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ディープインパクト+α
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東京11R ジャパンカップ(GⅠ)(芝2400m)

最近のジャパンカップは、ディープ産駒の独壇場と言ってもいい状況。

【JCとディープ産駒】

15年4人気1着ショウナンパンドラ

15年7人気2着ラストインパクト

14年6人気3着スピルバーグ

13年1人気1着ジェンティルドンナ

13年7人気2着デニムアンドルビー

12年3人気1着ジェンティルドンナ

これまで、のべ12頭が出走し、うち6頭が馬券になっているというハイアベレージ。しかも、単回率149%、複回率150%が示す通り、人気薄の激走が期待できるという点も、血統適性の高さを感じさせます。初めて産駒が出走した2012年から毎年馬券圏内に送り込んでいるという事実を考えても、これは絶対に無視できない存在と言っていいでしょう。

このディープの存在感にすっかり押されてしまっていますが、もうひとつ重要な血統ポイントが『母系の底にスタミナ血統を持っているということ』です。

【JCと母系の底にスタミナ血統】

15年4人気1着ショウナンパンドラ
(母母父ディクタス)

15年1人気3着ラブリーデイ
(母母父トニービン)

14年4人気1着エピファネイア
(母母父サドラーズウェルズ)

14年3人気2着ジャスタウェイ
(母母父モウイクセプション)

14年6人気3着スピルバーグ
(母母父サドラーズウェルズ)

このように、特に近年のジャパンカップでは、長距離戦に強いスタミナ血統や、欧州血統に代表される底力血統などを内包している馬が非常に強いという傾向があります。
さらに言えば、“母母父に内包”しているというところが意外に重要で、父や母父などにストレートに持っていると却って良くありません。例として、『サドラーズウェルズ』をサンプルとして取り上げます。

【ジャパンカップとサドラーズウェルズの関係性】

※2006年~2015年の過去10回

父サドラーズウェルズ系の成績:(0-0-1-18/19)
⑱⑥止⑰⑫⑬⑫⑬⑮⑩⑥⑨⑬⑭⑫⑦③⑪⑥

母父サドラーウェルズ系の成績:(0-0-0-6/6)
⑰⑪⑦⑯⑥④

母母父サドラーズウェルズ系の成績:(1-0-2-1/4)
①③③⑱

これは、近年、外国馬が全く走らなくなっている背景にも大きく関わっていることだと思いますが、欧州血統の王様であるサドラーズウェルズの血をどういった形で持っているか、これで適性が大きく変わることが分かります。
父サドラーズウェルズ系で唯一馬券になったのは、日本馬のメイショウサムソン。しかも、このメイショウサムソンですら、3回このレースに挑戦して最高着順はこの3着です。
要するに、欧州性の象徴であるサドラーズウェルズは、基本的にジャパンカップでは“重たすぎる”わけです。これは母父に入っても同じことが言えます。
しかし、その一方で母母父に内包すると、一気に好走率が高まります。2014年は2頭の該当馬がともに馬券になっているという離れ業。滅多に出走例はありませんが、それ以前にもレッドディザイアが6番人気3着しています。

このことから、サドラーズウェルズに代表される欧州血統(さらに拡大解釈してスタミナ豊富な血統)は、あまり表立って持っているとスピードや瞬発力を阻害してしまうものの、奥の方に隠し持っていることで底力を補完し、絶妙なエッセンスとして機能するということが分かります。

今年のジャパンカップ、ディープ産駒の出走は……

②ビッシュ

⑥ラストインパクト

⑨ディーマジェスティ

⑯リアルスティール

この4頭。そして、本命馬は⑨ディーマジェスティということになります。ディープ産駒であることに加え、何と言っても大きいのが母母父にサドラーズウェルズの血を持っているということ。菊花賞の雪辱をここで晴らしてくれるのではないでしょうか。
結果 ⑨ディーマジェスティ 13着
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