こんにちは

6月25日(日曜)に行われる第58回宝塚記念(GI)の出走馬の調教後における馬体重をお知らせいたします。

6月25日(日曜)宝塚記念(GI)
枠馬番 馬名       馬体重 計量日 計量場所 所属厩舎 (参考)前走馬体重
1 1 ミッキーロケット  490 6月21日(水曜) 栗東 音無 秀孝 栗東480

2 2 ゴールドアクター  502 6月22日(木曜) 美浦 中川 公成 美浦494

3 3 スピリッツミノル  494 6月22日(木曜) 栗東 本田 優  栗東496

4 4 クラリティシチー  500 6月21日(水曜) 美浦 上原 博之 美浦498

5 5 シュヴァルグラン  476 6月22日(木曜) 栗東 友道 康夫 栗東468

6 6 シャケトラ     520 6月22日(木曜) 栗東 角居 勝彦 栗東508
6 7 レインボーライン  450 6月22日(木曜) 栗東 浅見 秀一 栗東442

7 8 ミッキークイーン  452 6月22日(木曜) 栗東 池江 泰寿 栗東440
7 9 ヒットザターゲット 518 6月22日(木曜) 栗東 加藤 敬二 栗東514

8 10 キタサンブラック 546 6月22日(木曜) 栗東 清水 久詞 栗東536
8 11 サトノクラウン  498 6月21日(水曜) 美浦 堀 宣行  美浦478

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こんにちは

きたさん全力投球!

武豊は暴走しない。騎乗馬が大惨敗するようなペースでは逃げない。騎乗馬の力を的確に判断して、ペースを作って逃げる。たまには逃げて惨敗するときもある。でも少なくとも人気を背負った馬で逃げた場合はめったに惨敗しない。

暴走と思えるペースだとしてもそれはその馬の力を発揮するためのペースであって、暴走ではない。

キタサンブラックの大阪杯、天皇賞春は逃げてはいないけれど、番手からペースを判断して、早めに仕掛けて連勝した。
「少し仕掛けが早いかな」と思っても、「この馬なら大丈夫と判断して、スパートした」(週刊競馬ブックより)とコメントしていた。

その武豊が函館スプリントSでは、2人気の馬で逃げて惨敗してしまった(シュウジ10着)。なぜだろう? テン乗りだけが理由とは思えない。「少しペースが速いかなと思ったけど、この馬のリズムで運んだ」というコメントからも、シュウジの力なら踏ん張れるという判断があっての逃げだったことがわかる。

函館スプリント
1.06.8
3F32.2 1000m54.6

テンの3F32.2は速い。速いけれど、その日の競馬の流れ的には暴走とも言い切れない。

前日の芝1200のHTB杯で函館芝1200のレコードが出た。
1.07.6
3F33.3 1000m56.1
1000万での時計だ。

翌日の8R・平場の500万の芝1200で、再びレコードが出た。
1.07.5
3F32.7 1000m55.1

3F32.7のペースで逃げて1着したエリシェヴァの鞍上が武豊だった。
500万のレースで、このペースで逃げ切った。
でも、このレースをこのペースで逃げ切れてしまったことが函館スプリントの伏線になったのかもしれない。

500万のレースで32.7で、G3の函館スプリントで32.2。0.5速い。
「ちょっと速い」と感じても、重賞クラスの、しかもG1でも短距離なら人気になるほどの馬なら持つと考えてもおかしくない。

しかしシュウジは持たなかった。前記のコメントに付け加えるように「休み明けだったし、まだだったのかも」とあった。「まだだったのかも」の「かも」いうコメントから察すると、万全ではなくても持つと見立てていたように思える。

今週の宝塚記念の焦点は、キタサンブラックに尽きるだろう。
2000の大阪杯、3200の天皇賞春を着差以上の強さで連勝しているキタサンブラックが2200の宝塚で負けるとは思いにくい。

予想オッズ1.7~1.8倍。この数字からもキタサンブラックの評価が圧倒的に高いことがわかる。

頭数も最大で11頭だ。
宝塚記念は13頭立て以下だと単4倍未満の馬が勝ちやすい。予想オッズで単4倍未満の馬はキタサンブラックしかいない。過去歴もキタサンブラックが負けないと教えてくれている。

