こんにちは

境和樹さんのコラムです。

芝向きのミスプロ系に注目!
【日曜】中京11R CBC賞(GⅢ)(芝1200m)

まずは過去のこのレースの血統傾向をチェックしましょう。
2017cbc.png

目立つのはミスプロ系です。

【CBC賞で好走した芝向きのミスプロ系】

16年7人気2着ラヴァーズポイント
(父マイネルラヴ)

15年1人気2着ダンスディレクター
(父アルデバランⅡ)

15年3人気3着サドンストーム
(父ストーミングホーム)

13年2人気2着ハクサンムーン
(父アドマイヤムーン)

13年3人気3着サドンストーム
(父ストーミングホーム)

そして、特にミスプロ系の中でも芝適性が高く、ダートはイメージほど走らないという血統の方が好走しやすいということが分かります。
現役時代に芝で活躍した馬、マキャベリアンの系統や、最近はあまり出走例がありませんが、キングマンボ系なども悪くないと思います。昨年の勝ち馬レッドファルクスの父スウェプトオーヴァーボードも、下級条件ではダート向きながら、高額条件になると芝の方が走る血統です。

今年の候補馬は以下の通り。

②ティーハーフ
(父ストーミングホーム)

⑮タイムトリップ
(父ロードアルティマ)

⑰ラヴァーズポイント
(父マイネルラヴ)

②ティーハーフはこのレースで2度馬券になっているサドンストームの弟。今年の高松宮記念では4着と健闘しており、この馬自体の中京適性もある程度証明されています。少し無駄使いしすぎな点は気になりますが、1400、58キロなど決してベストとは言えない状況でも大崩れしてない点を評価。57キロで1200、血統適性の高い舞台。久々に好条件で走れる今回はベストパフォーマンスを見せてくれるのではないでしょうか。
結果 ②ティーハーフ 4着


【土曜の注目穴馬】
函館10R
恵山特別(芝1800m)
◎⑦ミヤビベスト 15着

先週の傾向を見ると、函館芝1800の主力血統は次の2つだと考えられます。

・フジキセキ(および類似血統であるタイキシャトル)※
・母父スペシャルウィーク

フジキセキ(および類似血統であるタイキシャトル)に関しては、芝1200でも強烈なバイアスを発生させていますが、ここ芝1800でも穴を連発しています。おそらく、今の函館芝全般に適性があるのだと考えられます。

そして、もうひとつ注目できるのが『母父スペシャルウィーク』です。

【先週の函館芝1800と母父スペシャルウィーク】

3日目3R1人気3着ウインクバック

4日目4R10人気1着メイショウサワカゼ

4日目10R6人気1着フィールドシャルム

先週、3鞍行われた函館芝1800。その全てで馬券圏内に産駒を送り込んだのが母父スペシャルウィーク。該当馬はこの3頭だけでしたから、驚異的な確率で馬券になっていたことが分かります。
この『母父スペシャルウィーク』に飛びつきたくなる理由がもうひとつあります。

【函館芝1800と母父ダンスインザダーク:過去2年】

成 績 (5-1-2-13/21)
勝 率 23.8%
連対率 28.6%
複勝率 38.1%
単回率 180%
複回率 107%

以前から指摘している通り、同じニジンスキー系サンデーに属するスペシャルウィークとダンスインザダークは、極めて同時性の起こりやすい血統です。適性がほとんど同じと考えてもいいでしょう。
そんなニジンスキー系サンデーの一角であるダンスインザダークが、主に母父に入って過去に同コースで度々馬券になっていたという傾向が下地としてあるわけですね。この下地をあらかじめ知っていると、先週の母父スペシャルウィークのバイアスも、偶然ではなく必然に近いものなのではないかという推察が働くわけです。

というわけで、ここも母父スペシャルウィークに注目。候補馬は②エクストラファインと⑦ミヤビベストの2頭ですが、⑦ミヤビベストの方を狙ってみたいと思います。
新馬勝ち後は二桁惨敗続き。特に前走はシンガリ負けですから、普通は狙えないところですが、今回は諸々一変する可能性を秘めた洋芝、滞在の函館へのコース替わり。しかも、母ミヤビキララが最も得意としていた芝1800(全3勝がコーナー4つの芝1800戦)への初参戦。大きく変わるとすればこの舞台しかないと見て、配当妙味を追っておきます。


※【フジキセキとその類似血統としてのタイキシャトル】

サンデー系屈指の万能型であるフジキセキは、不得意条件が少ない代わりに、どの条件でもそれなりにしか走らないという、いわゆる“器用貧乏”な面を持ち合わせています。そして、これはサンデーサイレンスを介さないヘイロー系であるタイキシャトルと非常に近い個性だと考えられます。
そんな2つの血統は、やはり同時性が起こりやすく、一方が活躍するバイアスにおいては、他方も同程度の警戒が必要になります。これは、夏の小倉でも頻繁に現れる現象です。
フジキセキのバイアスを見つけたら、必ず一緒にタイキシャトルも探す。これは是非覚えておいていただきたい血統戦略です。

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