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レース回顧
http://blog.livedoor.jp/sakai_chiaki/archives/55521568.html

函館スプリントS
ペースは速かったんだけど、結局は前残りの競馬。当日は良馬場発表とはいえ、金曜までは相当雨が降っていたのに、終わってみればレコード決着。芝生の状態が良かったのはもちろんのこと、今年初めての開催で路盤の状態も整っていて、走りやすい馬場状態だったんだろうね。

そういった馬場状態だっただけに、ソルヴェイグはスタートを決めて、スンナリと2番手に付けられたのがまずは良かったよ。内のローレルベローチェがすぐに内へ切れ込んでハナへ行ってくれたぶん、この馬もスムーズに先行できたからね。硬さのある馬だから千二への距離短縮も良かったし、クッションの利いた柔らかい洋芝も合っていたんだろう。繊細な面のある牝馬だけに輸送のない滞在競馬、50キロの軽い斤量、この馬にとって何から何までうまくいった感じだね。開催が進んで馬場が荒れたり、他の馬と斤量差が詰まって同じ競馬ができるかとなると…。今回のようにうまくいくほど競馬は甘くないと思うけどな。

シュウジは、道中でガッチリとハミを噛んで、岩田が抑え込むのに苦労していたね。掛かるところのある馬だけに、スタートからあれだけ出して行けばムキになって当然。千六から千二へ短くなるとはいえ、馬なりで付いて行けるだけのスピードはあるのに…。直線で一旦は抜け出したのに差し返されたのは、2キロの斤量差に加えて、道中でムキになったぶん。もう少しでもゆったり走れていたら勝っていたかもしれないから、ちょっともったいない競馬になっちゃったね。いずれにしても、チグハグな競馬でもハナ差で踏ん張るあたり力はあるし、全然悲観することはないでしょう。

レッツゴードンキは、1番枠を利してインでロスなく運べていたし、直線でも開いたスペースをうまく捌いていたんだけど、3番手に上がってからは前と同じような脚色になっちゃったね。走りを見た感じだと千二だとちょっと忙しそうで、うまく脚が溜まらないのかも。千六以上だと折り合い面で難しくなりそうだから、千四あたりでジッとして1箇所だけ脚を使う競馬をさせた方がいいんじゃないかな。

アクティブミノルは、ソルヴェイグやシュウジと同じような位置にいたのに、最後の直線で突き放されちゃったね。ちょっと物足りない感じはしたけど、3ヶ月の休み明け。ソルヴェイグとは6キロ、シュウジとは4キロの斤量差もあっただけに仕方ないでしょう。控える競馬が板に付いてきたのはいい傾向で、これならもうハナにこだわらなくてもいい。次につながる収穫のある競馬ができたと思うよ。

エポワスは、中団でモタつくところがありながらも、最後はしぶとく伸びて来たね。北海道シリーズになると走る馬で、洋芝は合っているんだろう。ただ、ちょっと忙しそうにしていたあたり、札幌でレコード勝ちがあるとはいえ、この馬としてはもう少し時計が掛かった方が良かったんじゃないかな。

オメガヴェンデッタは、シュウジの後ろには付けられたんだけど、この馬もちょっと忙しそうにしていたね。元々ワンパンチ足りない馬とはいえ、追走に脚を使ったぶん、伸び切れなかったところもあるんじゃないかな。もう少し長い距離、千四あたりの方が競馬はしやすいと思うよ。

オデュッセウスは、オメガヴェンデッタの後ろにいたんだけど、そのまま流れ込んだ程度。この馬も千二は忙しい感じで、もう少し距離があった方がいいでしょう。

ティーハーフは、後ろから後ろのままで終わっちゃったね。この馬が伸びなかったというよりも、ペースは速くても前の馬が止まらなかったということ。それに、去年のこのレースを勝った時が1分8秒3(今年は1分7秒8)だから、この馬には時計も速過ぎたということだろうね。

ローレルベローチェは、自分の競馬ができたんだけど、終いはバタバタ。ペースは速くても気分良く行ければしぶといクチなのに、この馬らしさが見られなかったなぁ。調教では硬い走りでバランスもイマイチ良くなかったから、おそらく体調面の問題だろう。洋芝適性云々の問題でもないと思うよ。


ユニコーンS
ゴールドドリームは、ある程度前に付けて流れに乗れていたし、直線でも追い出すタイミングを我慢していたほど。ダートの千六にしては速いペースを正攻法でねじ伏せるんだから、“強い”のひと言だね。いつもはゲートが良くない馬なのに、芝スタートの今回はモタつかないで行き脚がついていた。それに、この速い時計で駆けられるんだから、ダートはもちろんのこと芝でもやれるんじゃないかな。変に気負うところもないだけに、あとはスタートを決めて道中で脚を溜められれば距離が延びてもこなせるはず。これからもっと力を付けていくと思うし、楽しみな馬が出てきたね。

ストロングバローズは、積極的に2番手に付けて、直線で早めに出していたように、この馬も小細工なしの正攻法の競馬。もっと逃げ馬が頑張ってくれれば良かったんだけど、ペースがペースだけにバテるのは当然だから仕方がない。いずれにしても、ゴールドドリームに目標にされたうえに、速いペースで先行して終いにも脚を使うなんて、あの馬よりも強い競馬をしていたと言っていいだろうね。もう少しジックリ行っていれば、この馬が勝っていたんじゃないかな。ゴールドと違ってゲートの不安がないのは強みで、不安材料を挙げるとすれば、馬込みに入ってゴチャついた時にどう対応するかぐらい。この馬もこれから力を付けていくだろうから、全然悲観することはないと思うけどな。

グレンツェントは、ゲートは五分に出たんだけど、テンからモタモタしていたね。スタート地点が芝でテンからペースが速くて、道中の流れも速かったぶん、馬が戸惑っていたんじゃないかな。いくら先行馬にはキツい展開だったとはいえ、力のある馬に前で競馬をされたら敵わない。前の2頭には離されたけど、苦しい位置取りからよく追い込んで来ていると思うよ。いい決め手を持っているから、もっと長い距離、スタートからダートのコースで追走が楽になれば、相当強いあの2頭とも互角の競馬ができるかもしれないよ。条件替わりで改めて期待って感じだね。

ピットボスは、うまく流れに乗れていたとはいえ、速いペースを追い掛けていたように、決して楽ではない展開。最後は離されちゃったけど、500万を勝ったばかりでこれだけ粘れれば上等でしょう。強い相手に揉まれた経験は今後につながるはずで、これからもっと力を付けていけば良さが出てくるんじゃないかな。

クインズサターンは、中団からジックリ行っていた割に、追ってからがもうひとつ。バテた馬を交わした感じで、大して脚を使ったわけじゃなかったからなぁ。調教の動きからしてデキは良かったと思うし、自分の競馬ができても完敗。この馬も500万を勝ったばかりで、今回は相手が強かったということでしょう。

ダノンフェイスは、スタート直後に躓いて、後手を踏んだのが痛かったね。自分の競馬ができなかったのに最後はいい脚を使っていたから、まともならもっとやれていたんじゃないかな。力があるところは見せてくれたし、今回の結果はあまり気にしなくてもいいと思うよ。

イーグルフェザーは、レース前に落鉄して打ち直すのに時間が掛かったうえに、レース中にも落鉄していたみたいだね。調教でも遊び遊び走っていて前向きさに欠ける感じだったあたり、余計に集中して走れなかったのかもしれないよ。ただ、まともだとしても若さを出すかもしれないから、次で変わるかとなると何とも言えないなぁ。
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