も気がかりだ。

・8枠18番 ランスオブクイーン
未勝利を勝ったばかりでのGI参戦。さすがに厳しい印象は否めない。


前走重賞2着馬に「0.0.0.8」と”馬券内率75%”の明暗 平安ステークス2024全16頭診断
・ヴィクティファルス
2番人気に支持された前走はまさかの大敗。不可解なパフォーマンスだったが、過去の戦績から涼しい気候下が合うタイプなのかもしれない。気温30度近くまで上がる想定の週末京都を考えたとき、一変は難しい注文と言えそうだ。

・オーロイプラータ
出走した半分以上のレースで上がり3F最速をマークする馬。そのトレードオフとしてテンのダッシュ力は皆無に等しいのだが、今回はミトノオー、メイショウフンジンと強力な逃げ馬が揃った組み合わせ。大外一気がハマる可能性を秘めており、馬券内に入った6戦中5戦が良馬場ダートと乾いた馬場適性も見逃せない。本質的には直線急坂コース向きだとは思うが、穴妙味を感じる1頭だ。

・カフジオクタゴン
休み明けの前走は大幅馬体重増の影響から、勝負どころで反応できず。スタートでの出遅れがデフォルトになっている部分があり、リカバリーのための距離が短い京都ダート1900mは不適条件と言わざるを得ない。

・クリノドラゴン
勝ち馬と1秒以上離される競馬が続く現状。厳しい。

・グロリアムンディ
昨年の本レース勝ち馬。ただその一戦からピークアウトしてしまったのか、昨秋以降は勝ち馬と1秒以上離されるレースが続いている。得意条件替わりを差し引いても強調材料は乏しい。

・サンデーファンデー
馬券内に入った6戦中5戦がはいずれも11-2月の寒い時季。気温上昇期の前走は14着と見せ場なくレースを終えた点から、変わり身は望み薄か。

・スレイマン
抜群の手応えで直線を向き、先頭に躍り出た前走アンタレスS。ほとんど勝った、と思ったところでミッキーヌチバナの強襲に遭ったが負けて強しを印象付ける内容だった。京都で施行された過去10年の平安Sにおいて、アンタレスSを初角2番手以内で馬券内だった馬は【2-1-0-1】馬券内率75%。ダート1900mは2戦2勝と負け知らず、再度の好走が期待できる軸馬候補と言える。

・ゼットリアン
休み明けの前走は勝負どころで反応できず。3走前に3着のコース替わりはプラス材料だが、当時は2キロの斤量差があったハピに0秒5差つけられていた。重賞通用の経験値に疑問が残る点から、ここは様子見が妥当か。

・テンカハル
この馬の前走ブリリアントSを競馬サロンで予想した際に「叩き2-3戦目でこそ真価を発揮するテンカハルは今回はバッサリ切る」と記した馬。ローテーションは良いのだが、左回りを中心に使われてきた馬が右回りの京都に参戦する点には疑問が残る。6月東京の叩き3戦目がピークと捉えたとき、狙いは次走か。

・ハギノアレグリアス
良馬場ダートでの馬券外は長期休養明けのレースとGIに限定。それ以外の条件ではまったく大崩れのない安定株だ。斤量57キロ以下の非GIダートでは【6-4-1-2】。前走先着を許した2頭と今回は同斤量での再戦でもあり、評価は必然的に上がる。

・バハルダール
オープンクラス初戦の前走仁川Sは16着とクラスの壁にぶち当たる結果に。もう少しクラス慣れが必要だろう。

・ハピ
芝を使われた近2走は直線での不利に競走中止と散々な結果に。いまさら言うまでもなく、この馬が持ち味を発揮できるフィールドはダートで間違いないだろう。京都ダート1900mで施行された4走前のアルデバランSは、ダート無敗のオーサムリザルトをしのぐ上がり3F最速の脚で2着。アクシデント後のレースだけに大きく狙うには勇気がいるかもしれないが、極端に評価を下げる理由は見当たらない。

・ミッキーヌチバナ
重→良馬場替わりの前走アンタレスSは2着馬をねじ伏せるような脚で勝利。太宰啓介騎手に約8年ぶりとなるJRA・重賞Vをもたらした。改めて当時を振り返ると、有力馬が先団にひしめき合う展開に加えて、砂を被らず運べる馬番を引き当てたことがプラスに働いた印象。京都で施行された過去10年の平安Sにおいて、前走アンタレスSを上がり3F最速の脚で勝った馬は【0-0-0-3】と不振傾向にあり、中心視するには躊躇してしまう。

