こんにちは

境和樹さんのコラムです。

ジャパンカップの回顧

第37回ジャパンカップ(GⅠ)
1着◎シュヴァルグラン
2着レイデオロ
3着キタサンブラック

ラップ:
13.0-11.2-12.1-12.1-11.8-12.1-12.3-12.2-11.8-11.3-11.8-12.0
時計:2.23.7


改めて思い知らされるトニービンの底力……。
来年以降も、ジャパンカップではトニービンの血に注目。この血統傾向を重視して攻めていきましょう!

今年のジャパンカップも、やはりトニービンの血が勝敗を分けるカギになりましたね。勝ったシュヴァルグランはトニービン系サンデーを牽引するハーツクライです。

予想動画でも少しお話しましたが、もはや日本のGⅠにおける最高の穴血統として君臨するハーツクライですが、これまで、GⅠ勝ちは全て東京競馬場。
天皇賞・春や菊花賞など、京都競馬場で頻繁に馬券に絡むイメージが強いと思いますが、あくまでそこでの役割は複穴止まり。穴馬の単複的にはそれでも十分すぎるほどお世話になっていますが、勝ち切りまで期待できるのは東京コースなんですね。その意味で、距離その他も考慮するとシュヴァルグランがGⅠタイトルを獲るなら今回を置いて他になかったと思います。そのチャンスを見事に活かしたわけですから、本当に立派なものです。
今回のシュヴァルグランは、最高の立ち回りをした鞍上の好騎乗だけでなく、かなり地力強化を感じさせる内容でした、ゴール前で2着レイデオロに詰め寄られたところで、もうひと伸びしていますからね。かつてジャスタウェイがそうだったように、惜敗を続けていくうちに地力を強化し、あるタイミングで覚醒するハーツクライ産駒はいると思うので、ひょっとしたらこの馬もここからもうワンランク強くなるかもしれません。

2着はレイデオロ。ここのところ元気一杯の3歳馬がまた古馬相手に好走した形。
内容的には強い競馬でした。スタート直後に若干バランスを崩したところで、外2頭から押圧される格好でポジションを強制的に下げさせられています。結果的にラチ沿い先行のシュヴァルグランと逃げたキタサンブラックが残っているわけですから、後方から外に持ち出して間に割って入れば及第点以上。最後にもうひと伸びしたシュヴァルグランも強いと思うので、最強の競馬だったとは言いませんが、先に繋がる好内容だったと思います。元々スタートに不安を抱えている馬なので、こういうケースも想定できたとはいえ、運がなかったですね。

3着キタサンブラックは落鉄していたらしいですね。その分、最後まで踏ん張れなかったのでしょう。ちなみに、秋華賞のモズカッチャンがやはり落鉄を原因にして負けましたが、その当時にこんな話を聞きました。
落鉄すると踏ん張りが利かなくなるため、瞬発力勝負になると分が悪いそうです。したがって、イメージしていたよりも多少早く仕掛ける必要が出てくる。モズカッチャンの秋華賞はまさにその典型例だったんですね。今回のキタサンは、普通に競馬をしたら落鉄の影響で踏ん張れなかったということなのでしょう。いずれにしても、落鉄の影響は大きいようですね。

4着マカヒキは、流れを考えれば強い競馬をしており、もう確実に復調はしているんだと思います。ただ、ここ3戦がいずれも同じような負け方なのは気になります。距離を詰めるという選択肢はないものかと個人的には思います。元々、この馬が3歳時に見せていた極上の瞬発力は、マイルでこそ活きるはずです。

予想も当たって大満足のジャパンカップ。うまスクエアさんとしても、佐々木さんの持ち馬が勝って大盛り上がりのようです。佐々木さん、おめでとうございます!

以上、有馬記念で本命にする予定の馬が思った以上に負けて少しビビリはじめている境でした。
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