逃げてよし、2番手、3番手に控えてよし。脚質も安定感抜群。
しかも類希なるスーパー勝負根性もある。負ける要素は見つからない。

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だけど、ふつうに心配ごとも当然ある。誰もが思うあの心配ごとだ。
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1シーズンで、G1を3つ連続で勝てるものなんだろうか? 
秋のG1・天皇賞秋→ジャパンカップ→有馬記念を3連勝した馬はゼンノロブロイとテイエムオペラオーの2頭がいる。だからG1・3連勝はできない芸当ではない。

でも、大阪杯はこの10年で3番目に速い時計だった。天皇賞春はディープインパクトのレコードを0.9秒更新するスーパータイムだった。しかもゴール前は脚が上がって、根性だけで走っていた(そういうコメントもあった)。

最近は秋のG1の中距離3戦を全部取ろうとしている陣営はいない。1つでも取れればベスト、2つ取れれば超ベスト的なローテーションを組んでいる馬ばかりだ。それだけ最近の競馬で3つ頑張るのはしんどいということだろう。

キタサンブラックがG1を3連勝できないとは思わない。ただこの春の2戦は想定よりも死力を尽くしていないか? 調教的には「反動なし!」の見出しが躍っているとしても、調教と実戦は別だ。

大阪杯も天皇賞春もあえて仕掛けを早めて勝利をもぎ取っている。つまり相手の力を利用して、最後に力を発揮する戦法というより、自ら仕掛けて自力で勝負する、肉を切らせて骨を断つ戦法で2連勝しているとも言える。要は常に全力投球しているってことだ。

ディープインパクトの天皇賞春のレコードには死闘感はなかった。でもキタサンブラックのレコードには死闘感があった。だからふつうに、まっとうに心配だ。キタサン全力投球を3球連続でつづけられるか? いや常に全力投球する馬のはず。その全力投球で今回も1着できるか? そういえばnetkeibaニュースにあった武豊騎手会見でも、清水久師会見でも「宝塚を全力投球」というコメントがあった。

キタサンブラックには全力投球ということばが似合う。たのきんかキタサンかってぐらいだ。今回も今までと同じように全力投球で走ったら、誰も太刀打ちできないだろうな…。おっと、心配するはずが感心してしまった。

いかん、いかん!ここはあえて心配する場だった。決死の覚悟で心配せねば!

つまり、3つの全力投球が考えられる。
1 いつも通りにちょっと早い仕掛けで後続を振り切る全力投球。
2 いつも通りにちょっと早い仕掛けをするも、疲れが残っていて、いつもより早めに脚が上がってしまう全力投球。
3 いつもと違う雰囲気を察した武豊がいつもより仕掛けを遅らせる全力投球。

1番なら圧勝だ。
2番なら1着もあれば、3着もありそう。疲れていてもスーパー勝負根性もあるから、凌いでしまうかもしれない。でも去年と同じようにちょっとだけ負ける可能性もある。
3番が一番危ない気がする。それでもスーパー勝負根性で頑張るのだろうけど。仕掛けを遅らせる行為そのものがやや心配を募らせる。

大阪杯も天皇賞春も早めの仕掛けで1着してきた。その戦法がキタサンを一番輝かせる答えだとしたら、今回もそうするはずだ。で、そこにちょっとだけ心配をまぶす。つまり自分の選択は2番だ。

セントライト記念 1着
菊花賞      1着
有馬記念     3着

産経大阪杯    2着
天皇賞春     1着
宝塚記念     3着

京都大賞典    1着
ジャパンカップ  1着
有馬記念     2着

大阪杯      1着
天皇賞春     1着
宝塚記念     ?

これまたわかりきったことだけど、死角があるとすれば3戦目だろう。
今年の強さならそれも杞憂に終わるという見方もできるけど、今回はG1を2連勝しているところでの3戦目、それも遅くないペースを先行して、自力で仕掛けての3戦目だ。

うむ、やっぱり心配するならここだろう。

キタサンブラックを負かすのは大変だ。それは大阪杯、天皇賞春の週に記した「キタサンブラックの負かし方」のとおりだ。それをよく咀嚼して、飲み込んだ上で、キタサンブラックを決死の覚悟で、ちょっとだけ心配してみることにした。

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きたさん全力投球の死角、いや桃源ゾーン
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有馬記念と大阪杯で逃げたマルターズアポジーは、キタサンブラックに交わされると「しゅん」となってズルズル後退したように見えた。1頭で逃げると多少ペースが速くても頑張れるアポジーだけど、キタサン全力投球の前では気力が吸い取られるかのような後退ぶりだった。