・ミトノオー
思い切った逃げに出た前走マーチS。ゴール寸前まで渋太く粘ったものの、最後は勝ち馬の決め手に屈する形となった。再度の好走を期待したくなるが、京都で施行された過去10年の平安Sにおいて、中山ダート1800mで2着以内だった馬は【0-0-0-8】。関連性が低いレースでの好走は評価できず、ここは”消し”の手も考えたいところだ。

・メイショウフンジン
行き切ることができれば渋太い馬で、今回もハナを奪うことが好走に向けた絶対条件。ただ今回はミトノオーをはじめ、前走で初角先頭の馬が計3頭と展開面は段違いに厳しくなる。2番手からレースを進めた昨年の本レースは勝ち馬と1秒0差の5着。上手くいきすぎた前走の再現を望むのは酷に映る。

・メイプルリッジ
この馬で強調したいのは前走のラスト3F。12秒5-12秒1-11秒9と加速ラップを刻んでおり、脚抜きの良い馬場コンディションを加味してもダートのラスト3F内に上がり3F11秒台が出現している点は高く評価できる。初の関西圏かつ1900m戦は未経験と課題は多いが、それらを乗り越えて重賞まで手が届く可能性は十分だ。




重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner

【オークス】ステレンボッシュと一緒に来ても好配当!? 桜花賞組に割って入る可能性が高いのは…

元調教師の平井雄二です。今週はオークス(G1、東京芝2400m)が行われます。

桜花賞の当コーナーでは『意図的にトライアルを使わなかった馬の争い』と書いて、阪神JFから直行したステレンボッシュとアスコリピチェーノのワンツー決着でした。オークスでも、皆さんの馬券のお役に立てるお話ができればと思います。

ご存じのとおりオークスは「前走桜花賞組」が強いレース。直近5年を振り返っても、1~3着馬15頭のうち8頭が「前走桜花賞組」です。

【近5年のオークス前走別成績】
桜花賞[3-2-3-39]複勝率17.0%
フローラS[1-1-0-18]複勝率10.0%
忘れな草賞[1-0-1-4]複勝率33.3%
スイートピーS[0-1-0-2]複勝率33.3%
フラワーC[0-1-0-4]複勝率20.0%
矢車賞[0-0-1-0]複勝率100%

しかし裏を返せば、残り半数近い7頭が「別路線組」ということです。また、王道ローテの「前走桜花賞組」と比べて人気の盲点になりやすい特徴があります。

例えば単勝1.6倍のデアリングタクトが勝った2020年は、2着にフローラS勝ち馬ウインマリリン(7人気)、3着には前走忘れな草賞だったウインマイティー(13人気)が入る波乱決着となりました。

桜花賞馬スターズオンアースが2冠を制した22年は、フラワーCの勝ち馬スタニングローズが10番人気で2着。19年もスイートピーS勝ち馬カレンブーケドールが12番人気で2着と、後にG1でも好走するレベルの馬がオークス当時全く人気がなかった点は注目でしょう。

このように「別路線組」が人気にならない理由として、これまで戦ってきた相手が桜花賞組と比べて見劣ることが挙げられます。

ただし、別路線組は距離適性を考慮して早い段階から桜花賞ではなく、オークスを目標にローテを組んで来た馬ばかり。このオークスまでに2000m以上の牝馬限定重賞はフローラS以外ありませんから、戦ってきた相手のレベルが低いのは仕方のないことです。

今年の「別路線組」ではフローラSの勝ち馬アドマイヤベル、フラワーC2着のホーエリート、スイートピーSを勝ったコガネノソラは、2歳時から1800m以上のレースばかり使われてきました。桜花賞は最初から眼中に無いという出走ローテに見えますね。

距離適性と勝負度合いは「前走桜花賞組」よりも高いと言っていいでしょう。

データde出~た

第1747回やはり桜花賞組? それとも別路線組? オークスを展望する

先週に続き、東京で牝馬のG1が開催される。今週は3歳馬によるオークス。3年連続で桜花賞馬が春の二冠を達成するのか、阻止する馬が現れるのか。過去10年のデータから展望していこう。データの分析には、JRA-VAN DataLab.とTARGET frontier JVを利用した。


