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レース回顧
http://blog.livedoor.jp/sakai_chiaki/archives/55574719.html

ホープフルS
レイデオロは、後ろからジックリ行ったのは良かったとしても、勝負所では馬群に突っ込んで上がって行く感じ。キャリアの浅い2歳馬でキツいになる…と思ったのに、怯むところがなくてとにかく競馬がうまい。素直な気性をしているんだろうなぁ、直線で抜け出す時の脚も桁違いで、ここではモノが違っていたみたいだね。少しハミをくわえることを除けば、今のところ注文らしい注文をつけるところは見当たらない。ただ、今は完成度の高さだけで走っているフシもあるから、今後はこの馬自身も力を付けていく必要があるんじゃないかな。

マイネルスフェーンは、中団からの競馬になったんだけど、インコースでロスなく運べたのが良かったんだろう。直線でも最内を突いたのが良かったにせよ、あの窮屈な所に入って行けるあたり、根性がしっかりしている馬なんじゃないかな。根性云々は褒められるといっても、調教でも特に強調できるところはなかったからなぁ。今回はロスなく運べたぶんの2着という気がしなくもないね。

グローブシアターは、勝った馬の前あたりでスムーズに運べていただけに、相手とは決め手の差が出たということだろう。まぁ、あの馬の脚は桁違いで、この馬なりにいい脚を使っている、新馬を勝ったばかりでこれだけ走れれば上等じゃないかな。2着の馬はインピッタリを通って一切ロスがなかったから、コース取りが逆ならこの馬が2着だったかもしれないし。良血馬らしくこれからどんどん良さが出てくるはずで、これからに期待だね。

ベストリゾートは、後ろからジックリ行って終い勝負に賭けた割に、大して脚を使っていなかったな。ハイペースではないにせよ淀みないラップで流れて、前で運んだクチが苦しくなる展開。バテた馬を交わした感じだったから…。

サングレーザーは、道中でかなり行きたがっていたんだけど、(武)豊は馬に逆らわないで早め早めに行かせていたね。競馬を投げ出したというわけではなくて、我慢しても切れる脚を使えないと思って勝負に出たんじゃないかな。最後は止まってしまったけど、この乗り方で結果が出なかったんだから次は工夫してくるはず。その次走ですぐに結果が出るとは限らないけど、先々を見据えて競馬を教えられるのが豊だからね。


有馬記念
サトノダイヤモンドは、中団からジックリ行っていたんだけど、前のキタサンブラックがマイペースで楽をしていたから早めに動いていたね。向正面までに積極的にキタサンの後ろに付けつつ、3コーナー手前で外からサトノノブレスが動いた時にはジッと我慢。もし、そこで一緒に動いていたら、最後はもうひと伸びできなかったかも。キタサンを捕まえられなかったかもしれないな。ルメールが本当にうまく乗っていたとはいえ、それに応えられるのは馬が素直でどんな競馬もできるから。土曜のブログで「乗り役だったらこの馬に乗りたい」って書いたけど、僕の目に間違いはなかったみたいだね(笑)。

キタサンブラックは、向正面で早めにサトノダイヤモンドに来られてハミを噛んだ時も、(武)豊はハミを噛んだぶんだけ馬を前に行かせている感じ。「これ以上、前に行ったらダメ」といった感じで抑えていたように、そこまでは豊が最高にうまく乗っていたんだけど…。3コーナー手前でサトノノブレスに外から来られたのは大きな誤算。一気に1秒近くもペースが上がって、リズムを崩されてしまったからね。その時にサトノダイヤモンドはピッタリと折り合ってジッとできていたから、今回は“サトノ軍団”にしてやられた感じだなぁ。まぁ、直線で並ばれてからが渋太いのは相変わらずで、ゴールドアクターを振り切ったあたりはさすがだし、“負けて強し”の競馬だったと思うけどな。

早めに動きつつ勝負所で我慢したルメール、ルメールに早めに来られた時にうまい抑え方をした豊。今さら言うまでもないことだけど、この大一番で完璧な競馬をする2人は、改めてうまい乗り役だよな。好騎乗に応えたサトノダイヤモンドと、キツい展開でも最後まで渋太かったキタサンブラック。直線のゴールドアクターを合わせた3頭の叩き合いといい、今年は見応えのある有馬記念だったね。

ゴールドアクターは、キタサンブラックのすぐ後ろに付けつつ、インコースを通ってロスもなく運べている。直線ではキタサンとの叩き合いに持ち込んだんだけど、相手が一枚上だったみたいだね。ただ、キタサンは並ばれると渋太さを発揮する馬とはいえ、この馬だって一瞬のキレより渋太さで勝負するタイプ。キタサンがさらに強くなったこともあるだろうけど、これまでの調整過程が結果に出たような気もするよ。ジャパンCの時より調教の内容を強化したといっても、いきなり結果が出るものではない。休み明けのオールカマーの時からある程度攻めて、今回で走れる下地を作れていれば良かったんだけど…。オールカマーは控え目の調教で勝てたといっても、あくまでもGIIでメンバーが違うし、GIともなると中身の濃い調教を積み重ねておかないとね。強めの調教をした今回もパドックでテンションが高くてもイレ込んでいるというよりは、いい意味で走る方に気持ちが向いている感じ。今回のような調教を続けていけば、またどこかでGIを勝つチャンスはあると思うけどな。

ヤマカツエースは、中団のインでジックリ構えて、3~4コーナーでも仕掛けを我慢して直線では外へ。1箇所だけ脚を使わせるうまい競馬ができていただけに、直線で前が狭くなって内へ切り替える羽目になったのが痛かったね。まともでも結果は変わらなかっただろうけど、もっと際どい4着。スムーズならゴールドアクターに詰め寄るぐらいはできていたかもしれないな。まぁ、インでロスなく運ぶことを優先すれば、スムーズさを欠くリスクは付きまとうもの。こればかりは仕方がないだろう。1箇所だけ脚を使う競馬がベストなのはわかったし、この乗り方なら距離をこなせるのがわかったのも収穫。次につながる競馬はできたんじゃないかな。

シュヴァルグランは、サトノダイヤモンドをマークする感じで、3コーナーからサトノがジッとしていた時も仕掛けを我慢。この競馬ができても大して脚を使えなかったあたり、器用さに欠けて、一瞬の切れ味という点でもちょっと足りないんだろうな。もっとペースが流れて、前が止まるような展開になれば…といった感じじゃないかな。

サウンズオブアースも、中団からの競馬。動くタイミングはヤマカツよりも早いぐらいだったけど、この馬も1箇所だけ脚を使うイメージで、ほぼ理想的な競馬はできていたと思うよ。デムーロのゴーサインにモタついていたあたり、体調面の問題なのかな。調教では首を使って気分良さそうに走れている…ように見えたんだけど、濃い霧でそこまでハッキリ見えたわけではなかったからね。

マリアライトは、サッパリいいところがなかったね。調教では気分良さそうに走れていたとはいえ、いくらか重い感じがした。プラス4キロの馬体が重かったのかどうかまではわからないけど、いずれにしても力を出し切れる状態ではなかったのかもしれないな。


今年のブログ更新はこれが最後。1年間、読んでくれてありがとう。嬉しいコメントも頂いたりして、本当に励みになるよ。年が明けて最初の開催、東西金杯、シンザン記念、フェアリーSの追い切り診断は、申し訳ないけど休ませてもらうね。その4重賞の回顧は、1月9日に更新する予定だから。

来年もよろしく! それでは皆さん、良いお年を…。
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