力の違いといえば、それまでだけど、自分はキタサンブラックの放つオーラ(威圧)に圧倒されてしまったのではないか? と思った。そしたら大阪杯のレース後にアポジー騎乗の武士沢騎手が面白いことをコメントしていた。

「自分のペースに持ち込めたけど、来られてからのプレッシャーが違うのか、思ったようにギアが上がらなかった」(週刊競馬ブックより。以下同じ)

武士沢騎手は、キタサン全力投球のオーラをプレッシャーと表現していた。自分の表現が当たっているとは思わないが、素っ頓狂でもないはず。

同じく大阪杯では横山の典さん騎乗のサクラアンプルールが道中で、キタサンブラックに外から横付けで併走した。しかし、これまた思った以上の早さで後退してしまった(位置3-3-5-7)。2角を回って、すぐに後退して、最終的には13着に負けた。

力の違いといえばそれまでだけど、2角を回ったところで、後退する馬でもない。これもキタサン全力投球のオーラに威圧されたのではと思ったものだった。

レース後の典さんのコメントは「今日は機嫌が悪かった。それに尽きるね」だった。

キタサンブラックと併走して機嫌が悪くなったというのが自分の見立てだ。少々都合のいい解釈だと我ながら思うけど、ここは個人的にお気に入りのシーンなので、この解釈で行かせてもらう。

とにもかくにもキタサンブラックへの横付けは危険極まりないということだ。
しかし、その一方で、キタサンブラックの背後には走りやすい桃源っぽい環境が生まれているようにも思う。

大阪杯で2着に頑張ったステファノスは、キタサンブラックの背後を取って、最後まで垂れることなく追走した。
天皇賞春でキタサンブラックの背後を取ったのはアドマイヤデウスだった。デウスは4着に敗れたけれど、あわや3着のクビ差4着だった。10人気を思えば大健闘だ。

横付けは危険なオーラに巻き込まれるけれど、背後はオーラが流れて、むしろ走りやすいのかもしれない。思えば、去年の産経大阪杯でキタサンブラックを負かしたアンビシャスはキタサンの背後をずっと追走していた。直線でも典さんは馬体を合わせないように追っていたように見えた。

今回、キタサンブラックの背後を取る馬はどの馬かな?

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宝塚記念・注目馬
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ゴールドアクター
サトノクラウン

ゴールドアクターはどこまで本気で天皇賞春を狙っていたのだろう? 初めから宝塚記念を勝負と決めて、典さんを招聘し、鞍上と輸送の練習を兼ねて、天皇賞春を使ったということはないか。

天皇賞春の出遅れも狙ったものとは思わないけど、結果的にはゴールドアクターの資質を知る良い機会だったとしたら、今回はちゃんとスタートして、背後を取りに行くかもしれない。 

先週まではレコードの出る馬場だったけれど、今週の雨や週末に予報されてる雨で馬場が渋ったら、桃源ゾーンに入れるのではないか? 入れたからといって、勝てるかはわからない。ただきたさん全力投球が2番だったら、チャンスはあるはず。

サトノクラウンは、1着か6着の馬と決定していいのではないか。
全成績6-0-1-6。
気分がよければ1着。気分が乗らなければ6着(6着は過去3回)。

サトノクラウンは、香港でハイランドリールを差し切った。今回、キタサンブラックを差したら、大物食いとも認定できる。

大阪杯は気分が乗らなかったようだけど、その前の京都記念では、3番手を追走し、逃げる馬、番手馬が直線で内に入るのを尻目に外に出して、抜け出した。キタサンブラックとは馬体を合わせずに遠くから差したほうがいい。それがここでも出来るなら大物食いだ。

キタサンブラックの背後にゴールドアクター、ゴールドアクターの背後にサトノクラウン。そんな2段構え。馬場が渋って、きたさん全力投球が2番だったら少しは楽しめそう。

こんにちは

第1124回 春のグランプリ・宝塚記念を分析する

今週は阪神競馬場で、春のグランプリ・宝塚記念が行われる。大阪杯がG1に昇格した今年は、その大阪杯と春の天皇賞を連勝したキタサンブラックが出走を予定しており、断然の1番人気が予想される。果たして「春の古馬三冠」馬がいきなり誕生するのか、それともライバルが意地を見せるのか。データから分析したい。データの分析には、JRA-VAN DataLab.とTARGET frontier JV、馬天楼 for データde出~たを利用した。