オークスまでキャリア4、5戦が主流
キャリア 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
2戦 0- 0- 0- 5/ 5 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
3戦 2- 0- 1-18/21 9.5% 9.5% 14.3% 26 30
4戦 4- 4- 2-27/37 10.8% 21.6% 27.0% 32 122
5戦 2- 5- 4-25/36 5.6% 19.4% 30.6% 33 93
6戦 2- 0- 3-33/38 5.3% 5.3% 13.2% 40 70
7戦~ 0- 1- 0-39/40 0.0% 2.5% 2.5% 0 18
(表1 キャリア別成績)

近年、3歳春のG1ではキャリアの浅い馬が勝利する例が目立つ。オークスはどうかといえば、好走馬の大半はキャリア3~6戦から出ている。そのなかでも主流はキャリア4戦もしくは5戦で、好走率も高い。


桜花賞で4角5番手以降から1~3着
桜花賞で 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
着順 1着 4- 1- 0- 3/ 8 50.0% 62.5% 62.5% 140 86
2着 1- 0- 2- 4/ 7 14.3% 14.3% 42.9% 28 75
3着 2- 1- 1- 5/ 9 22.2% 33.3% 44.4% 135 72
4着~ 0- 3- 3-51/57 0.0% 5.3% 10.5% 0 37
4角通過 1~4番手 0- 0- 1-14/15 0.0% 0.0% 6.7% 0 8
5番手~ 7- 5- 5-49/66 10.6% 18.2% 25.8% 38 59
(表2 前走桜花賞出走馬に関するデータ)

前走桜花賞出走馬は、そこでの着順と4角通過順をチェックしたい。まず着順は、桜花賞で1~3着だった馬は合算して【7.2.3.12】という成績で、オークスでも半数は3着以内に入っている。4角通過順の傾向も明確で、桜花賞で4角1~4番手だった馬は【0.0.1.14】と苦戦が目立つ。両方のデータをまとめると、桜花賞で4角5番手以降から1~3着に入っていた馬が狙い目ということになる。


東京無敗馬が桜花賞4着以下から巻き返す
年度 人気 着順 馬名 東京の全成績と主な勝ち鞍
15年 1 2 ルージュバック 【1.0.0.0】百日草特別
17年 2 3 アドマイヤミヤビ 【2.0.0.0】クイーンC
21年 2 2 アカイトリノムスメ 【3.0.0.0】クイーンC
22年 4 3 ナミュール 【1.0.0.0】赤松賞
23年 2 2 ハーパー 【1.0.0.0】クイーンC
15 3 ドゥーラ (東京未出走)
(表3 桜花賞4着以下のオークス好走馬と東京実績)

とはいえ、桜花賞4着以下からオークスで巻き返した馬もいないわけではない。過去10年で6頭おり、それらの戦績を調べると、23年のドゥーラ(東京未出走)を除く5頭には東京で無敗という共通項があった。さらに、そのうち3頭が2月東京のクイーンC勝ち馬であることにも注目しておきたい。


フローラSで4角8番手以降から上がり1~2位
フローラSで 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
4角通過 1~ 7番手 0- 1- 0-23/24 0.0% 4.2% 4.2% 0 17
8番手~ 1- 2- 1-16/20 5.0% 15.0% 20.0% 44 52
上がり3F順 上がり1~2位 1- 3- 1- 7/12 8.3% 33.3% 41.7% 74 122
上がり3位~ 0- 0- 0-32/32 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
(表4 前走フローラS出走馬に関するデータ)

前走フローラS出走馬は、そこでの4角通過順と上がり3F順をチェックしたい。フローラSで上がり1~2位を記録することは絶対条件とも言え、この組のオークス好走馬5頭すべてが該当する。また、4角通過順は8番手以降が望ましく、フローラSで4角1~7番手だった馬はオークスでの苦戦傾向が顕著だ。


非主流ローテの好走には3つの共通項
年度 人気 着順 馬名    前走
            レース名 条件 人気 着順
14年 3 3 バウンスシャッセ 皐月賞 芝2000m 12 11
15年 3 1 ミッキークイーン 忘れな草賞 芝2000m 1 1
19年 1 1 ラヴズオンリーユー 忘れな草賞 芝2000m 1 1
  12 2 カレンブーケドール スイートピーS 芝1800m 2 1
20年 13 3 ウインマイティー 忘れな草賞 芝2000m 3 1
21年 16 3 ハギノピリナ 矢車賞 芝2200m 3 1
22年 10 2 スタニングローズ フラワーC 芝1800m 2 1
(表5 前走桜花賞・フローラS以外のオークス好走馬)

