こんにちは

我慢して堅く行く、朝日杯
http://news.netkeiba.com/?pid=column_view&wid=D01
◆勝ち切れていないが崩れてもいない人気馬

 朝日杯の馬券を買うというのは、「穴狙いしたくなる気持ちとの戦い」だ。そのくらい、堅いG1である。

 過去10年の朝日杯で全馬の単複を均等買いした場合の回収率は、単勝58%・複勝48%。2003年以降(既に終了したレースは11回、ヴィクトリアマイルは8回、朝日杯と有馬記念は10回)の平地G1では、複勝回収率が一番低い。1番人気馬の回収率が単54%・複104%で、勝ち切れていないが崩れてもいない様子が見てとれる。

 反対に人気がなかったほうの好走例も見てみよう。過去10年に馬券に絡んだ馬で、複勝下限オッズ(複勝オッズには幅があるが、その一番安いほう)がいちばん高かったのはレッツゴーキリシマ(07年2着)なのだが、その下限オッズが560円(実際の配当は730円)。例外的な穴馬でもこの程度だ。

 荒れない理由は、臨戦過程の重賞で馬の優劣がついてしまうことになる。過去10年、前走重賞組の成績は[8-9-6-58]だから馬券に絡む馬の約8割がこれに該当するが、前走6着以下だった馬は[0-1-0-15]。マイネルロブストが一昨年に2着したのみだ。

 前走5着以内の馬は[8-8-6-43]ということになるが、そのうち前走が1番人気だった馬が[6-3-2-9]、2番人気が[1-2-1-6]と安定しており、両者合算の回収率は単134%・複91%。複が100%に達していないが、先述したように全馬平均が48%の世界だからそれに比べるとはるかに高い。

 今回、前走1~2番人気、前走5着以内の条件を満たすのはアトムだけ。キャリア2戦でも、この馬は無視しづらい。
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昨年の「重賞データ分析」です。今年のが、明日ですけど待てないので。役に立ちそうですよ。
枠番がすべてを決めるレース!?/朝日杯フューチュリティS
2012年12月12日(水)18時00分
■朝日杯フューチュリティS(G1・中山芝1600m)フルゲート16頭/登録33頭
【特注必見データ!】 ~コースデータから~
・中山芝1600m 枠番別成績(16頭立て)
 [全体平均] 勝率6.3% 連対率12.5% 複勝率18.8% 複勝回収率70%
 [1枠~4枠] 勝率8.1% 連対率15.1% 複勝率21.1% 複勝回収率71%
 [5枠~8枠] 勝率4.5% 連対率10.0% 複勝率16.4% 複勝回収率68%
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 [1枠~2枠] 勝率8.4% 連対率15.9% 複勝率22.6% 複勝回収率76%
 [3枠~4枠] 勝率7.8% 連対率14.3% 複勝率19.7% 複勝回収率67%
 [5枠~6枠] 勝率5.6% 連対率10.6% 複勝率17.4% 複勝回収率77%
 [7枠~8枠] 勝率3.5% 連対率 9.4% 複勝率15.5% 複勝回収率60%
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 [逃げ複勝率] 1枠~2枠・36.2% 3枠~6枠・複勝率36.7% 7枠~8枠・33.3%
 [先行複勝率] 1枠~2枠・37.3% 3枠~6枠・複勝率33.2% 7枠~8枠・25.3%
 [差し複勝率] 1枠~2枠・25.0% 3枠~6枠・複勝率19.4% 7枠~8枠・15.1%
 [追込複勝率] 1枠~2枠・ 4.2% 3枠~6枠・複勝率 2.8% 7枠~8枠・ 7.0%

・中山芝1600m 1000万下~重賞 枠番別成績(16頭立て)
 [全体平均] 勝率6.4% 連対率12.5% 複勝率18.8% 複勝回収率70%
 [1枠~2枠] 勝率10.8% 連対率20.3% 複勝率28.4% 複勝回収率80%
 [3枠~6枠] 勝率6.4% 連対率10.8% 複勝率15.9% 複勝回収率69%
 [7枠~8枠] 勝率2.0% 連対率8.2% 複勝率15.0% 複勝回収率61%

 中山芝1600mといえば「内枠有利」の代名詞的存在。1コーナー横のポケットからスタートする特殊なコースレイアウトであるため、外枠から思い通りのポジションを取りに行くのは至難の業なのだ。

 まずは、単純に[1枠~4枠]と[5枠~8枠]を比較したデータから。連対率ベースで見るとわかりやすいのだが、なんと5%前後という大差が出ている。たかが5%と思うかもしれないが、これは「平均値12.5%」における5%であり、劇的な差といっても過言ではないほど。信頼度に関していえば、間違いなく圧倒的に内枠有利である。

 これは、枠番をさらに細かく区切って見ると、さらによくわかる。枠番が内から外へ行くに従って、各数値がキレイに下り坂となっているのが見てとれるはずだ。とくに7枠~8枠の成績不振は目立っており、明らかに不利と断言できるほど。ちなみに、集計期間内における「7枠~8枠の4番人気以下馬」は、のべ487頭が出走して3頭しか勝っていない。

 この「枠番の内外」を最も気にするべきなのが、差し馬。1枠~2枠に入った差し脚質がトータル複勝率25.0%なのに対して、7枠~8枠のそれは15.1%と、その差じつに10%! 枠番を問わず好走が期待できる逃げ・先行脚質とは違って、枠番には徹底的にこだわるべきだ。