■表1 人気別成績

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
1 2-4-2-2/10 20.0% 60.0% 80.0% 59% 106%
2 2-2-1-5/10 20.0% 40.0% 50.0% 100% 78%
3 1-1-2-6/10 10.0% 20.0% 40.0% 67% 73%
4 0-0-1-9/10 0.0% 0.0% 10.0% 0% 19%
5 1-1-0-8/10 10.0% 20.0% 20.0% 113% 67%
6 2-0-1-7/10 20.0% 20.0% 30.0% 278% 94%
7 0-0-0-10/10 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
8 2-0-1-7/10 20.0% 20.0% 30.0% 629% 188%
9 0-1-0-9/10 0.0% 10.0% 10.0% 0% 81%
10 0-1-0-9/10 0.0% 10.0% 10.0% 0% 64%
11~0-0-2-49/51 0.0% 0.0% 3.9% 0% 45%

過去10年、1番人気は連対率60.0%、複勝率80.0%と安定した成績。ただ勝率は20.0%にとどまり、優勝馬は8番人気まで出ている。また、人気薄の2~3着も多く、特に8番人気以下の好走馬7頭中5頭は14年以降の近3年から。今年は登録馬が11頭と少ないが、12頭立てだった14年には1→9→8→12→6番人気と、勝ち馬以外は穴馬が掲示板を占めた例もあり、頭数が少ないからといって波乱度が低いと考えるのは危険だ。


■表2 性齢別成績

性別 年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収 過去5年
牡・セン3歳 0-0-0-2/2 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0% 0-0-0-1
    4歳 4-2-4-31/41 9.8% 14.6% 24.4% 123% 52% 2-1-2-13
    5歳 3-3-1-27/34 8.8% 17.6% 20.6% 70% 49% 2-2-0-12
    6歳 2-2-2-22/28 7.1% 14.3% 21.4% 88% 85% 0-1-0-11
    7歳以上0-0-0-28/28 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0% 0-0-0-12

牝馬 3歳 0-0-0-1/1 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0% 0-0-0-0
   4歳 0-1-2-6/9 0.0% 11.1% 33.3% 0% 207% 0-0-2-5
   5歳 1-2-1-4/8 12.5% 37.5% 50.0% 313% 241% 1-1-1-3

牡・セン馬の性齢別では、4歳から6歳まで好走馬は分散しており、7歳以上は好走なし。また、過去5年にかぎると、6歳馬の好走は14年2着のカレンミロティック1頭のみで、15年には1番人気のゴールドシップが15着。昨年も、連覇を狙ったラブリーデイが、上位3頭からはやや離れた4着に敗退した。こうした近年の傾向も踏まえると、4~5歳馬が中心になる。そして牝馬は計【1.3.3.11】で複勝率38.9%。表1で触れた近3年、8番人気以下の好走馬5頭中4頭を牝馬が占めており、特に穴党なら注目を欠かせない。


■表3 枠番・脚質別成績
枠・脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収 過去5年
1枠 1-0-4-11/16 6.3% 6.3% 31.3% 85% 186% 0-0-2-6
2枠 0-1-2-13/16 0.0% 6.3% 18.8% 0% 27% 0-0-1-7
3枠 1-1-2-14/18 5.6% 11.1% 22.2% 37% 102% 0-1-1-6
4枠 0-4-0-14/18 0.0% 22.2% 22.2% 0% 43% 0-2-0-6
5枠 0-3-0-16/19 0.0% 15.8% 15.8% 0% 57% 0-2-0-7
6枠 3-0-0-17/20 15.0% 15.0% 15.0% 108% 32% 1-0-0-9
7枠 0-0-1-20/21 0.0% 0.0% 4.8% 0% 5% 0-0-0-10
8枠 5-1-1-16/23 21.7% 26.1% 30.4% 359% 92% 4-0-1-6

1~4枠 2-6-8-52/68 2.9% 11.8% 23.5% 29% 88% 0-3-4-25
5~8枠 8-4-2-69/83 9.6% 14.5% 16.9% 125% 47% 5-2-1-32

逃げ 1-0-2-7/10 10.0% 10.0% 30.0% 113% 127% 0-0-2-3
先行 4-7-3-28/42 9.5% 26.2% 33.3% 79% 94% 3-3-1-14
中団 4-1-4-44/53 7.5% 9.4% 17.0% 144% 68% 1-1-1-21
後方 1-2-1-42/46 2.2% 6.5% 8.7% 6% 25% 1-1-1-19
※脚質はTarget frontier JVによる分類