過去10年、前走が桜花賞とフローラS以外だったオークス好走馬は7頭いる。このうち、14年のバウンスシャッセを除く6頭の前走には「重賞・オープンか1勝クラス」「芝1800m以上」「1~3番人気で1着」という共通項がある。なお、バウンスシャッセも2走前のフラワーC(G3・芝1800m)では3番人気1着という成績を収めており、牡馬相手の皐月賞をノーカウントとみなせば前記の条件をクリアという見方もできる。


【結論】

桜花賞馬ステレンボッシュに死角なし


前走桜花賞組のうち「4角5番手以降から1~3着」に該当するステレンボッシュ(桜花賞で4角8番手→1着)とライトバック(同4角18番手→3着)は、当然有望とみるべきだろう。桜花賞4着以下から巻き返しを期待するなら、東京で無敗かつクイーンC勝ち馬のクイーンズウォークだ。

前走フローラS組は「上がり1~2位」を記録していることが絶対条件といってよく、これに該当するのは上がり2位だったアドマイヤベル。ただし、4角6番手だったため、フローラS組のもうひとつの条件として挙げた「4角8番手以降」は満たせなかった。

桜花賞・フローラS以外の前走からは、「重賞・オープンか1勝クラス」「芝1800m以上」「1~3番人気で1着」をすべて満たすミアネーロ、タガノエルピーダ、エセルフリーダの3頭を挙げておこう。

最後に上記7頭のキャリアを記しておくと、ステレンボッシュ、ライトバック、クイーンズウォーク、アドマイヤベル、タガノエルピーダ、エセルフリーダは好走率の高いキャリア4、5戦に該当。ミアネーロはキャリア3戦での出走となる。
【オークス】美浦・栗東レポート

【オークス】美浦レポート ステレンボッシュ 
国枝栄調教師のコメントは以下の通り。

「(桜花賞は)期待していましたし、レースでは、モレイラ騎手が上手く立ち回ってくれて、期待に応えてくれて良かったと思っています。

(中間は)馬の状態に大きな問題はなく、そのままキープできれば良いかな、というところで、中間は短期で牧場に行き、レースに合わせて戻ってきました。

(きょうの追い切りは)3頭併せで、後ろから行って、ちょっと遅いかなという感じでしたが、途中からペースを上げて、終いはしっかり走れました。先週もきちっとやっていますし、十分かなと思います。

(長所は)落ち着きがあり、慌てないところだと思います。余裕があるという感じです。

きょうも折り合いは全然問題なかったですし、乗りやすくて、(距離は)大丈夫ではないかと思います。

(アパパネ、アーモンドアイと比べて)桜花賞を勝ち、ここに至るまでは順調に来ていると思いますし、これからの活躍にもなりますが、現時点では同じくらいではないかと思います。

(牝馬を育てる上で考えていることは)生き物ですし、牝馬の場合、馬にもよりますが、あまり追い詰めてしまうと、というのは思いますね。

(レースでは)スタートを決めて、流れに乗って、ある程度の位置から、直線はしっかり伸ばしてほしいと思います。

(これまでに)2回負けていますが、それなりの理由があった感じで、能力的には十分良いものがあると思います。期待に応えたいと思います」

戸崎圭太騎手の共同会見でのコメントは以下の通り。

「(一週前追い切りで)やはり良い馬だと感じました。フットワークのバネも良く、筋肉の質も良さを感じ、軽い走りで、良いと感じました。(国枝調教師とは)『馬も出来ていますし、自信を持って行ってもらえたら』と話しました。

(距離は)ベストかと言われるとそのあたりはわかりませんが、同世代の馬と走りますし、問題はないと思っています。

(レースプランは)枠順が出てから考えるタイプなので、それほどまだイメージはしていません。

(枠順は)どこでも大丈夫ではないかと思います。

(オークスはこれまで2着3回で)もちろん勝ちたい気持ちがいっぱいです。

素晴らしい馬に巡り合えたことは幸せだと思います。この感謝の気持ちを、レースで、結果で、応えられるように頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」


【オークス】美浦レポート チェルヴィニア 
木村哲也調教師のコメントは以下の通り。

「(桜花賞は)重要なGIレースで、注目度が高い中で出走させていたものですから、ああいう形になって、ファンの皆様にがっかりさせてしまったという風に思っていて、まずは、改めてその部分はお詫び申し上げたい、という気持ちです。いろいろなレースの外的要因があったものの、あまりにも馬が元気良く走っていく姿勢がなく、休み明けで久しぶりにレースを使うコンディション調整の面で、私自身が上手く見抜けなかったなということで、反省しきりというレースでした。

