すみません、抜けていました
競馬コラム「水島晴之の単複で買え」

新潟巧者ドリームドルチェで勝負だ/NST賞

新潟11R (7)ドリームドルチェで勝負だ。500キロを超える大型馬だが、直線に坂のあるコースではしまいが甘くなる。新潟ダート【4・1・1・2】の成績が示すように、明らかに平たん向き。コース替わりは吉と出る。前走の韋駄天Sは芝の直線競馬でスピード負けしたもので、13着という結果は度外視していい。14日は坂路で49秒9の1番時計を出すなど絶好調。中団前で流れに乗ればチャンスはある。単3000円、複4000円。

新潟10R (10)ロードアルバータを狙う。前走は馬場の悪い内でノメっていた。それでも勝ち馬とは1秒差。以前のやめる面がなくなり集中力が増したのは収穫だ。今回は馬場のいい新潟。江田照騎手も3回目のコンビで癖はつかんでいる。2200メートルなら大駆けがあっていい。単1000円、複2000円。(ここまでの収支 マイナス13万5700円)
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結果

新潟10R ➉ロードアルバータ 9着

新潟11R ⑦ドリームドルチェ 3着  複勝配当250円


田原基成さん

【札幌記念】なぜフィエールマンとブラストワンピース陣営は札幌経由を選択したのか?/北九州記念

【札幌11R 札幌記念】

京都記念経由、ドバイ行き。

札幌記念経由、フランス行き。

施行時期は違えど、上記のレースは似たような性質を持っている。

前者のローテで思い浮かぶのはジェンティルドンナ。3月の高額賞金レースに狙いを定めるにあたり、前哨戦はあくまで前哨戦と割り切った仕上げ。ハープスターやレイデオロと同様だ。

翻って、札幌記念。

凱旋門賞を見据えた陣営が新たなルートを開拓したのは2014年。ゴールドシップ、ハープスターがここを経由して世界最高峰のレースへと駒を進めた。

……が、その後同じような臨戦過程を踏んだ馬はゼロ。これは考察の余地がありそうだ。

私見を述べさせてもらうなら、凱旋門賞獲りを目論む陣営は現地のプレップレースを使うべきだと思う。環境はもちろんのこと、ヨーロッパ特有の芝質に慣れる必要があるからだ。あのエルコンドルパサーも現地のレースを経験するなかで欧州仕様の走法にモデルチェンジ。念には念を。準備をしすぎて損することなどあり得ない。

では、なぜフィエールマンとブラストワンピース陣営は札幌経由を選択したのか?

2頭の共通点はクラブ馬であること。現地滞在における費用の算出を考えたとき、コスパが良いに越したことはないだろう。むろん、コスパだけ良くて結果が伴わないのは避けるべき事案だが……。

穿った見方をしてみよう。

「札幌記念とは、滞在費を捻出するレースである」

ハープスターは札幌記念を勝利。2着に入ったのはゴールドシップだ。本番では考えられない超ハイペースとなったのは偶然の産物かもしれないが、8分、いや9分ぐらいに仕上げていた可能性は高いと睨んでいる。

その根拠となるのが馬体重。

前述の2頭はいずれもプラスマイナス2キロでの出走。対比として京都記念における3頭の馬体重を挙げると、

・ジェンティルドンナ(プラス8キロ)
・ハープスター(プラス14キロ)
・レイデオロ(プラス4キロ)

冬と夏の違いを差し引いても、その差は歴然。凱旋門賞を使ったことで馬が変わってしまったケースが後を絶たないゆえ、挑戦のリスクはある。しかし、クラブ会員に対しては目に見える説得力がほしい。その結果が国内前哨戦=札幌記念での好走につながっているのだろう。

