こんにちは

須田鷹雄さんのコラムです。

7歳馬の扱いをどうするか

◆年齢は気になるファクター


 ダート路線は一度横綱級の地位を獲得した馬がずっとGIレースの上位に居座り続けるというケースが多い。

 ただ、どんな馬でもいつかはピークを過ぎるものでもある。芝馬の場合、種牡馬としての価値を意識して早めに上がる=ピークに近いタイミングで引退することもあるが、ダート馬は種牡馬としての付加価値がつかないことも多く、そのため現役を長く続ける傾向にある。そうなると、買う側もどこかで「まだ大丈夫か?」と見定める必要がある。

 そして、気をつけなくてはならない年齢が「7歳」だ。2000mのジャパンカップダート創設以降、昨年のチャンピオンズカップに至るまで7歳以上馬の成績は[0-1-2-41]の複回収率27%。前走着順4着以下馬に限定すると[0-0-0-28]となる。

 前走で3着以内だった馬にしても、勝ちきれてはいない。馬券に絡んだ3頭は6,7,11番人気なので複穴と呼べなくもないが、そういう馬を含めても複回収率27%。前走3着以内馬に限定しても76%。複勝率は18.8%。積極的に買いたいグループとは言えない。

 なんでこんな話を書いているか、既にお分かりだろう。今年は7歳の有力馬が多い。アウォーディー、コパノリッキー、サウンドトゥルーと7歳のGI馬が3頭もいる。これらの馬に◎を打つと、7歳どうしの組み合わせも生まれてしまう。それでいいのか、ということを考えなくてはならないし、特に馬単や3連単を買う場合は注意が必要だ。

 ちなみに、JBCクラシックは7歳以上馬が4回優勝しているが、東京大賞典はいわゆる交流元年以降については7歳以上の優勝馬は出ていない。最も新しいケースでも昭和62年のテツノカチドキまで遡る。やはり、年齢は気になるファクターだ。
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