(中間の調整は)本来の彼女が持っているアグレッシブさ、(本来は)素晴らしいフットワークの持ち主で、そのあたりを取り戻す、2歳時に良いパフォーマンスをしてくれていた当時のものを取り戻す、大まかにはその2点が非常に重要であるということを課題として挙げて、取り組んできているところです。

前走はトラブルなく終えることができましたが、久しぶりに使ったことによる若干の疲れがあり、その疲れを取りながら、今度は元気よくフィジカルトレーニングしていかなければならないという、相対する部分があったので、それを丁寧に探ってきたというところでした。先週(の追い切り)に関しては、多少、距離を走ってもらって、ハンドライドがありながらも大きく走ってもらいたかったので、時計が出れば良いというものではないと思っていますが、先週の課題に対して向き合えて、課題はこなしたと思っています。

一週前追い切りが終わってから、私自身も、スタッフも、日ごとにプラスの変化は感じて、手応えとして持ち合わせてきているので、今週に関しても、きのうまで、アグレッシブに、ポジティブな気持ちで、引くことなく調教へ取り組めていると感じていました。今週も、しっかり実戦を想定した追い切りをプランとして立てて、追い切り自体はこなせた、計画通り行っていると思っています。

(東京コースに替わるのは)実際、ポジティブな要素しかないと思っています。結果を出しているところですし、広いコースも彼女にとってはプラスに働くと思っています。

彼女に限らず、普段から厩舎の馬たちには従順性を(求めることを)積み重ねていますし、フットワークの質、止まり方も、長距離へ行っても不安はないですし、彼女のリズムで立ち回れるのなら、2400mに延びても良いのではないかと思っています。

(ルメール騎手とは)毎週、仕事はしていますので、お互いの役割を、私は私で自分の管理馬の体調を上げて、彼がパドックで跨り、ポジティブな気持ちで返し馬に行けるということ、どの馬に対しても体調を合わせていくことに、ある意味集中できる関係性ですし、彼は彼で、パドックで跨った瞬間からの背中の感じ、地下馬道や返し馬での馬の雰囲気で、厩舎の、そのあたりのコンディションはジャッジしてくれていて、それが毎週、続いていました。彼自身、ドバイでアクシデントがあったので、一旦途切れているところではありますが、今週から、また来週に向けても、ある意味通常運転に戻るところではあるので、彼の復帰も含めて、ポジティブな要素が多いと思っています。

冒頭で申し上げた通り、前走では期待を裏切る結果だったので、何とか取り戻したい、がっかりさせてしまったものを取り戻したい、という一念で、私はもちろん、厩舎スタッフも、非常に強い気持ちで取り組んでいるところです。今週はホームで戦えます。強いチェルヴィニアをお見せできるように、ここからの3日間は貴重になってきますし、時間はたっぷりありますし、本来の姿を取り戻したいと思っています。日曜日、オークスを楽しみにしていただきたいと思っています。チェルヴィニアを応援していただければと思っています」

クリストフ・ルメール騎手の共同会見でのコメントは以下の通り。

「2歳で重賞を勝ちましたし、ハイレベルで走れます。桜花賞では乗れませんでしたが、休み明けでしたし、大外の18番枠で、大変な競馬だったようですね。今回のオークスでトップコンディションであれば、また良い結果を出せると思います。

まだ(決まった)レースプランはありませんが、(今回は)2400mですし、リラックスすることが必要ですから、スタートにもよりますが、ミドルポジション(中団)で走れて、リラックスしていれば、最後は良い脚を使えると思います。

(これまでにオークスで3勝を挙げて)牝馬のGIが好きです。たくさんの良い牝馬に乗ってきました。アーモンドアイ、ソウルスターリング、スターズオンアース、素晴らしい馬たちでした。(これまでの)オークスでは素晴らしいパフォーマンスができました。(今回も)改めて頑張りたいです。今年は1番人気ではないと思いますが、すごく良い馬ですから、良い競馬を期待しています。