以下、フィエールマンについて。

「天皇賞(春)の時くらいの状態」
「時計は良いし、態勢は整った」
「2日前の輸送は美浦から京都に移動した菊花賞、天皇賞(春)と同じパターン」

ブラストワンピースはどうか。

「前走から6、7キロは絞れている」
「体重もかなりフィットした感じ。前走と同じかマイナスか」

参戦意図を読み解くことで窺える確かな勝負気配。週中のコラム、週末のラジオと見解が異なる形で恐縮だが私のこの2頭に対する評価は極めて高い。

もう1頭の人気馬・ワグネリアンについても触れておこう。

前走大阪杯は終始インにこだわった鞍上のファインプレー。あの一戦だけで古馬と互角に渡り合えるレベルの馬と言い切るには早計だろう。今回と同じ小回りの中山で大外一気を選択した皐月賞は7着……末脚不発の可能性を考えると、最大の狙いは3戦3勝の左回りに替わる天皇賞(秋)だ。

穴妙味ならランフォザローゼス。

キングカメハメハ、ディープインパクト、エアグルーヴと近代競馬の良いところを詰め合わせたような血統。強調すべきは前述のエアグルーヴにアイムユアーズと、一族に洋芝巧者が目立つ点だ。戦ってきた世代のレベルは正直疑問だが、ノーマークにはできない。

洋芝重賞での好走歴を持つステイフーリッシュ、サクラアンプルールまでを3連複フォーメーション3列目に設定。

【札幌11R 札幌記念予想の印】
◎9 フィエールマン
〇1 ブラストワンピース
▲10 サングレーザー
☆6 ランフォザローゼス
△12 ワグネリアン
△3 ステイフーリッシュ
△13 サクラアンプルール

【3連複/フォーメ】9-1,10,6-1,10,6,12,3,13(12点)


【小倉11R 北九州記念】

あれから1年。ようやくこの馬にリベンジの機会が訪れた。

6枠11番、アンヴァル。

昨年の北九州記念があまり記憶にない方は今すぐレースVTRをご覧いただくことをオススメする。視線にフォーカスすべきは、当時4枠7番を引いたアンヴァルだ。スタート直後に思い切りぶつけられ、直線では完全に進路が塞がるロス……あの競馬で勝てる馬などいない。

とはいえ競馬は相手関係があってこそ成立するもの。巷では札幌記念の豪華メンバーが取り上げられているが、北九州記念も負けず劣らず。

スプリンターズS2-4着馬。
サマースプリントシリーズ覇者。
4連勝、5連勝中の新星。

今年の出走馬がそのまま秋の電撃6ハロンGIに進んでもなんら違和感を抱かない。ファインニードル引退後、空洞化にある現在のスプリント路線を占ううえで大注目のレースと言えるだろう。

なかでも今回、精査が必要なのは連勝街道をひた走る2頭の上がり馬。ディアンドルとミラアイトーンだ。

前者に関して、クラシック戦線に見向きもしなかったローテーションが興味深い。路線別に使い分けを多様するシルクレーシングが部門別のスペシャリスト育成に舵を切ったひとつのサインとなりそうだ。

しかし、ここは激流が予想される古馬混合・フルゲートの重賞。ハイペース経験に乏しいうえ、過去10年の北九州記念において1400m以上で連対歴のない3歳馬は【0-0-0-9】。これだけ重なる悪条件を一発クリアするようなら、今後のスプリント路線はこの馬の天下だと言い切れる。

同じ連勝中の馬でも、後者は古馬との戦いを勝ち抜いた。舞台適性も申し分ないが……ここは「ハイペース適性」に死角ありと捉えている。近4走における600m通過はそれぞれ33秒9→33秒8→34秒2→33秒9。過去10年の北九州記念における600m通過平均が32秒6であることを考えると、未経験の激流に沈む可能性は想定しておくべきだ。

600m通過32秒台を楽に刻めるモズスーパーフレアの存在は極めて厄介。さしずめ親戚同士の会合において「まだ結婚していないの? 私が誰か紹介してあげよっか?」と余計な気を回す世話焼きのおばちゃんと言ったところか。私とて競馬が恋人、などと言うつもりはないが……。

兎にも角にも、未体験ゾーンに身を委ねる2頭に重い印を打つのは気が重い。だからこそ、アンヴァルの経験値はこの舞台で活きるはず。

この馬で特に注目したいのは2歳時に使われた福島2歳S。前半600m33秒0-後半600m36秒0の超前傾ラップを3番手追走からノーステッキ、ほとんど持ったままで押し切ったのだ。ハイペース適性は高く、同馬の母・祖母はともに小倉芝1200m重賞勝ち馬。先に述べたように昨年はスタート後の不利に加えて直線ドン詰まりだっただけに、スムーズに運べれば重賞の壁を突破してくれるものと捉えている。

