アンカツさんのつぶやき

東海S
「インティ。この時計で勝って重賞まで6連勝やから現状は文句なし。ただ、消耗しやすそうなタイプやで、万全の態勢でG1に向かえるかどうかが鍵。フェブラリーSを使うとすれば、芝スタートのマイルですんなりマイペースに持ち込めるかが課題やね。追ってから伸びとるし、チュウワウィザードも結構なもん。」

AJCC
「ジェネラーレウーノは勿体ない。あのペースなら向正面で自分から流して行けば押し切れとる。瞬発力勝負にしてまったらこういった結果になるわ。シャケトラとフィエールマンは4角の仕掛けの差。どっちも先を見据えつつの仕上げやろから、確かな能力があるよね。メートルダールは騎手の腕も大きかった。」



境和樹の穴馬券ネオメソッド

AJCC&東海Sの回顧
第60回アメリカJCC(GⅡ)
1着シャケトラ
2着フィエールマン
3着メートルダール

ラップ:
12.5-11.5-12.7-12.6-12.9-12.8-12.4-11.7-11.8-10.9-11.9
時計:2.13.7

シャケトラの復活!

個人的に、デビュー戦を勝った時点でAランクの評価をしており、一昨年の有馬記念でも本命を打った馬。才能を買っている馬なので、この復活はいちファンとして嬉しいですね。
それにしても、改めて証明した非根幹距離適性。中山非根幹距離重賞は、これで日経賞に続いて2勝目。敗れはしましたが、一昨年の宝塚記念でも最強の競馬をしていますから、これはもう高次元の非根幹距離巧者として認めるべきでしょう。近い将来なら宝塚記念。そして、何とか無事に有馬記念に出走してもらいたい。いずれのレースでも本命を打たせていただくことになると思います。

予想としては、1年強ぶりの休み明けという点が気になって本命にし切れませんでしたが、コラム内で指摘した好相性血統・サドラーズウェルズ系保持馬。もう1頭のサドラー絡みだったメートルダールも5人気3着と同時好走していますから、例年の傾向通りの決着だったと考えていいでしょう。2着フィエールマンも、母父グリーンチューンが現役時代に仏2000ギニー、イスパーン賞と欧州GⅠを2勝した馬。欧州血統重視というテーマに合致する存在ではありました。
来年も、サドラーズウェルズ、ネヴァーベンド、ダンシングブレーヴの3系統には要注意です。

2着に敗れたフィエールマンは、さすがに勝負処で反応が鈍くなったあたりが完調手前だったということなのでしょうが、3着メートルダールにフタをされながら闘志を掻き立て、最後は勝ち馬に詰め寄るのですから立派なもの。さすがはGⅠホース。まずは無事に次走を迎えてもらいたいものです。

私の本命馬メートルダールは3着。4角手前から動き出し、人気のフィエールマンを締めながら前を追う形は理想的。最後は力負けの格好で3着に落ちてしまいましたが、3着を拾いに行くのではなく、あくまで勝ちに行っての3着。買った方は納得の競馬、人馬ともよく頑張ってくれました。


第36回東海S(GⅡ)
1着インティ
2着チュウワウィザード
3着スマハマ

ラップ:
13.0-11.2-12.7-12.3-12.3-12.4-12.4-11.6-11.9
時計:1.49.8

日経賞のシャケトラと同じく、このインティもデビュー時から才能を評価していた馬。この馬のアピールポイントは、何と言ってもレースの綺麗さです。「字面では表せない迫力」であったり「数字に表れない強さ」ではありません。この馬の強さはハッキリ数字に表れます。つまり、スキのない非常に綺麗で強い勝ち方をするのです。
もし、これからラップを勉強しようと思っていらっしゃる方がいたら、このインティの勝ったレースを全て見直してみることをおススメします。この馬が刻んできたラップを、“強いラップ”の典型例だと覚えておけば、今後、役立つことがあると思います。

今日のレースも、中盤でラップを緩ませることなく、ラストで12.4-11.6-11.9秒の再加速で後続を突き放してみせました。なかなかできることではありません。強い!その一語。
芝スタートのマイル戦に対応できるかは微妙ですが、少なくとも交流重賞やチャンピオンズCでは相当有力でしょう。ルヴァンスレーヴとの対決が本当に楽しみ。

18年チャンピオンズC:1.50.1(+0.5秒)⇒1.49.6
19年東海S:1.49.8(+0.3秒)⇒1.49.5

馬場差を考慮すると、両レースの実走時計はこうなります。時計比較ではほぼ互角。普通に考えればマークする立場でレースを進められるルヴァンスレーヴが有利に見えますが、強い逃げ馬ほど負かすのが厄介なものはありません。1コーナーまでに勝負を決めないと、インティが押し切る可能性は高まります。スタートから目が離せない丁々発止のやり取りを想像するとワクワクしますね。

と、インティの話ばかりしてしまいましたが、2着チュウワウィザードもかなり良い競馬をしています。
先述の通り、逃げ馬にあれだけの上がりを使われれば、普通、後続は離されていく一方になるもの(ましてや、道中で息を入れられないこの流れでは)。それを、ゴール板までシッカリ伸びてむしろ相手を追い詰める場面もありました。この馬も負けず劣らず強い馬。今回は“VS構造”がハッキリしすぎていたため、かえって逃げ馬に有利になったという側面があるかもしれません。他にもっと力のある馬がいれば、利がチュウワに移るケースもあるでしょう。逆転は困難かもしれませんが、評価下げは一切必要ないですね。

3着スマハマも、休み明けながら強い逃げ馬に鈴を付けに行く真っ向勝負。最後に突き放されたのは仕方ないですし、このまま順調に進めば重賞の舞台で勝ち負けすることもあるでしょう。これも評価下げは不要。

アンジュデジールが意外な大敗を喫しましたが、これは激戦続きの疲労が大きかったと推察されます。その他に関しては、上位勢とかなり大きな力差を感じる内容。私が期待したコスモカナディアンも、上手く乗っていたと思いますが、最後は上位3頭に地力の差を見せ付けられてしまいました。

最後に、勝ったインティの父ケイムホームが米国2000GⅠの勝ち馬。来年に向けて血統傾向がハッキリしたことは収穫でした。
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