ファンの皆さん、今週のオークスでチェルヴィニアを応援してください。前走はちょっと残念でしたが、リベンジできると思います。よろしくお願いします」


【オークス】美浦レポート アドマイヤベル 
加藤征弘調教師のコメントは以下の通り。

「(フローラステークスは)スタートからゴールまですべてうまくいったという感じです。

(中間に重点を置いたのは)体調の維持ですね。

(きょうの追い切りは)前走と同じような調整です。前走の当該週(の追い切り)よりも動きは活発だったと思います。

(長所は)普段からあまりイレ込まないところ、冷静です。

前走を見ると、上手に折り合って、終いはそれなりのラップでしっかり伸びているので、そのあたりを見ると(距離は)全く問題ないかなと思います。

(レースプランは)前走もそうでしたが、とにかく最初のリズムと折り合いが大事なので、あまり番手などは考えず、最初は気持ち良く走らせて、折り合い重点で、前に馬を置ければ、どの位置でもいいかなと思います。

東京の2000mを3回使って、このレースを目標にローテーションを組んできたので、結果を出したいと思っています」

横山武史騎手の共同会見のコメントは以下の通り。

「(フローラステークスのガッツポーズは)素晴らしい馬だと思っていましたし、調教師と話した通りのレースができて、しっかり勝つことができて、嬉しかったので、あのガッツポーズが出ました。調教では難しい口(向き)を見せる時があるのですが、競馬ではそんなことはなく、乗りやすかったので、いい意味で思っていたのと違って、良かったです。

個人的には、適正距離に関しては、2000mや、もう少し短いところかなと思っていたのですが、調教とは違い、競馬ではすごく乗りやすかったですし、あの折り合いなら2400mでも大丈夫なのではないかと思っています。

すごく人間に素直で、競馬に行くと乗りやすいのが長所ではないかと思います。

フローラステークスでとてもいい勢いをつけられたのではないかと思います。引き続き、いい結果、いい競馬をできるように頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」


【オークス】栗東レポート クイーンズウォーク 
中内田充正調教師のコメントは以下の通り。

(桜花賞を振り返って)この馬としては苦しい展開になったかなという印象です。内枠で厳しいレースになり、この馬の走りができなかったなという印象です。この経験を生かしてもらいたいところです。

(一週前追い切りは)雰囲気は悪く無かったです。放牧帰りで間隔が空いていたので、川田騎手に跨ってもらい、スイッチを再度入れるような形で追い切りを行いました。

(最終追い切りは)先週しっかりやって、その後、馬がぐんと上がってきましたので、きょうは調整程度で終わらせようという意図で、坂路でサッと追いました。動きそのものはとても良かったです。リラックスして走れていました。バランスも良く、このままの走りで競馬を迎えられればというイメージです。

(東京競馬場はクイーンカップで経験しているが)使ってきてどうテンションが変わるかということはありますが、(輸送など)そこまで心配はしていません。

(2400mに対する適性は)あると思います。春はここを大目標にしてここまで来ました。使われて馬自身もしっかりしていますし、経験も積んでいます。それを、今回、生かせればと思います。

(抱負を)臨戦過程は決してスムーズではありませんでしたが、前回の負けを糧にして、今回、馬の力を信じて挑みたいと思いますので、応援よろしくお願いします。


【オークス】栗東レポート ライトバック 
茶木太樹調教師のコメントは以下の通り。

(桜花賞を振り返って)レース前から折り合いに課題があるということでしたが、中間の調教、あとは騎手が上手く乗ってくれたことで、とてもいい内容のレースになりました。

(中間の様子は)もともと幼さの残る体をしていました。相変わらず抜け切っていないところがありますが、背が伸びたという印象はあります。気の勝ったところは少しずつ我慢できるようになって、折り合い面に進境が見られます。

(最終追い切りについて)この馬のパターンで、前に馬を置いて我慢させて、直線だけ伸ばすという形でした。一週前追い切りで馬は仕上がりましたので、あまり時計が速くならないようにという指示を出しました。時計も想定通りです。折り合い面も問題なく、我慢もきいていました。

(2400mという距離について)1800mでデビューしたように、中距離に関しては適性は高いと思います。ですから、同世代の牝馬の中では距離適性は高いと思います。あとは折り合いです。普段の調教の中で折り合いに進境が見られます。桜花賞の後、騎手と話して、オークスに行こうかと話せるレースをしてくれたので、なんとかこなしてくれないかと考えています。

(抱負を)折り合いに難がある馬とクローズアップされているので、応援してくださるファンの方は、この馬の折り合いを信じて馬券を買ってくださると思います。私も信じています。応援よろしくお願いします。

