アンカツさんのつぶやき

マーメイドS
「マーメイドSは難しかった。とりわけ今年はハンデほど差がなかった。しかし、サラスは自在性がある。松若も臨機応変に乗るようになったしな。一方のエプソムCは真逆の先行馬ペース。レイエンダは重い馬場が合うんやね。ミッキースワローはもろに脚をとられとる。良馬場ならまた違った結果になっとった。」

エプソムカップ
エプソムCは前残りの展開でしたね。今後のレイエンダの扱いはどうですか?
「馬場適性(走法より蹄かな)と相まって、初めて着けたチークの効果が出たんやと思う。ルメールも上手く乗っとる。これでまた人気上がるけど、過信はどうやろか。ただ、北海道の馬場はかなり合いそう。」




境和樹の穴馬券ネオメソッド

マーメイドS&エプソムC回顧

第24回マーメイドS(GⅢ)
1着サラス
2着レッドランディーニ
3着スカーレットカラー

ラップ:
12.2-10.9-12.2-12.2-12.3-12.4-12.1-11.8-11.4-12.8
時計:2.00.3


コーナー通過順が示す通り、先行勢は壊滅、完全な追い込み競馬となった今年のマーメイドS。

強調しておきたいのは血統面。勝ったサラスは私の本命馬だったわけですが、母父エーピーインディが肝。昨年、上位を独占した米国血統保持馬が今年も結果を出したことで、いよいよマーメイドSの血統傾向変化はハッキリしました。また、同時にコーナー4つの2000m重賞における米国血統の重要性が改めて証明されました。

先週の鳴尾記念で上手く行かなかっただけに、今週も同じ傾向を押し通していいものか、少々悩むところはありましたが、貫き通しておいて良かったです(先週のギベオンが出遅れで消化不良ということ、マーメイドSの昨年の結果が後押しになりました)。

候補馬には挙げませんでしたが、2着レッドランディーニも母父ミスターグリーリーが米国性の強い血統。3着スカーレットカラーは候補馬に挙げていた通り、母父ウォーエンブレムで血統傾向に該当。

コーナー4つの2000m重賞における米国血統

これは、金鯱賞や中日新聞杯といった中京重賞も含めて活用できる血統傾向なので、今後も頭の片隅に置いておいていただければと思います。


第36回エプソムC(GⅢ)
1着レイエンダ
2着サラキア
3着ソーグリッタリング

ラップ:
13.5-12.2-12.7-12.9-12.6-12.3-11.0-10.8-11.1
時計:1.49.1

まず血統面の話。血統テーマとして掲げたのは「ダンチヒ系」。エプソムC自体、過去にダンチヒ系保持・内包馬の好走が多いレースであることに加え、今春の東京芝重賞において、この系統が暗躍するケースが目立ったことが根拠。

結果、該当馬として挙げた2頭のうち、母母父タイガーヒルで該当したサラキアが7人気2着と好走、一応の成果は出たと思います。来年以降もエプソムCはダンチヒ系に要注意としておきます。

しかし、肝心の本命馬アップクォークが大出遅れ。直前に再び雨が降り出し、この馬にとって最も避けたかった“上滑りする馬場”になってしまった時点でイヤな予感はしましたが、まさかゲートまであそこまで遅れるとは……。しかも、後述しますが前半がほぼ歩いているような緩ペースから上がり比べになってしまっては、あの出遅れは致命傷、というよりあの時点でゲームセット。なんとも消化不良の競馬に終わってしまいました。

それにしても、今週の東京は天気との関係が非常に難しかったですね。金曜に雨が降り、土曜日の馬場にどのくらい影響するかと注目していたところ、土曜日は先週同様の内前有利の高速馬場。改めて東京芝の強靭さに舌を巻いたわけですが、そこからまさかもうひと雨くるとは……これはちょっと想定外でした。

本命にしたアップクォークが道悪はイマイチという話は聞いていたので、正直、土曜日の競馬が終わった段階ではかなりホッとしていたのですが、もうひと山あったわけですね。

それでも、ここまではまだ踏ん張れていたと思います。決定打になったのはレース直前、10Rあたりから急に振り出した雨。これで完全な上滑り馬場ができあがってしまいました。

ちょっと拍子抜けするくらいの超スローペースも、この上滑り馬場が誘発した側面があったと思います。何しろ滑りますからね、慎重に進んでいこうとすることで、ペースが上がりづらくなるというのは良くあることです。

また、ポイントになったのはダノンキングダムの動き方。これは前走の勝利がアダになるという皮肉な結果。控える競馬で今まで以上に強い勝ちっぷりを見せた前走を受けて、「ハナを切る必要はない」という印象が残ってしまっていたのでしょう。
三浦騎手自身、かつてはこの馬で逃げ切り勝ちを決めていますから、もし前回の好結果がなければ、今回もハナ切りを選択していたと思います。ましてやこのスロー。少し主張すれば楽にハナは切れていたでしょうから。

前半3F38.4秒!そこで押し出されるように先頭に立ったサラキアが2着、番手で追い駆けたレイエンダが勝利。まあ、これだけ遅ければそうなりますよね。
もちろん、機を見るに敏の位置を取った上位2頭の鞍上の判断は賞賛に値しますが、力を出し切れない馬も少なくありませんでした。3着ソーグリッタリングあたりは前を見る絶好位で折り合いも付く不満のない立ち回り。ラストもシッカリ伸びていますが、ペースゆえに前も止まりませんでした。人気を背負っている立場としてはツライ競馬になってしまいましたね。
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