枠番別では、8枠が10年で5勝の好成績。この10年のうち、11年までは開催4日目に行われていたが、12年以降の5年間は8日目に行われており、その過去5年の優勝馬はすべて6枠から外から出ている。中~内を引いても2~3着の可能性は残されるが、まず勝ち馬は外めの枠を引いた馬から検討すると良さそうだ。 一方脚質は、先行した馬の連対が多く、過去10年では連対率26.2%、過去5年でも連対馬10頭中6頭を占める。ただ、昨年は3コーナー10番手のマリアライト、ドゥラメンテのワンツー決着。一昨年は先行したラブリーデイを、道中最後方近くからデニムアンドルビーが追い詰めており、先行型ばかりにこだわる必要性も薄そうだ。


■表4 前走レース別成績(好走馬輩出レース)
前走レース名 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
天皇賞(春) 4-3-2-32/41 9.8% 17.1% 22.0% 38% 46%
金鯱賞    2-1-2-12/17 11.8% 17.6% 29.4% 146% 94%
鳴尾記念   1-2-1-9/13 7.7% 23.1% 30.8% 109% 144%
目黒記念   1-0-1-17/19 5.3% 5.3% 10.5% 132% 28%
QE2世C  1-1-0-3/5 20.0% 40.0% 40.0% 134% 72%
メトロポリタンS 1-0-0-0/1 100.0% 100.0% 100.0% 3780% 710%
ヴィクトリアM 0-2-2-6/10 0.0% 20.0% 40.0% 0% 269%
ドバイシーマC 0-1-1-4/6 0.0% 16.7% 33.3% 0% 38%
安田記念   0-0-1-7/8 0.0% 0.0% 12.5% 0% 13%

前走レース別では、天皇賞(春)出走馬が最多の7連対だが、出走数も多く好走確率はさほど高くない上、好走馬が人気馬中心のため単複の回収率は低めだ。その他では、中3週で行われていた11年までの金鯱賞、12年以降中2週になった鳴尾記念組の好走が多い。ほかに、勝ち馬こそ不在ながら好走馬4頭を出すヴィクトリアM組にも注目。また、大阪杯からの直行馬は【0.0.0.5】だが、G1昇格で傾向が変わる可能性もある。


■表5 前走天皇賞(春)からの好走馬
年 馬名      性齢 人気 着順 前走人気 前走着順
07 メイショウサムソン 牡4 2  2  2  1
08 メイショウサムソン 牡5 1  2  2  2
09 ドリームジャーニー 牡5 2  1  5  3
11 エイシンフラッシュ 牡4 3  3  3  2
12 オルフェーヴル   牡4 1  1  1  11
13 ゴールドシップ   牡4 2  1  1  5
14 ゴールドシップ   牡5 1  1  2  7
15 デニムアンドルビー 牝5 10  2  9  10
16 キタサンブラック  牡4 2  3  2  1

表5は前走天皇賞(春)組の好走馬9頭である。まず年齢はすべて4~5歳。そして牝馬・デニムアンドルビーを除く8頭は3番人気以内。この4~5歳かつ3番人気以内を満たした馬は【4.2.2.2】で全馬4着以内。このうち、4番枠以内は【0.1.2.2.】、9番から外は【4.1.0.0】と、ここでも枠順で差がついている。 また、天皇賞(春)での人気や着順はさまざまだが、同レース連対馬は【0.2.2.9】と勝利なし。対して3着以下は【4.1.0.23】。3着以下の馬が馬券圏内にまで食い込めれば、1着まで持って行く可能性が高い。


■表6 前走天皇賞(春)以外のG1からの好走馬
年 馬名          性齢 人気 着順 前走人気 着順
07 アドマイヤムーン 牡4 3 1 QE2世C … 3
09 ディープスカイ  牡4 1 3 安田記念 2 2
10 ブエナビスタ   牝4 1 2 ヴィクトリアM 1 1
11 ブエナビスタ   牝5 1 2 ヴィクトリアM 1 2
12 ルーラーシップ  牡5 2 2 QE2世C … 1
13 ジェンティルドンナ牝4 1 3 ドバイシーマC … 2
14 ヴィルシーナ   牝5 8 3 ヴィクトリアM 11 1
15 ショウナンパンドラ牝4 11 3 ヴィクトリアM 7 8
16 ドゥラメンテ   牡4 1 2 ドバイシーマC … 2