坂井瑠星騎手のコメントは以下の通り。

(桜花賞を振り返って)とにかく折り合いが課題の馬で、その点だけを気をつけて運んだので、後方からになりました。エルフィンステークスの時と比べても折り合いはつきましたし、そのぶんいい脚を使ってくれました。走りのリズムは良かったです。改めて馬の能力の高さを感じたレースでした。

(テンションが課題か)とにかくテンションが高い馬です。前走でも、走ってパドックから出るぐらいです。紙一重なところがあります。その点に関しても、茶木調教師や厩舎スタッフの方と対策を講じてきましたので、もう少し上手く行くと思います。最終追い切りに関しても順調と聞いています。

(2400mについて)わからないところはありますが、本質的には中距離はこなせると思います。エルフィンステークスの時から、オークスを、と言われていましたが、その時は難しいかもと思っていました。ですが、その後の内容が良く、こなせると考えています。

(自信のほどは)前走も良い内容で、同世代では力は上だと思っていますので、自信を持って乗りたいと思います。折り合いさえつけば最後の脚はいいものを持っているので、何とか当日落ち着いて臨めれば、いい結果が出ると思います。応援よろしくお願いします。


【オークス】栗東レポート スウィープフィート 
庄野靖志調教師のコメントは以下の通り。

(桜花賞の結果について)チューリップ賞をいい形で勝つことができました。そこから無事に桜花賞に出走できました。レースは、この馬の持ち味の末脚を生かしたものでしたが、若干進路取りで手間取るところがありました。

(中間の様子は)チューリップ賞の後は疲れもあり、桜花賞までうまく回復しながらというところがありました。今回は、桜花賞後にリフレッシュ放牧に出して、しっかりと疲れを取ることを考えながら過ごしました。戻ってきてからは問題無くオークスに向けて十分立ち上げていける状態でした。

(一週前追い切りについて)しっかり併せ馬をやったことで、しっかり馬もスイッチが入った感じがします。この一追いで、グンと上向いていることを感じます。

(最終追い切りは)いつも通りですが、坂路で、一杯にならない程度に、馬なりから少し強めの気持ちで行ってもらいました。全体時計は速いかと思いますが、ラスト2ハロンをしっかり伸びて、迫力もありました。十分な追い切りができたと思います。

(距離延長について)血統背景からも、東京競馬場の2400mを走ってきた馬たちが数多く見えますし、この馬自身、折り合いに進境が見られます。いい走りができると思います。

(課題は)左回りが初めてです。東京までの長距離輸送も、この時期の牝馬は繊細なところがありますから、不安も楽しみもありつつ当日を迎えたいです。

(抱負を)今回の舞台でも、持ち味の末脚を発揮できれば、いい結果につながると思います、引き続き応援よろしくお願いします。

武豊騎手のコメントは以下の通り。

(今朝の追い切りについては)いい最終追い切りができたということでした。

(初コンビのチューリップ賞について)いいレースができました。調教の段階からいい馬と感じていました。動きも走りそのものも良かったです。

(桜花賞は4着だったが)まだ器用さが足りず、荒削りのところがありました。とはいえずっと外を回って勝てるメンバーではありませんから、道中から内を狙って、どこかが空けばと思い運びましたが、途中から難しいと感じて外に切り替えました。極端なレースでしたが、脚は溜まっていましたので、ラストはいい伸びで、惜しいところまで来てくれました。力は感じました。

(2400mについて)これまでから一気に延びますし、経験している馬も少ないです。それに対応する地力が求められます。ただ、折り合いさえつけば対応できると庄野調教師には伝えて、オークスに行きましょうと言いました。

(初の左回りだが)回りは関係なく、問題ないと思います。それより、とにかく折り合いです。1600mでも少し掛かるところがありますから、むしろその点です。しっかり折り合いさえつけば東京の長い直線はこの馬にとっていいと思います。

(抱負を)桜花賞でも力のあるところを見せてくれました。血統的にも東京競馬場で楽しみを持てます。チャンスのある一頭ですので、頑張ります。


【オークス】栗東レポート ラヴァンダ 
岩田望来騎手のコメントは以下の通り。

(前走のフローラステークスについて)好スタートから、逃げ馬の後ろのいいポジションから競馬ができました。折り合いも良く、最後の直線に向いても頑張って、権利を取ってくれました。

(セールスポイントは)思った以上に折り合いもスムーズについて、のびのび走ってくれるところです。当初、1600mぐらいまでと思っていましたが、長い距離にも対応できそうです。

