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ドゥラメンテの可能性とキタサンブラックの番手付け
http://news.netkeiba.com/?pid=column_view&wid=CH07

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宝塚記念は13頭立て以下だと単勝500円以下の人気馬が1着しやすく、14頭立て以上だと単勝500円以上のちょい伏兵系の馬が1着しやすい傾向にある。
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もっといえば、13頭立て以下だと単勝400円未満の馬が1着しやすく、14頭立て以上だと単勝600円以上の馬が1着しやすい。つまり単勝400円~単勝600円未満のゾーンは鬼門とも言える。
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14頭立て以上で1人気が勝ったのは、過去10年では4年前のオルフェーヴル(単320円)だけ、その向こうの10年でも12年前のタップダンスシチー(単350円)くらいで、14頭立て以上だったら、まずは非1人気馬の勝つ可能性から入ってみたくなる。

今年は、ほぼ間違いなく14頭立て以上になりそう。っていうか、9年ぶりに18頭立てになるかもしれない。だとすると、余計に非1人気馬から探ってみたくなる。理由は、17頭立て以上になるのは珍しく、この20年で18頭立ては1回、17頭立ては2回しかなく、その3回で1人気は取りこぼしたからだ。

たった3回のデータで何がわかる!!まったくそのとおりだ。

でも自分は印象派のデータ好きだから、3回を気にしない。特にフルゲートになりにくいレースで、フルゲートになったときは、いつだってそこを気にしがち。フルゲートになりにくいレースでフルゲートになったときの重賞は、総じて荒れる傾向にあるからだ。過去のデータも12、13頭立ての結果でまとめられがちで、ちょっとスキが生まれるような気もしている。

以下は過去20年の18頭立てでの結末。

07年 1着アドマイヤムーン 3人気・単6.7
   2着メイショウサムソン2人気・単4.2
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   1人気ウオッカ     8着・単3.5

以下は過去20年で2回だけの17頭立てでの結末。

10年 1着ナカヤマフェスタ 8人気・単37.8
   2着ブエナビスタ   1人気・単2.4

03年 1着ヒシミラクル   6人気・単16.3
   2着ツルマルボーイ  8人気・単30.4
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   1人気シンボリクリスエス 5着・単2.1

うむ、1人気がこぼしているのがよくわかる。
07年のウオッカは3歳時の出走だから、しょうがないとしても、ブエナビスタ、シンボリクリスエスの敗戦は、阪神内回りの2200の多頭数で1人気がきっちり勝つことの難しさを示唆しているようにも思える。

つまり、今年1人気必至のドゥラメンテだって、取りこぼすかもしれないってことだ。
う~む……にわかには認めにくい…。なんせあのドゥラメンテだ。爆発的に皐月賞、ダービーを勝ったあのドゥラメンテだ。

けど、14頭立て以上で単600円以上から勝馬が出現しやすくなるのならば、17、18頭立てならその傾向はいっそう強まると思い込みたくなるし、事実、過去20年でもそういう結果になっている。

阪神内回り2200の多頭数にはフルゲートに近くなればなるほど1人気が勝ちにくくなる、なにものかがあると想定したくなる。つまりドゥラメンテといえども、こぼす可能性はあると思いたいわけだ。

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ドゥラメンテはオルフェーヴルか?
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16頭立て1人気でも圧勝したのがオルフェーヴルだった。もしオルフェーヴル的な凄みを持っている馬ならば、ここでも軽々と突破するだろう。はたして、ドゥラメンテにはその凄みがあるか?

皐月賞、ダービーではスーパーに凄みがあった。武神のような強さだった。
では、中山記念とドバイシーマクラシックに3歳春の頃の凄みはあったか?

う~~ん?
う~~~~~ん?

あったような気もするけど、なかったような気もする。いや、凄みの片鱗は見せた気もするけれど、スーパーな凄みは見せていないような気もする。

中山記念は9カ月ぶりの実戦にも関わらず1着した。エライ!
ドバイでは落鉄したまま走って2着した。ドエライ!

でも中山記念ではアンビシャスに詰め寄られていた。9カ月ぶりとはいえ、スーパーに凄い馬なら、上がりも1位であってほしかった(3位)。
落鉄しながら2着したのは本当にドエライけれど、落鉄してなければポストポンドに勝てていたのか?なんか引っかかる。なんかモヤモヤする。

で、思う。まだ、3歳春の凄みは戻りきってないような……そんな印象をついつい抱いてしまうのだ。そもそもドゥラメンテは新馬を取りこぼし、4戦目の共同通信杯で2着に負けた馬だ。ときどきこぼしながら勝つときは圧倒的なスケールを見せつけるような馬にも思える。もしかしたら宝塚記念でこそ、スーパーな凄みを発揮するのかもしれないし、発揮して欲しいとも思う。でも、ここ2戦の走りは自分にはほんの少し物足りなく映った。

