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競馬スピリッツのコラム「トラセン日誌」

2016-08-25
取材は夜から
夏場の調教開始時間は午前5時。

そうすると、馬券野郎の始動は4時半。


先週までは太陽が昇り始めて
周囲は昼間と変わらないほど明るくなっている頃合いだったけれど、
今朝はどうだ。

真っ暗闇である。


「先生、何とかしてよ」と馬三郎の武山さんは
伊藤正調教師に文句をたれてみたりするけれど、

当然のごとく
「オレに言われてもねえ」と先生は苦笑いをするばかり。


もっとも、僕としても何とかしてほしいもの。
いったい、誰に言えば良いのか分からないけれど。

こんな暗闇では取材がままならないし、
馬乗りだって危険だろう。


確かに6時までなら何気に涼しい。

暑さに弱い馬でも、
この時間帯なら負荷の強い調教にも耐えられるに違いない。

週末に出走を予定している馬は5時過ぎの追い切りが多いよう。

ただ、新潟2歳Sのイブキは暑さに強いのか。

それとも田辺のスケジュールに合わせた結果、
後半戦での追い切りになってしまったのか。

何はともあれ、7時過ぎに追い切りを行った。

時計は軽いけれども、動きは絶好だ。


そういえば先週、ヒプノティストの話を聞いた際、

「イブキはやっぱり走りますよ。

ヒプノティストだって稽古で動かないタイプではないし、
調子だって悪くない。
それでも年長馬を子供扱いしてしまったんだから。

来週の重賞ではいいレースができると思うんだけどなあ」

と奥村武先生はV宣言めいたことを口にしていた。


まあ、イブキの動きを見ればそう思っても仕方がない。

ひとことで言えば抜群である。


それでも、美浦ではもう1頭、
抜群の動きを見せている馬がいるのを忘れてはなるまい。

ここ2年は関東馬が連続Vを飾っているように、
新潟2歳Sは決して西高東低ではない。


明日の朝、付きっきりで稽古を施しているジョッキーに
あれこれ聞いてから最終決断をするつもりだ。


イブキ以外のもう1頭???

調べてみたらオーバーステップのよう

日刊スポーツ
岩部オーバースペックで重賞初V狙う/新潟2歳S
 今週の新潟メインは新潟2歳S(G3、芝1600メートル、28日=新潟)。デビュー23年目の岩部純二騎手(40=萱野)は、オーバースペック(牡、南田)とのコンビで17度目の重賞騎乗。2戦連続最速上がりをマークしている愛馬の末脚を武器に、自身初の重賞Vを決めたい。

 デビュー23年目の岩部騎手が、自分で決めた舞台で自身初の重賞取りに挑む。

 オーバースペックが福島の短い直線で大外一気を決めた未勝利勝ち後、オーナーサイドから次走選択を任された。札幌2歳Sか新潟2歳Sか-。福島と同じ小回りで距離も1800メートルの札幌を推す声も聞こえてきた。だが、直感は違った。「器用さはないから直線の長い新潟の方が合うと思ったけど、こういう経験があまりないので迷いましたね。未勝利を勝った日の夜にノリさん(横山典騎手)にも相談したら、新潟の方が合うんじゃないかと言ってくれて」。先輩の助言も自分のイメージと一致。背中を押されるように新潟2歳Sを選んだ。

 同馬には競馬のある土日を除き、デビュー前からほぼ毎日またがってきた。「これだけ付きっきりで1頭を任せてもらったのは初めて。重賞はなかなか乗せてもらえないですし、チャンスをもらえて本当にありがたいです」。重賞騎乗は今回が17回目と決して多くない。だが、パートナーと積み重ねてきた時間の濃さは他のコンビ以上だ。

 昨年は自身2度目の年間0勝に終わっただけに、今年は期する思いはある。「家にいると長男はケツばっかり走ってるとか、結構厳しいことを言うんですよ(笑い)。でも去年0勝だから、今年初めて勝った時はテレビの前で泣きそうになっていたみたい」。25日現在、今年はわずか3勝だが、関係者、家族の思いに応えたい。

 まだ見ぬ重賞の表彰台からの景色も、この馬とならたどり着けるかもしれない。「競馬だから結果はどうなるか分からない。でも悔いのないように乗ります」。659メートルの長い直線を、オーバースペックの末脚を信頼して、追い続ける。



日刊スポーツ 無料調教採点でも

新潟2歳S調教採点
1位 モーヴサファイア S
 栗東坂路で好時計をマークし、3歳未勝利馬に1馬身先着。集中力が出てきた

2位 オーバースペック S
 美浦ウッドコースの3頭併せで最内から最先着。リラックスして走れていた。

3位 マテラフィールド A
 栗東坂路で新馬に半馬身先着。時計も4ハロン51秒3と優秀だった



午後もう1度
競馬スピリッツのコラム「トラセン日誌」をのぞいたら

2016-08-26
ハープスターのように
直線に入るや、鞍上が軽く促すと、
瞬時に併走馬を置き去りにし、
豪快なフットワークで駆け抜けた。

紛れもなくA級馬の走り。

前走の福島戦で見せた
度肝を抜かれる後方一気は決してフロックではない。


そう、我らの“がんべさん”こと岩部純二が跨がる
オーバースペックは新潟2歳Sの最大のダークホースではないか。

妙な胸騒ぎを感じてやまない。


さっそく今朝、北スタンド前で待ち受けていたら、
じきに彼がやってきた。


「どう乗るのかって?
“ハープスターのように乗ってくれば勝てる”って
ノリさん(=横山典)に言われましたよ」と、

ニヤリとしながら小ネタを披露するがんべさん。

いつなんどきもサービス精神が旺盛である。


「あはは。やることは1つだよね。

オーバースペックのようなタイプは」

と馬券野郎。

「変に小細工しても裏目に出るだけ。

前走だって道中、
じっとしていたからあれだけ切れる脚を使ってくれたんだから。

でもねえ…」

「でもねえって、何よ?まさか調子落ち?」

「いや、調子落ちどころかデキはさらに上向いていますよ。

ただ、ハープスターの新潟2歳Sはまだ見たことがないんですよね」


ドッヒャーである(笑)。

さすがはがんべさん。
キャプテン渡辺よりも数段、面白い。


何はともあれ、腕をぶしているのは間違いない。

そしてフルゲート割れも追い風。
鮮烈な直線一気を期待したいものだ。


もっとも、一旦は彼らに本命を打つことも考えた馬券野郎だけど、
多少は馬場が渋りそうだし、
さすがに最後方からでは届かないのではないか。

そう考えると重い印は付けられない。


北スタンド在住のトラックマンの間で相当、
盛り上がっているのも気になる案件。

意外や意外、人気の一角に押されるかもしれない。
それなら妙味はない。


本命は順当に、普通に、妥当な馬に付けるとした。



昨年12人気で2着したウインファビラスとローテーションが一緒です。
新馬戦が東京1600Mで3着。
未勝利戦が福島1800Mで1着。

今年のメンバーでオーバースペックほど後方から上り最速で追い込んでくる競馬をした馬はいません。

レース分析を得意とする有名ブログさまでは
「ハイならともかくスローでは一瞬は良い脚を見せても最後甘くなるのではないか」
と分析されています。

単勝二頭流でも名前が挙がっていますから一考の余地はある????
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