続いて表6は、前走が天皇賞以外のG1(海外含む)だった好走馬9頭である。こちらも天皇賞(春)同様、好走馬はすべて4~5歳馬。また、9頭中7頭は3番人気以内で、残る2頭は牝馬という点も天皇賞(春)の傾向と似ている。大きく異なるのは前走着順で、9頭中8頭が前走でも3着以内に好走した馬だった。そして、この組で唯一優勝したアドマイヤムーンは前走3着。前走連対馬に勝利がないのは天皇賞(春)と同様だ。


■表7 前走G2以下からの好走馬
年 馬名       性齢 人気 着順 前走人気 着順 過去1年芝20~22
07 ポップロック   牡6 4 3 目黒記念 1 1 京都記念2着
08 エイシンデピュティ牡6 5 1 金鯱賞 2 1 金鯱賞1着
  インティライミ  牡6 11 3 金鯱賞 4 7 朝日CC1着
09 サクラメガワンダー牡6 3 2 金鯱賞 1 1 金鯱賞1着
10 ナカヤマフェスタ 牡4 8 1 メトロポリタンS 3 1 セントライト記念1着
  アーネストリー  牡5 3 3 金鯱賞  1 1 金鯱賞1着
11 アーネストリー  牡6 6 1 金鯱賞  3 3 札幌記念1着
12 ショウナンマイティ牡4 6 3 鳴尾記念 1 2 大阪杯1着
13 ダノンバラード  牡5 5 2 鳴尾記念 3 3 アメリカJCC1着
14 カレンミロティックセ6 9 2 鳴尾記念 2 4 金鯱賞1着
15 ラブリーデイ   牡5 6 1 鳴尾記念 2 1 京都記念1着
16 マリアライト   牝5 8 1 目黒記念 1 2 女王杯1着

最後に表7は、前走G2以下からの好走馬12頭で、ここでようやく6歳馬の好走がある。また、G1組とは違い、12頭中10頭が4番人気以下と、穴馬の好走も多く見られるのが特徴だ。前走は12頭中10頭が3着以内で、11頭が3番人気以内。基本的には上位人気で馬券に絡んできた馬が狙いだ。また、12頭中10頭は、過去1年に芝2000~2200mのG2以上で優勝した実績を持っていた。残る2頭、08年のインティライミは前年の京都大賞典優勝、07年のポップロックは前走目黒記念を制しており、芝2000~2500mとすれば、全馬1年以内にG2以上を制している


【結論】
1番人気は安定しているが、勝率は20.0%にとどまる宝塚記念。人気薄でも8番人気まで優勝馬が出ているほか、頭数が少ない年でも穴馬の激走が見られる。近年は外枠の成績が良く、年齢は4~5歳が中心。特に前走G1出走馬の好走は4~5歳馬ばかりだ。また、前走G1連対馬は過去10年勝利なし。G2以下なら前走人気で好走し、なおかつ1年以内に芝2000~2500mのG2以上での勝利が欲しい。

冒頭にも触れたように、今年は春のG1を連勝したキタサンブラックが大きな注目を集めている。しかし、表5~6触れたように、前走G1連対馬が勝てていないのが過去10年の宝塚記念で、計【0.6.5.18】。複勝率37.9%と2~3着候補としては良いものの、1着候補としてはシュヴァルグラン(天皇賞2着)ともども不安が残る。

そこで、天皇賞(春)3着以下からの逆転候補として挙げたいのが、同レースでは9着に敗退したシャケトラだ。前走G1組の好走条件となる、4~5歳馬(本馬は4歳)で今回も上位人気の一角が予想される上、天皇賞組なら上位人気(本馬は3番人気)で3着以下に敗れた馬が逆転候補という傾向。走り慣れた距離に戻って一変もあり得る。

一方、天皇賞(春)1、2着のキタサンブラック、シュヴァルグランは5歳で、2~3着候補としては特にこれといったマイナス材料はない。ともに今回も上位人気が予想されるが、表5本文で触れたように、天皇賞組の4~5歳馬かつ今回3番人気以内なら【4.2.2.2】と安定している。また、表3や表5本文で触れたように外枠の優勝馬が多いため、枠順抽選の結果次第ではシャケトラも含め3頭が互角になる可能性もある。

