こんにちは

第32回フェブラリーステークス レース回顧
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/ced9331/

フェブラリーS(G1・東京・ダート1600m・良)

昨年はあっと驚く最低人気コパノリッキーの逃げ切りだったが、今年は堂々1番人気での出走。
昨年末のチャンピオンCと比べると1枚落ちるメンバー構成というのは戦前の評価だろうし、多分それは正しい。
それほどホッコータルマエの存在は大きいし、エアハリファの回避も大きい。

率直に振り返ると不思議なレース。

レースを予想するのは本当に難しい。
騎手の方々も恐らくほぼ間違いないだろうと思っていたコーリンベリー痛恨出遅れ。
パトロールビデオ見ると、後ろ脚が滑ってる。ああ、無念なり。

カゼノコ、シルクフォーチュン、外のワイドバッハとサトノタイガー、最内ローマンレジェンド、芝で遅れているハッピースプリント。
それ以外の9頭が横一線のスタート。
コパノリッキーも然程良くないけど、自身より内が全部遅れてるので、スーッと走るだけで先頭集団には行けた。

ハッピースプリントは懸念してたけど、やっぱりここで遅れてしまったか。
吉原騎手が促しているけど、後方に取り付くのが精一杯。この辺が芝スタートという特殊な競馬場ならでは。

スタートから11秒地点位で9頭が綺麗に横一線。
さて、どうなるかと思ったらなんとアドマイヤロイヤルが先頭へ、コパノリッキーは2番手でというレースに。
ここまで約20秒。距離にして約350m。早々に想定が外れ、「???」のままレースが流れる。

このレースはペースが乱高下した。
ダートではよく「一本調子」とか評される馬が強いが、ここまで乱高下するダートでしかもG1というのは記憶に無い。

ラップは以下の通り。
12.3-10.6-11.4-12.6-13.1-12.3-11.5-12.5

前半34.3はかなり速い。
これを上回るのはメイショウボーラーとトウショウギアがブッ飛ばした2006年のカネヒキリの年で33.9。
キョウエイマーチとオリオンザサンクスが競り合い、道中最後方のウイングアローがまとめて差し切った2000年で33.7。
これらの次。あれ?そんな流れたか?と思うけど、前半3Fだけは流れた。

そこから一気に3コーナー位からペースダウン。1600mのG1で13.1という信じられないスローラップが刻まれた。
ちなみに2F目の10.6は2000年以降2位タイのラップ。そして2000年以降13.1は最も遅いラップ。その2つが混在した。
ダートにしては珍しい。とにかく不思議なレースとしか言えない。

道中はワンダーアキュートが少しかかり気味だったのと、ベストウォーリアがガッチリ手綱を抑えていたのが印象的な位。
レース運びはローマンレジェンドがいい。とにかく速い流れは無視して、スローになった所で差を詰めるという理想的な運び。
最内をプラスと見るかマイナスと見るかで意見は分かれるところ。個人的にはマイナスだったと思う。
4コーナーでもう少し前に行けたはずなので、4コーナーで外目ベストウォーリアの後ろ辺りにつけられれば…と。

4コーナーではシルクフォーチュンが外から捲り気味に進出。あれもスローになった所での勝負なのでいいと思う。
結果は15着だったけど、あんなもんだろう。

その後ろで外にカゼノコ、内にワイドバッハだったが、直線では逆になっている。
限度内だと思うけど、カゼノコは直線入り口で外から鞭入れてワイドバッハをカットした。
そこでワイドバッハは外に出さざるを得ない状況に。あれがなければ着差を考えると2つ3つ上もあったか。私なら審議。

直線でも粘るアドマイヤロイヤルをコパノリッキーが馬なりで。
外から激しいアクションと共にインカンテーションとキョウワダッフィー、グレープブランデーが。


残り200m地点。
ここまでほぼ馬なりで抜け出したコパノリッキー。
インカンテーションは相変わらず叩かれてる。。。内田さんご苦労様です。
ベストウォーリアはようやく外のシルクフォーチュンが潰れたので、走路が広く開いた。ここまでちょっと時間がかかった印象。

そして最内強襲した岩田騎手のローマンレジェンド。
4コーナーからの流れはスムーズではあった。アドマイヤロイヤルもコパノリッキーもグレープブランデーもフラフラしなかったし。


あと少しの地点。
余力十分に見えたし、もっと離すかなと思ったが意外に最後スピードに乗らないコパノリッキー。
ラストは12.5とダウン。まぁもちろん抜け出したのもあるけど、もっと余力がありそうだった割に、という意味で。
インカンテーションが外から迫る。


期待の4歳馬としてカゼノコは差をつめてるけど、ワイドバッハに抜かれちゃうのね。上がり36.2。
ピッチ走法で走る馬だけど、距離が長い方がいいのか?追走が楽だからそっちの方がいいかも。

ハッピースプリントは0.7秒差の11着。
前半追走に苦労してる。上がりこちらも上がり36.2。戦えない事は無いだろうけど、クラス慣れが必要かな。

ベストウォーリアは結構待って追い出したのに最後脚色が一緒に。若干長いか。
ベストが1400だろうけど、この流れなら最後まで伸びきって欲しかった。
外回されて…というコメントが出てたけど、そういう感じでもない気がする。

2連覇達成。強い馬だけど、少なくともフェブラリーSの2勝はどちらも不思議なレース。
タイムは昨年より落としてるし、ラストも12.5だからそれ程でもない。なんでだろう?時計的には評価しにくいレースだと思う。



スポンサーサイト