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上位拮抗も末脚のキレ味重視で!/天皇賞・秋
http://news.netkeiba.com/?pid=column_view&wid=CH29

【コース総論】東京芝2000m Bコース使用
・コースの要所!
★外枠は明らかに不利。オッズの上昇で不利を補いきれていない。
★1着はソコソコ堅いがヒモ荒れ傾向強し。高配当も十分に狙える。
★最速上がり馬は強いが追い込み不振。最低でも中団につけたい。


【レース総論】天皇賞・秋(G1) 過去10年
・レースの要所!
★外枠の厳しさはコースデータ以上。内枠~中枠の馬を重視で。
★コースデータよりも格段に差し優勢。乗り替わりは問題なし。
★前走で5番人気以内&5着以内の5歳以下馬が中心。牝馬も強い。

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 平均配当は、単勝1061円、馬連4976円、3連複1万1409円。冒頭の特注データでも触れたように、8番人気以下馬が壊滅状態であるため、いずれもそれほど高くはない。では「堅い」かといえばそんなことはなく、2番人気以内馬は[4-5-5-6]で連対率45.0%、複勝率70.0%と高信頼度だが、5番人気[4-0-0-6]や7番人気[1-3-0-6]と、中穴人気の強さもかなりのもの。ソコソコ人気どうしの組み合わせで、意外に配当がつくケースが多い。

 ただし、やはり外枠に入った馬は厳しい。勝率、連対率、複勝率のいずれも明らかに低く、回収率や枠番値の低さも目立っている。今年は登録15頭と例年より頭数が少なくなりそうだが、それでも割引は必要だ。ただし注意したいのが、外枠不利だが「内枠有利」ではないということ。馬場が適度に荒れてきているとなれば、なおさらだ。

 脚質については、コースデータよりも格段に差し優勢。4コーナーを7~12番手で回った中団待機組が、信頼度はもちろんのこと回収率の高さもトップに輝いている。特殊なコース形態で、序盤~中盤で厳しいラップが刻まれるケースが多いのも、この傾向を加速させているのだろう。中団待機から、速い上がりで突き抜けられるような馬を主軸に選びたいところである。

 目立っているのが、年齢別成績における「5歳以下馬」の強さだ。6歳以上で馬券に絡んだのは、カンパニーとエイシンフラッシュの2頭だけ。5歳以下馬がトータル[9-10-8-78]で連対率18.1%、複勝率25.7%と、6歳以上馬を圧倒している。あとは、前走からの巻き返しがきかないのも、天皇賞・秋の大きな特徴。前走10番人気以下&10着以下の馬はすべて馬群に沈んでいる。

 前哨戦別成績では毎日王冠組と宝塚記念組が強いが、今年は宝塚記念・京都大賞典・札幌記念・オールカマーの1着馬がいずれも回避と、例年とはいささか様相が異なっている。毎日王冠の上位馬は例年通り高評価すべきだが、その他の組については、扱いの難しいところがありそうだ。


注目血統
 ディープインパクト産駒◎、キングカメハメハ産駒○、ダンスインザダーク産駒△

 先週の富士Sはヤングマンパワーが好位から押し切ったが、道中あんなペースで行けば、前が残って当然の話。それなりに前も残っているが、馬場が荒れ始めて、徐々に外差し傾向へとシフトしつつある──というのが個人的な印象だ。今週からBコース替わりなので、少し前有利になる可能性もあるが、おそらくはおおむねフラットな状況でレースを迎えることになりそうである。

 血統面はディープ&キンカメの「二強」。とはいえ、登録馬15頭中6頭がディープインパクト産駒で、2頭がキングカメハメハ産駒と、過半数が二強種牡馬の産駒である。父系や種牡馬というファクター自体の価値が低いレースとなりそうで、あまり気にする必要なし。複勝率と複勝回収率の高いダンスインザダーク産駒もプラス評価の対象としたが、カムフィーとクラレントに激走が期待できるかといえば、ちょっと難しそうだ。


結論
 15頭の登録があるが、前走1着馬は紅一点のルージュバックだけ。フルゲート割れが確実で、直近の重賞を制しているキタサンブラック、ゴールドアクター、ネオリアリズムの3頭や、宝塚記念を制した女傑マリアライトの姿がない天皇賞・秋というのは、いささか寂しいものがある。当然、レースレベルは例年よりも少し落ちるだろう。

 また、登録馬に「先行勢」が異様に多いというのも、今年の天皇賞・秋の注目すべきポイントだ。ハナを切るであろうエイシンヒカリを筆頭に、好位~中団やや前のポジションを取りたいクチがズラリ。「徹底展開待ち型」であるヒストリカルが、毎日王冠に続きもう一発かましてもおかしくないほどに、差し馬が少ない。枠番が決まっていない現段階でも、タルい流れにならないことくらいは十分に読める。

 差し優勢のレースデータや、上がり上位馬の好成績もあるわけで、ここは「かなり差し有利」という前提で予想を進めたい。トップ評価は、毎日王冠2着のアンビシャスだ。おそらく4~6番人気あたりに推されるはずで、決め脚の鋭さも十分。春にはドゥラメンテやキタサンブラックと互角に張り合っていたわけで、宝塚記念での大敗に目をつぶれば、もっと人気になってしかるべき存在といえる。

 二番手評価にモーリス。現役最強マイラーが世界最高の名手を背に、どれだけの力を発揮してくれるのかじつに楽しみだ。脚をタメればキレるのは周知の通りで、洋芝の札幌よりは軽い東京のほうがいいはず。ベスト条件ではないとはいえ、地力が地力だけに、決して軽くは扱えない。プロフィル面などから割り引く項目も見当たらず、ここも好勝負が可能とみている。

 三番手評価にルージュバック。牝馬らしい素晴らしいキレ味を備えた馬で、エプソムC、毎日王冠と牡馬を相手に2連勝中。3歳時から高かった評価に、実績がようやく追いついてきた。前が流れてくれそうな展開面は大きなプラスで、あとはどれだけ馬体を減らさずに出走できるか次第。短期間で美浦→天栄→美浦と移動しているだけに一抹の不安はあるが、牝馬が好成績を残しているレースでもあり、やはり要注目だ。

 四番手評価にステファノス。前走の毎日王冠は5着に終わったが、内をついて前が開かなかったのだから致し方なし。昨年2着に好走している実績からも、巻き返してくる余地は十分にある。こちらもディープインパクト産駒らしいキレ味の鋭さを備えており、前走を叩かれて状態面も順当に良化。写真を見ても上積みは大きそうで、昨年以上の結果も期待できそうな雰囲気である。

 ここまでの4頭が上位評価組で、以下はラブリーデイ、リアルスティール、サトノノブレス、アドマイヤデウス、サトノクラウン、ヒストリカルという序列。エイシンヒカリは脚質と展開、ローテなどを理由に、ここは「消し」評価とした。また、安田記念の覇者ロゴタイプも、ここは展開面を理由に無印。枠番次第ではあるが、上位評価4頭による熾烈な争いというのが、現段階での見立てである。
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