前走天皇賞(春)以外の登録馬は前走3着以内が目安だが、今年は全馬4着以下で上記3頭との比較では苦しい。そんな中では、近年の傾向から牝馬のミッキークイーン。15年にはヴィクトリアM8着のショウナンパンドラが11番人気で3着に好走しており、同レース7着でも穴馬としては注目できる。その他では、前走レース別から鳴尾記念組のスピリッツミノル。そしてG1昇格で傾向が変わる可能性のある大阪杯組・サトノクラウン、ミッキーロケットあたりは、資金やオッズとの相談で余裕があれば押さえておきたい。

こんにちは

あー自分はダメだ。反省します。

松井秀喜氏が絶不調でも失わなかった不動心 巨人OBが驚いた言葉とは

【球界ここだけの話】

 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に日本代表として出場した日本ハム・中田、DeNA・筒香、ヤクルト・山田が不調に苦しんでいる。中田は右内転筋痛で2軍落ちも経験し、54試合で打率・240、8本塁打、35打点。筒香は62試合で打率・269、6本塁打、30打点。山田も65試合で打率・213、8本塁打、29打点と本来の力を出せずにいる。

 どんな一流選手でも一度は経験するスランプ。今月9日に日本ハム-巨人戦(札幌ドーム)で評論家として球場を訪れていた、巨人OBの清水隆行氏(43)に興味深い話を聞いた。

 元チームメートの松井秀喜氏(43)のエピソードだ。1998年春、ゴジラは絶不調だった。開幕から32打数無安打。初本塁打は11試合目だった。4月は打率1割台。さすがにチームメートも心配していたという。ある試合後、ロッカールームで毎試合後のルーチンとしていたグラブやスパイクを磨いていた松井氏に、先輩の後藤孝志(現巨人3軍コーチ)が気を使って、「ゴジ、大丈夫だよ。終わってみると、普通の成績になっているから」と声をかけると、「俺もそう思うよ」と当然のごとく返答したという。

 その姿を清水さんは横から見ていた。「さすがに滅入っているのかなと思ったんだけどね。あっけらかんと『そう思うよ』だもん。シーズンが終わったら、本塁打(34本)と打点(100点)の2冠。言ったとおりになるんだから、本当にすごいよ」という。好不調にかかわらず、“自分”を崩すことなく、心も揺れない。松井氏がモットーとする「不動心」に驚かされた。

 「松井はどんなときも変わらない。普通、4安打とかしたら気持ちが盛り上がったり、打てなかったら沈んだりするけど、そんなことを見たことがない。どんなときも変わらない。それが本当の一流選手なんだろう。松井にあるとき、『ジーターって、どんな選手』って聞いたら、『どんなときも変わらない。どんな人と接するときも変わらない』って言っていたね。松井にそういわせるジーターって、さらにすごいんだろうな」

 中田、筒香、山田。現在の日本球界を代表するスラッガーたちの才能は誰もが認めるところ。23日から再開するリーグ戦で、どんな形で復調していくのかにも注目して見ていきたい。(桜木理)
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競馬で勝っても負けても変わらない、「不動心」。

常に努力して研究していれば、一時期負け続けても1年間トータルでは勝ち越せるという自信が持てるんでしょうね。

まだまだ、「不動心」に至らない。

こんにちは

デイリースポーツの記事です。

大きな経験になった野中騎手の仏参戦 表情晴れやか「濃い1週間」

 満足げな表情で野中悠太郎騎手(20)=美浦・根本=が振り返る。「中身の濃い1週間でした」。先週、フランスのシャンティイ競馬場で行われた「ロンジン・フューチャー・レーシング・スター賞(若手騎手招待レース)」にJRA代表として参加。レースは先行策から直線でいったんは抜け出したものの、最後に差されて2着に敗れた。

 「切れ負けした感じですね。ただ、あれで負けるのなら仕方がないと思います」。勝利こそ逃したが、表情は晴れやかだ。レースまでの1週間をフランスで過ごし、追い切りに騎乗するなど、充実した日々を過ごした。「レースはもちろんのこと、調教にも乗せてもらい、いい経験をさせてもらいました」と目を輝かせる。

 「海外へ行ったことで、改めて日本の競馬の素晴らしさを知ることもできました。また行きたいですね。他の国ではオーストラリアも興味があります」と笑顔を見せる。若手騎手にとっては貴重な体験。これが今後の財産になるはずだ。
(デイリースポーツ・小林正明)