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買い方が問われる一戦になる!/中山記念
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【特注データ】~レースデータより~
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 近年の中山記念で目立っているのが、社台グループ生産馬の活躍だ。「そんなもん他のレースでも目立っとるわ!」というツッコミが入りそうだが、過去10年で馬券に絡まなかったことは一度もなく、ここ3年は3着以内に2頭以上が食い込むなど、さらに強くなってきた感がある。トータル[8-5-7-50]で複勝率28.6%と高信頼度で、回収率も互角以上。今年もキッチリ、上位に食い込んでくるはずだ。

 社台グループ生産馬でもとくに好成績なのが「今回6番人気以内」「前走2番人気以内」「前走中央G1」「今回の斤量58キロ」といった条件を満たす馬。このすべてを満たしそうなのがリアルスティールで、まさに「特注」といえる1頭だ。あとはヴィブロス、ツクバアズマオー、ロゴタイプも、大いに期待できそうである。


【コース総論】中山芝1800m Aコース使用
・コースの要所!
★勝ち馬の90%以上が6番人気以内。基本的に人気馬が強いコース。
★中山芝ながら内枠の成績がイマイチ。外枠はマイナスにならない。
★差せなくはないが先行勢が優勢。逃げ馬もけっこう最後まで残る。


【レース総論】中山記念(G2) 過去10年
・レースの要所!
★1番人気はイマイチも2~4番人気が猛烈に強い。穴馬は期待薄。
★開幕週の影響が大で、内枠が断然の好成績。少頭数でも要注意。
★逃げた馬のなんと半数が馬券絡み。ハナを切りそうな馬は特注。
★斤量58キロの牡馬は連対率50.0%、複勝率71.4%。迷わず買い!
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 レースの平均配当は、単勝866円、馬連3955円、3連複1万977円と低めの水準。少頭数で行われた年が多いとはいえ、順当決着傾向はかなり強い。1番人気は[3-0-1-6]と低調な成績ながら、2~4番人気が[5-7-6-12]と猛烈に強く、結果として人気サイドが強いレースに。2010年のような大波乱は、あくまで「例外」と考えたほうがいい。

 枠番データではコースデータと対照的に、内枠である馬番1~4番が好成績。少頭数となった年が多いのもあるが、やはり開幕週の影響が大きいと思われる。勝率や連対率の高さは飛び抜けており、今年も馬番1~4番を引いた馬は大いに期待できそうだ。

 脚質別成績は、コースデータ以上に先行勢が優勢。逃げた馬の半数が馬券絡みを果たしているというのは、芝の中距離重賞ではかなり珍しい傾向である。コースデータと大きく異なるのが「最速上がり馬」の成績で、こちらは[5-2-2-5]で複勝率64.3%、複勝回収率162%と絶好調。最速上がりが繰り出せそうな馬も、ハナを切れそうな馬と同様に、かなりプラスに評価しておきたい。

 年齢別成績に大きな偏りは見られず、性別もデータ不足なので気にする必要なし。あとは、「実績馬が強い」というのも、中山記念の大きな特徴だ。前走で中央G1を使われてきた組が順当に強く、昨年は3着以内を独占。あとは斤量58キロ馬も、トータル[4-3-3-4]で複勝率50.0%、複勝回収率164%という素晴らしい成績を残している。「勢い」よりも「格」を重視すべきレースといえそうだ。


注目血統
 ディープインパクト産駒◎、ステイゴールド産駒○、ローエングリン産駒▲

 開幕週でもあり、傷んでいた芝コースも良好なコンディションに回復しているはず。問題は、エアレーションの影響がどれだけ出るかである。路盤改修後にやたらと差しが決まるようになった中山芝だが、エアレーション直後はその傾向がさらに強まり、開幕週から差し天国が発生するケースも。土曜日のレース結果をしっかり確認して、馬場バイアスを見極めておきたい。

 血統面は、ディープインパクト産駒とステイゴールド産駒、ローエングリン産駒をプラス評価。人気のディープ産駒はとくに強く、5番人気以内に限れば[17-9-8-35]で連対率37.7%、複勝率49.3%と信頼度抜群だ。ステイゴールド産駒は人気だけでなく人気薄でも強く、穴馬でも要注意。ローエングリン産駒は出走数こそ少ないが、高いコース適性を有しているのは間違いない。


結論
 当データ分析のトップ評価は、リアルスティールだ。冒頭の「特注データ」該当馬である以外にも、58キロの斤量や臨戦過程、予想オッズ、脚質、血統などなど、プラス評価となった項目のオンパレード。ドバイターフ連覇へ向けての前哨戦で、先を見据えた調整ではあるが、それでもキッチリ仕上げてここに臨んでくるはずだ。

 二番手評価にロゴタイプ。クリールカイザーやマイネルミラノとのハナ争いになりそうだが、控えて好位からの競馬になってもまったく問題なし。こちらも斤量58キロ、かつ「特注データ」該当馬という強みがあり、中山芝1800mはベストといえる条件である。血統的にも面白い1頭で、あとは開幕週の馬場バイアス次第だろう。

 三番手評価にネオリアリズム。香港遠征では結果を出せなかったが、昨年夏の札幌記念でモーリスに勝ち、マイルCSではミッキーアイルと僅差の3着に好走と、その充実ぶりはめざましいものがある。鞍上はM.デムーロ騎手にスイッチの予定だが、いかにも手に合いそうなタイプで、割り引く必要はないはずだ。

 四番手評価にアンビシャス。昨年の2着馬でもあり、コース適性はまったく問題なし。毎日王冠→天皇賞・秋→中山記念というローテは昨年とまったく同じで、[3-2-0-0]と好相性なルメール騎手に乗り替わるのは大きなプラスだ。「人気のディープインパクト産駒」というのも強みで、昨年同様にいい走りが期待できそうである。

 以下は、ツクバアズマオー、ヌーヴォレコルト、ヴィブロスという評価の序列。波乱となるケースは考えづらく、上位人気でキッチリ決着する可能性が非常に高い一戦だ。ツクバアズマオーが一気の脚で突き抜ける可能性もあるが、netkeiba.comでの予想オッズは現在3番人気と、とても穴馬とはいえない存在。おそらくここは、馬券の「買い方」が問われるレースとなることだろう。
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