迷いはない。

アンヴァルが私の本命だ。

相手本線に抜擢するのはクインズサリナ。

上のクラスではひと息の戦績だが、前走は直線半ばまで完全に進路を塞がれる競馬。まったく通用しないと見限るには早計だろう。600m通過32秒台のレースは2戦2勝……モズスーパーフレアが作る激流はこの馬にとって追い風だ。

3番手にはそのモズスーパーフレアを。

現役屈指の快速馬が「よりによって」北九州記念に参戦。このような言い方をしたのは、過去10年の北九州記念で逃げ馬が【0-0-0-10】と極度の不振に陥っているからだ。とはいえ芝1200mに限定すれば、新馬戦を含め中6週以上の間隔での参戦時成績【5-1-0-0】連対率100%。仮に最初に挙げたデータが炸裂してしまったとしても、スプリンターズS直行ローテなら次に挙げたデータを尊重し見直したいところだ。

ファンタジストも侮れない。

皐月賞、NHKマイルCとともに惨敗を喫しスプリント路線へ。スプリングS2着を見るより距離はこなせる感覚を持っていたものの、短期間での連続輸送が堪えたのかもしれない。リフレッシュ効果に加えて、舞台は重賞を制した小倉芝1200m。この条件にめっぽう強い鞍上が引き続き騎乗する点も大きなアドバンテージとなる。

なお、普段の見解で記している【注目レース】は日曜日にTwitter上でお伝えすることとする。

【小倉11R 北九州記念予想の印】
◎11 アンヴァル
〇2 クインズサリナ
▲13 モズスーパーフレア
☆8 ファンタジスト
△3 アレスバローズ
△18 ミラアイトーン
△5 ディアンドル

【3連複/フォーメ】11-2,13,8-2,13,8,3,18,5(12点)







田中正信さん

NST賞の追い切り注目馬

皆さん、こんばんは。田中正信です。
先週の関屋記念では取り上げたミッキーグローリーが1人気で優勝、ミエノサクシードも6人気で2着に頑張ってくれましたね。2週連続となる国枝厩舎の重賞制覇。マイルCS以来の休み明けでも「一戦必勝」のごとくキッチリ仕上げられていたあたり、さすがの手腕といったところでしょう。

今週は札幌競馬場で札幌記念が行われます。夏季競馬での唯一のGII競走。フィエールマンやワグネリアンら、GI戦線を賑わせている馬たちの出走で盛り上がりを見せそうですが、馬券的な意味でも非常に興味深いレースになります。

諸事情があって私の今週のピックアップは別のレースになりますが、「競馬サロン」内では札幌記念の全頭追い切りを公開中ですので、合わせてご参考にしていただければ幸いです。

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今週は情報規制がある関係上、
重賞ではなくオープン特別をピックアップ。
過去には2ケタ着順からの巻き返しもあり、
一見すると何回に見えるハンデ戦。
今年も上は57.5キロから下は48キロと
9.5キロものハンデ差を加味しつつ、
買える馬、買えない馬を見極めていく。

■8月18日(日)
新潟競馬場 ダ1200m ハンデ
NST賞(OP)

■3枠4番 プルミラコロ
スピードの衰えこそ感じないものの、5歳半ばぐらいからもともとそれほど強くはなかった闘争心が、さらに淡白な印象に。レース間をあけてフレッシュな状態を保ってやれば何とか格好をつけれてきたものの、前走ではいよいよそれも怪しくなり甘くなってしまった。さぁどう手を打つか、大久保龍厩舎の腕の見せどころといったタイミングなのが今回。まず気はいいタイプ、しかも本数要らずの仕上がり早。実質坂路でスピードに乗せた調教を2本程度もやってあれば実戦で問題なく動けてしまった過去もある。5ヶ月ぶり自体を割り引く必要は全くなかろう。それこそ何をしてきて効果がどうか、それのみがポイントか。