(これまで3回騎乗して成長を感じる点は)未勝利勝ちはいい脚でした。次に乗った1勝クラスでは結果を出せませんでしたが、(松若騎手が乗った)チューリップ賞では能力のあるところを見せてくれました。ですから、フローラステークスでは勝ちに行く競馬をしました。(東京のような)広いコースの方がのびのび走れていいと思います。

(2400mについて)やってみないとわかりませんが、走れない距離ではないと思います。

(抱負を)ラヴァンダとともに逆転を狙ってオークスでは頑張りますので、応援よろしくお願いします。




水上学の血統トレジャーハンティング

【オークス】ステレンボッシュVSその他?

今週の注目レース・オークス

2016年以降のオークスには、「桜花賞勝ち馬が勝つ」という、身も蓋もないような?現実がある。

もちろん該当しない年はあるのだが、つぶさに見れば2016年と19年は桜花賞馬不出走、2017年と21年は、戦前から明らかな距離不安がささやかれていたレーヌミノルとソダシが桜花賞馬だった。つまり距離云々の声が出ていない桜花賞馬が出走してきたら、今はほぼ2冠確定なのである。

今年の桜花賞馬ステレンボッシュは、名伯楽・国枝調教師が「アパパネやアーモンドアイより扱いやすく、百点満点に仕上げられる」と豪語するほど。血統からも距離不安は微塵もない。となると2冠濃厚とみるのが、近年の歴史からの教えとなるが・・。

唯一重箱の隅をつつくなら、上記期間内に2冠を達成した桜花賞馬4頭のうち3頭が、桜花賞で上がり3F最速をマークしていたのだが、これに該当しないこと。例外は一昨年のスターズオンアースで、桜花賞上がり3位だった。そして今年のステレンボッシュも上がり3位。例外と言えど4例中の1例だから不安とまでは言えないが、いやな材料であると言えないこともない。

桜花賞2着以下の馬たちを差し置いての支持を集めそうなのがチェルヴィニアだ。ご存じのように阪神JFを体調不良で回避、ぶっつけで臨んだ桜花賞では13着に終わった。しかしその素材はデビュー当初からクラシック候補と謳われ、一度使われた良化も著しい。

ただ、どんな理由があれ、桜花賞10着以下からオークスを制したのは11年前のメイショウマンボまで遡ることになる。もちろん当時より調教技術は進歩していたし、馬個々の事情は異なるのだが、ただその11年前は、桜花賞組のレベルが疑問視された年。1番人気となったのは未勝利→フローラSと連勝のデニムアンドルビー(3着)。2着には同じくフローラ組のエバーブロッサムが入っていた。今年の桜花賞組はそこまで甘くないだろう。

先週土曜の振り返り
京王杯スプリングC
◎本命馬
レッドモンレーヴ 2番人気 2着
去年と同じ競馬ができた。差し返して勝ったウインマーベルが見事だっただけ。

$お宝馬
リュミエールノワル 4番人気 5着
お宝馬というには人気になってしまった。昇級戦の先行馬にとっては厳しい流れになったのも不運だったが、馬券圏にあと一歩の粘り。能力の高さは示せた。

先週日曜の振り返り
ヴィクトリアマイル
◎本命馬
ウンブライル 4番人気 6着
当方の想定外のハイペース。テンの3Fは近10年で3番目だった。こうなると厳しいのだが、好位に取り付いて、直線はラスト100までは2着争いに加われた。2着馬とは0秒2差、力は出せている。

$お宝馬
コンクシェル 7番人気 13着
逃げは想定通りも、ペースは大きく想定と異なり息が入らなかった。失速もやむなし。

忘れずにチェック!
次回の狙い馬
土曜東京12R
ローズバルサム 4着
スタート後に左右から挟まれてしまい、リズムを崩していた。それでも終始4番手を回って流れ込む競馬、長い直線でもレースを投げるところがなかったのは収穫。スムーズに捌ければ、勝ち負けに加わっていたはずで、次走こそだ。できれば東京のうちにもう1走したいところ。

土曜新潟12R
ビートエモーション 5着
今回は再ブリンカー。しかしあまり効果なかったようで、終始押っ付け通し、追走に苦労していた。直線もバテてはいないが、追走に脚を使った分伸びもなかった。圧倒的な人気を裏切る形になってしまったが、この内容から見るに、今は1200mは短いのではないだろうか?次走1400mに延ばしてきたら狙いたい。