 そして最後に「特注」といえるデータを。よりシビアな戦いとなる1000万下~重賞においては、内枠有利がさらに加速。1枠~2枠が勝率が10.8%、連対率20.3%であるのに対して、7枠~8枠は勝率2.0% 連対率8.2%と、その格差はさらに拡大する。出走馬すら確定していない段階にもかかわらず、1枠~2枠というだけで「買い」と言ってしまいたくなる。

【コース基本情報】中山芝1600m Aコース使用
・コース回収率
 [標準] 単勝72%・複勝72% 回収率のわりには超人気薄の激走例多発で要注意

・馬連万馬券出現率
 [高め] 14.6%(平均値△2.6% 馬連平均配当6145円)

・枠番別連対率(16頭立て以上)
 [内枠有利] 内枠15.9%・中枠12.4%・外枠9.4%

・脚質別信頼度
 逃げ>先行>>差し>>>追込 上のクラスだと差しは届くが追込は徹底的に不振

・推定ラップ&タイム
 [前傾] 34.3-23.8-35.5=1.33.6 瞬発力よりも持久力の要求度が高い流れ

 コース全体の回収率はいたって普通だが、馬連平均6145円、馬連万馬券出現率14.6%と波乱傾向アリ。きわめてクセの強いコースなので、こういう結果が出てくるのも当然といえば当然だ。また、圧倒的に先行優勢であるのも前述した通り。1000万下~重賞ではさすがに差しが届くようになるが、基本的に前有利であるのは変わらない。

 また、レースの流れが前傾であり、そこで問われる適性は、翌年の牡馬クラシックで問われるものとは大きく異なる。「朝日杯はクラシックに繋がらない」などと言われて久しいが、論理的に考えれば当然の話。今からクラシック向きと言われているような馬だと、逆に危なっかしい側面がある。ここで狙うべきは「一流のマイラーに育ちそうな馬」なのだ。

 内枠有利については、特注データの項目で触れた通り。先行勢も差し馬も、内の枠であればあるほど信頼度が高いと考えていい。外枠がプラスに出るとすれば、追い込み脚質の馬くらいのもの。超ハイリスクでオススメはしかねるが、覚悟の上ならば買うのもアリか。

【レース基本情報】朝日杯フューチュリティS(G1) 過去10回
・レース平均配当
 単勝794円 馬連3093円 3連複6655円

・1番人気馬成績
 [2-2-4-2] 連対率40.0%・複勝率80.0%

・3番人気以内馬成績
 [7-4-5-14] 連対率36.7%・複勝率53.3%

・10番人気以下馬成績
 [0-1-1-64] 連対率1.5%・複勝率3.0%

・3着以内馬脚質シェア
 [逃げ] 13.3% [先行] 36.7% [差し] 36.7% [追込] 13.3%

・枠番別成績
 [1枠] 2-1-4-12 連対率15.8% 複勝率36.8%
 [2枠] 3-2-1-13 連対率26.3% 複勝率31.6%
 [3枠] 1-2-1-16 連対率15.0% 複勝率20.0%
 [4枠] 2-1-2-15 連対率15.0% 複勝率25.0%
 [5枠] 0-1-0-18 連対率 5.3% 複勝率 5.3%
 [6枠] 2-2-1-15 連対率20.0% 複勝率25.0%
 [7枠] 0-0-0-20 連対率 0% 複勝率 0%
 [8枠] 0-1-1-17 連対率 5.3% 複勝率10.5%

・前走クラス別成績
 [新馬・未勝利] 0-0-0-9 連対率0% 複勝率0%
 [500万下] 1-1-2-41 連対率4.4% 複勝率8.9%
 [OP特別] 1-0-2-22 連対率4.0% 複勝率12.0%
 [重賞] 8-9-6-53 連対率22.4% 複勝率30.3%

・厩舎所属別成績
 [美浦] 3-5-4-51 連対率12.7% 複勝率19.0%
 [栗東] 7-5-6-74 連対率13.0% 複勝率19.6%

・注目出走パターン
 [買い] 前走重賞1着馬(連対率40.9%、複勝率54.5%)
 [買い] 1枠~4枠に入った前走2番人気以内馬(複勝率48.4%)
 [全滅] 7枠~8枠に入った前走2着以下馬
 [消し] 前走1番人気馬をのぞく前走4角10番手以下馬(複勝率2.6%)

 人気薄でこのレースを制したのは、過去10年で02年エイシンチャンプ(8番人気)くらいのもの。また、前走オープン以外からの臨戦で制したのも、昨年の勝ち馬アルフレード1頭である。平均配当を見てもわかるように、そう大きく荒れる傾向にはないレース。そろそろドカン!と来る気がしないでもないが、10番人気馬はトータル[0-1-1-64]で複勝率わずか3.0%。無茶振りはしないほうがよさそうだ。

 コースデータとの相違点となるのが、意外に差しが届いているという点。前半~中盤で速いラップが刻まれやすいのもあって、中団からでも意外に届いている。しかし、4コーナーを10番手以下で回ってしまうと、さすがに期待薄。最低でも中団を取れることが、このレースを勝ち負けする上での必要条件と言える。

 枠番についてはコースデータ以上に外枠不利で、7枠~8枠はトータル[0-1-1-37]と大不振。連対を果たせたのは、ハナに行けた上に1番人気馬だった03年のメイショウボーラーだけだ。昨年こそレオアクティブが3着に好走したが、同馬は「京王杯2歳Sを制した追い込み馬」であり、地力と脚質の両面で評価できる対象。高い能力を証明済みで、なおかつ強引にでもハナに行けるような馬でもなければ、手を出しづらい。
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