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水上学のGⅠ血統プロファイリング+MMチャート
http://keibalab.jp/special/2015/arimakinen/blood.html


過去10年・トレンドジャッジ
●とにかく内枠有利が顕著。枠番を足して9以下の数字で決まったのが、1990年以降の26回の内18回もある。さらに近年はその傾向が一層強まって、枠番を足して6以下の決着が01年以降の15回で9回。基本的に迷ったら5枠以内から軸を選ぶべきだ。 なお05年以降の勝ち馬のうち10頭は、GⅠ勝ちの経験があるか、2回以上2着に入った経験がある。

●血統的には、目下父サンデーサイレンス系が11連勝。そして母の父トニービンの激走傾向がありますが、今年は該当なし(サトノノブレスは除外対象)。ディープインパクト産駒は去年のジェンティルドンナが初連対。同じサンデー系でもステイゴールドやネオユニヴァースのような馬力、持続力系の好走が目立っている。またキングマンボ系はヒモに必ず押さえておきたい(今年はキングカメハメハ産駒)。


今週の血統トレンドはコレだ!
◆とにかく内枠が有利
◆勝ち馬のほとんどがG1勝ちか2回以上の2着を経験
◆父サンデーサイレンス系が圧倒的
◆キングマンボ系の血も押さえておきたい


今年のレース傾向は?
●消耗が気になる、今年10戦目という破格のローテで挑むラブリーデイ。トレセンで取材している身ではないので、外見から判断することはしないが、通常は有馬記念制覇を狙う馬にとってはあり得ないパターン。

●アドマイヤデウス、ゴールドアクター、サウンズオブアース、ラストインパクト、リアファルと、GⅠ未勝利馬に魅力のある馬が多いこと。その力量、序列をどう判断するべきか。



有力馬・血統MMチャート

キタサンブラック 7点
ブラックタイドは、全弟ディープインパクト産駒よりもパワーが強く、その分切れがないが、持続力勝負に持ち込むと大駆けする。母の父サクラバクシンオーということもあって、菊花賞制覇は本当に驚いたが、瞬発力がない代わりにパワーだけなら、ドゥラメンテがいない3歳世代ではトップだったということなのだろう。舞台が中山に代わるのはベターで、引き続き好走が見込める。


ゴールドシップ 6点
このレースで1着&3着が2回あるわけだから、適性には疑いがない。やる気が出るかどうかという、予想ファクターとは別次元の心配をするしかない。ハッキリいってこの馬については勘だけだろう。個人的には、加齢と去年の内容から、印を打っても白三角の一番下くらいの評価が精一杯だ。


ラブリーデイ 6点
ミスタープロスペクター系の優勝は今だなく、キングマンボ系は2,3着に入って穴を空けるのが有馬記念の歴史。内枠を引けば少し評価を上げたいが、血統と臨戦過程からはこちらも連下程度だろう。


リアファル 9点
父ゼンノロブロイは有馬記念圧勝。先週から時計が出るようになってきた中山芝だが、ゼンノロブロイ産駒は速い馬場も重い馬場もこなせる。加えて小回りコースの芝中長距離では、ネオユニヴァース産駒と並ぶ双壁の存在だ。母の父エルコンドルパサーも黙って買い。加えて、母の母がネヴァーベンド系×リボー系という、いにしえの有馬記念2大父系同士の配合。欠点と言えばGⅠ連対経験無しという点だけ。


水上学が注目の伏兵馬・血統MMチャート

アドマイヤデウス 7点
アドマイヤドンは母の父トニービンの良さを活かして、代表産駒はこの馬やアルバートのように芝中長距離で強い馬となっている。近親アドマイヤフジは中山金杯、祖母アドマイヤラピスはステイヤーズS勝ちで、冬場の中山には強い一族。コース適性は日経賞勝ちがあり実に高いが、内枠がほしい。問題は今深刻な不振に陥っている岩田騎手の手綱。


ゴールドアクター 7点
父スクリーンヒーローは、ジャパンC完勝、個人的に有馬記念で本命にしたのだが完敗してしまった。ノーザンテーストが強く出ている血統だが、この馬は急坂のあるコースでは厳しいかもしれない。ハイペースでの凌ぎ合いになれば、しぶとい母系が武器になるが…。


サウンズオブアース 8点
ゼンノロブロイと並んで、芝中長距離の小回りコースでの屈指の種牡馬ネオユニヴァース産駒。そして3代母がリボー系で、大レースに強い爆発力が秘められている。さらにかつての中山の代表種牡馬ボールドルーラー系の本尊ボールドルーラーが祖母の祖父に入っている。配合のイメージはリアファルに似ている印象。やや気難しいところだけが心配。


ヒットザターゲット 7点
キングカメハメハ産駒であることについてはラブリーデイを参照のこと。こちらは、母の父がトニービンではないが、同じグレイソヴリン系のタマモクロスであり、有馬記念への適性は悪くない。もし4枠以内を引けたら、8点に引き上げたいくらい。一発の魅力はある。


ラストインパクト 7点
去年本命にして、ドスローペースに泣いた。今年特に成長した感じはないし、前走にしてもムーアの力が大きかった。去年よりも粒が揃っており、今でも去年の方がチャンスはあったと思っているが、印を回しておく必要はあるだろう。ただ、中山よりも東京の方が合っている印象は拭えない。


総括
「血統、レース内容、消耗度の少なさから、リアファルとサウンズオブアースのどちらかを本命にすることになりそうだ。ただ、前に行った馬が残りやすいレース傾向、馬場傾向を考えると、リアファルが一歩リードか。ラブリーデイ、ゴールドシップ、ショウナンパンドラは問題点も多く、現時点では連下以上の評価はしづらい。」
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