こんにちは

境和樹さんのコラムです。

重厚サンデーに注目

東京11R サウジアラビアRC(GⅢ)(芝1600m)
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まだ重賞に格上げされてから3回しかサンプルがないレースなので、まだまだ実績を積み重ねていくことが先決ということにはなりますが、現状で見られる特徴に沿って予想していくことにしましょう。

・重厚サンデー系保持馬
・勝ち馬は全て未勝利戦勝ち馬
・直線スピードの重要性


これが、過去3回の上位馬(主に勝ち馬)に共通するポイントです。

【サウジアラビアRCの注目血統】

16年3人気1着ブレスジャーニー
(父バトルプラン)

15年4人気1着ブレイブスマッシュ
(父トーセンファントム)

15年1人気2着イモータル
(父マンハッタンカフェ)

14年4人気1着クラリティスカイ
(母父スペシャルウィーク)

14年2人気2着ネオルミエール
(父ネオユニヴァース)

14年3人気3着ミッキーユニバース
(父ネオユニヴァース)

ネオユニヴァース一族から3頭の馬が馬券に絡み、その他、マンハッタンカフェやスペシャルウィークなど、サンデー系の中でも重たさを秘めた血統が目立ちます。
また、昨年の勝ち馬ブレスジャーニーはバトルプラン産駒。この馬に関しては次走でも強敵相手に重賞を制しますから、基礎能力とこの時点の完成度が高かったという可能性はありますが、少なくとも芝の重賞では根本的なスピードで見劣るとジャッジしてしまいそうな血統だったことは確かです。
2歳戦に強いことで知られるダイワメジャー産駒が、過去【0-0-2-3/5】と、いまいち冴えないことを合わせて考えても、総じて言えるのは少しスピードに欠けるかな? という印象を持ってしまいそうな重たい血統を持った馬が強いと考えられます。

【サウジアラビアRC勝ち馬の臨戦過程】

16年3人気1着ブレスジャーニー
(2戦目で未勝利勝ち直後)

15年4人気1着ブレイブスマッシュ
(4戦目で未勝利勝ち直後)

14年4人気1着クラリティスカイ
(3戦目で未勝利勝ち直後)

過去、このレースを勝った馬は全て、未勝利勝ちからの臨戦。もう少しテーマ付けていえば「キャリア2戦以上、前走1着からの臨戦」ということになります。16年1番人気(単勝2.2倍)3着クライムメジャー、14年1人気(単勝1.4倍)10着サトノフラムなど、新馬勝ちから臨んだ1番人気馬が人気を下回っていることを考えても、キャリアを積んでいることが重要なポイントになると言っていいでしょう。
また、500万またはオープンクラスを使ってきた馬の成績も【0-0-1-11/12】と冴えません。ただ、これに関しては“全ての馬が負けて臨戦してきた馬”だというところを考慮しなければいけないでしょう。要するに、1勝馬同士の戦いになって軽く転がされた馬ばかりがサンプルになっているということ。2戦2勝であるとか、それなりに成績を収めている馬なら、キャリアが重要なレースであるという点も加味して、500万、オープンからの臨戦でもネガティヴに考える必要はないだろうと考えられます。

【サウジアラビアRC勝ち馬の上がり】

16年3人気1着ブレスジャーニー
(前走でメンバー最速)

15年4人気1着ブレイブスマッシュ
(前走でメンバー最速)

14年4人気1着クラリティスカイ
(前走でメンバー最速)

最後に、これも過去3年の勝ち馬に共通するポイントして、前走でメンバー最速の上がりを使って勝っているということも挙げておきます。レースの上がりが34秒台前半くらいで、好走するためには33秒台の脚を使うことが必要になるというレースパターンを考えれば、速い上がりを使って勝った実績は武器になるわけです。

以上のテーマから、今年の候補馬を炙り出していきます。

③シュバルツボンバー

⑫メイショウドウドウ

この2頭が今年の候補馬になりそうです。そして、私は③シュバルツボンバーを選択します。前走のレコード勝ちに関しては、当時の高速馬場を考えれば特に特筆するものではありませんが、好位を楽に追走し、アッサリ突き抜けた内容はかなり優秀。さらには、兄イモータルが15年2着とこのレースに対する血統適性が実証されている点も強調材料になります。
結果 ③シュバルツボンバー 5着
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