だから今回はこう思うことにした。
「オルフェーヴルではなく、ブエナビスタだ」と。

シーマクラシックを2着し、宝塚を2着した10年のブエナビスタ(11年もブエナは2着だった)。10年は先行して2着し、11年は差して2着したブエナビスタ。
そういえば、ジェンティルドンナもシーマクラシックを2着して、宝塚記念は1人気3着だった。

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キタサンブラックのすぐ後ろ
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逃げるキタサンブラックのすぐ後ろにつけることの旨味をレースで知ってる馬はここでは2頭。

大阪杯でキタサンブラックをピタっとマークして、ゴール前差したアンビシャス。
天皇賞春でキタサンブラックのすぐ後ろにつけて、ゴール前まで叩き合ってハナ差2着したカレンミロティック。

キタサンブラックは、そう簡単にはバテない馬だから、番手追走して、叩き合いに持っていきたい馬には最高の存在のはず。もちろん、キタサンブラック自身も力のある馬だから、マークしても振り切られてしまうこともあるだろう。けれど、レースを組み立てるという意味では、キタサンブラックほど頼りになる馬もいないのではないか?

ふつうに考えたら、そのことを実体験で知っているアンビシャス、カレンミロティック、両陣営の期待する戦法はキタサンブラックの番手付けだろう。

鞍上は横山の典さんとTベリー。
この二人がどんな仲か知らないけれど、少なくとも陣営から指示されている(と仮定して)Tベリーさんがどうぞどうぞと横山の典さんに簡単に席をゆずるようには思えない。

典さんは典さんで、今回も同じような戦法を使う保証はない。たとえ陣営が期待していたとしてもだ。
だから、面白い。
はたして、どちらがキタサンブラックのすぐ後ろのポジションを奪うか?

もしかしたら別の馬がそこに飛び込んでくるかもしれない。でも力のない馬がそこに飛び込んできても持たないことは天皇賞春で2番手につけたヤマニンボワラクテが証明している(17着)。

今回、ブラック付けを試みても驚けない馬は、先行実績のあるサトノノブレス、ラブリーデイ、2走前に先行して1着したサトノクラウンあたりか。

サトノノブレスとラブリーデイは作戦を練るタイプの知将・池江師の厩舎だから、十分考えられる。騎手も先行得意な和田とルメール。事実、去年ラブリーデイは2番手から抜け出した。だから狙っていてもぜんぜん驚けない。

サトノクラウンの岩田も番手につける競馬は得意だ。今年は少々迷いのある騎乗をしてるように思えなくはないけれど、番手の指示が出ていれば迷いもふっきれそうだ。

整理すると、こうなる。

アンビシャス    典さん
ラブリーデイ    ルメール
サトノクラウン   岩田
サトノノブレス   和田
カレンミロティック Tベリー

なかなかそそられる面々だ。この面々がすべてキタサンブラックのすぐ後ろのポジションを奪い合うとは思わないけれど(出負けする馬もいるだろうし)、せめて3頭くらいで奪い合ってくれたら、1角を回るまでが相当楽しくなる。

というわけで、ドゥラメンテが主役であることは重々承知しているけれど、個人的楽しみはキタサンブラックの番手を誰が取るか、そこに焦点をあてることにした。だからキタサンブラックには逃げて欲しいと願うばかりだ。

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宝塚記念・注目馬
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アンビシャスかキタサンブラック
単勝6倍以上つく方。

大阪杯でキタサンブラックをマークして、ゴール前きっちり抜けたあのレースをここでもやってくれれば、アンビシャスは勝ち負けできるのではないか?
ただ同じようなレースを横山典さんがやってくれるという保証はない。そこが少々心配だけど、去年、ゴールドシップで大惨敗し、今週はメジロライアンの葬儀に参列した典さんには期するものがあるのでは?と思い込みたくなる。そういえば、メジロライアンの初G1、そして唯一のG1勝ちが宝塚記念だった。

典さんの馬券を買うときに保証を求めてはいけないことはよ~く理解してるつもりだ(そもそも馬券に保証なんて求めちゃいけないんだけど、そう書きたくなるニュアンスだけ理解して!)。でも今回はライアンが保証してくれるような気がしている。

1角に入るまでのポジション争いが激化したとしても、典さんなら、それさえも読んで騎乗してくれるのではないか。それは逃げかもしれないし、差しかもしれない。

と同時に武豊も黙っちゃいまい。大阪杯でアンビシャスにマークされて差され、天皇賞春でカレンミロティックにあわや差されるようなレースをした以上は、逃げ方を少し変えてくるかもしれない(そもそも逃げないかもしれないけど、今はそこは考えない)。そうなったら、キタサンブラックの1着もありそうだ。だからここから先は単勝オッズに委ねることにした。

予想オッズ
2人気 キタサンブラック 単4.1
3人気 アンビシャス   単6.5

今はこんな感じだけれど、もっと接近しあうかもしれないし、このままかもしれない。
このままならアンビシャスを買ってみたい。

ヒモで拾いたいな。
サトノクラウン
サトノノブレス
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