こんにちは

頂点を目指して霧中の調整
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調教捜査官
井内利彰

いよいよ2016年最後のブログ更新となりました。
取り上げたレースはもちろん、有馬記念。
先週の朝日杯FSではミスエルテを注目馬に取り上げ、◎を打って失敗。
○評価だったボンセルヴィーソに◎を打つことができていれば、と後悔しましたが、気持ちを切り替えて、有馬記念の最終追い切りを!と意気込んだところ・・・。

完全な視界不良。
こんな状態が1日中続きました。
よって、追い切りも時計をとるどころか、その動きを確認するのがやっと。
いや~、本当に困りました。
しかし、私の場合は最終追い切りだけでなく、そこへ向かうまでの調教過程も重視します。
出走メンバーの中で「すごく成長している」と感じたのがこちら。

サトノダイヤモンド
歩く姿を見るだけでも「ええもん見せてもらった」という気になるくらい、素晴らしい歩きを見せてくれます。
そして、馬体は内側から盛り上がる筋肉がきれいな線を描いています。
もう「素晴らしい」の一言しかありません。
3歳馬として、古馬に対するレベルが通用するかどうか。
正直、そこはやってみないと分かりませんが、3歳馬だからこそこの成長があると思います。
ファン投票1位はこの馬でしたよね。

キタサンブラック
この中間も派手な動きは見せず、株式用語を使うなら高値安定。
普段は少し煩い仕草を見せてきましたから、これが王者の自己主張かも知れません。
馬券的にはこの馬の扱いをどうするか、でしょう。
私がジャパンカップで◎を打ったのは、こちら。

サウンズオブアース
顔、眼のあたりにプラスチック製のものがついていますが、これはアイシールドと呼ばれるもの。
ウッドチップなどから眼を保護しますが、これを着用した理由が「馬の後ろで我慢して、一瞬で前を抜き去る」練習をするため。
追い切りを終えて戻ってきた鞍上と馬はウッドチップまみれ。
相当ウッドチップを被ったと思いますが、それにへこたれることなく、しっかり伸びていました。
精神面を含めた体調、状態は素晴らしいものがあります。それを示す画像はこちら。

見てほしいのは、お尻。
尻尾の部分が持ち上がっているのが、分かりますか?
ここがピンと垂直に立っていると絶好調だというのは昔からの格言。
馬の皮膚に浮き上がる銭型紋様と同じですね。
藤岡健一調教師も「前走が最高だと思ったけど、今回はそれ以上」という言葉を発するのも納得できます。
そして、最後になりましたが、

シュヴァルグラン
福永祐一騎手が跨って、友道康夫調教師と一緒に馬場から戻ってきました。
その道中は笑い声が聞こえましたし、私が追い切り時計を伝えても笑顔。
とにかく馬も人も万全を期してレースを迎えることができるという感じでしょう。
今年最後の注目馬は有馬記念から選びたかったのですが、もう少し悩ませてください。
よって、最後の注目馬は阪神カップから。

ミッキーアイル
マイルCSを制して、GⅠ・2勝目を挙げましたが、その勢いは継続中。
栗東へ戻ってきてからの追い切りでもイキイキとした動きを見せています。
21日の最終追い切りも行きたがるようなところを見せず、最後まで脚をためた走り。
得意の阪神芝1400mですから、ここは連勝濃厚とみました。
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