そして非常にわかりやすいことをしてくる。なんとデビューからこれまでひたすらに坂路メインの調整だった本馬が、この中間からCWコースメインに切り替えてきたのである。目的は一目瞭然、単純な持続力強化。止まるのは以前より頑張らないから。ならば、頑張る前段階を引き延ばしてやればよい、つまりは基礎の叩き直し。淡白になったものは仕方がない、それを踏まえてどう結果を出させるかという点では妙案といえよう。ズブさを感じさせないように目に見えて効果も。やはり、この厩舎はできる。


■5枠9番 ウインオスカー
鼻出血明けで復帰に手間取った3走前を除けば、基本的に久々でも3週で6本も時計を出していれば、レースで支障なく力を発揮できてきたタイプ。内訳としては2週前が坂路で動作確認、1週前がコースでの本負荷、そして直前が坂路でサラッと流してスイッチオンといった調整。これで結果が出ているのだから、アクシンデント明けでもない今回であれば、なにも調整をイジる理由はないはずである。

だが、この中間はこれまでの久々時とは一線を画した調整を行ってきた。そもそもの違いは初動の早さ。3週前に初動確認ができたことによって2週前と1週前に立て続けにコースで本負荷をかけることができた。本来であれば1週前に行う6Fからの併せ馬を、今回は2週前の段階で消化。これにより、スイッチを入れる直前の前にもう1本、余分に鍛える時間が作れたのである。これはどう見ても順調だからこそだろう。その1週前の余白も変にセーブせず、目一杯で攻めてきた点にも好感しかない。イジめ抜いたからこそ、サラッと流すメニューの直前の動きがいつになく良かった。メリハリが利いているからこそ、反応がいつになくスムーズに。これは良い。仕上がりはデビュー以来、一番では。


■6枠10番 クイーンズテソーロ
今回は全4勝中3勝を挙げているように、滅法得意としている新潟ダート1200mが舞台。久々の前走を叩いて中4週と、ここがこの夏の最大目標であってもおかしくないタイミングだ。だが、この中間の調整にそこまでの盛り上がりは感じない。むしろ、この異常さを前走の中間の時点で感じられるべきだった。そもそも前走で未勝利すら脱出できなかった芝へ戻したことが既に違和感だ。それでいて、これまでの必勝パターンである、単走で週1本という乗り込みを崩して妙に鍛えてきていた。その時は「ようやくシッカリしてきて鍛えられるようになったのだな」と前向きに捉えていたが、どうやら事はもっと深刻だったよう。

それは、今回の中間の坂路時計からハッキリした。ビッシリと追っても4F54秒を切るのが精一杯なのである。良いときは4F52秒台で楽々と動けていた馬が…である。これが前走で芝に起用し、妙に鍛えていた理由でもあるだろう。単純にトップスピードの質が落ちているということ。そして、この低下は今回も改善された様子がないのが非常に残念。最適な条件、他に勝る適性で上位にくる可能性もあるといえ、調教だけでは強くは推せない。


■8枠14番 サイタスリーレッド
この中間だけを見ると3週で5本の乗り込み量ながら、そのすべての本数に負荷がかけてあるように、どうも急激に整えた印象が拭えない。ただ、同じ久々だった4走前の中間と比較してみると、当時より随分と体調がいいことがわかる。その4走前の中間というのは、本数こそ今回と同じ5本とはいえ、そのうちの週末の2本は時計になるかどうか、ギリギリといった内容で軽い運動程度のもの。つまりは攻めたのは追い日の3本のみと、今回以上に急仕上げであった。ただし、それでも結果が出せたのは見逃せないところ。結局は気で走るタイプ、その気にさえしてあれば中身どうこうはそれほど関係なく、その場は動けてしまうということ。

となると、今回はどうか。週末の2本はともに坂路で4F54秒台、追い日には4走前ほどではないにせよ、それでも通常以上の負荷が掛けてある。少なくとも4走前よりも段階は踏めているといえる。その上で、直前には長めからラストでバタバタになるぐらいまで追い込んできているのである。これだけやって、気のいい馬のスイッチが入らないわけがない。まず力は発揮できる状態と見てよい。後は砂を被らないかどうかだけ、スンナリなら勝機も十分。

■8枠15番 ストロベリームーン
戦績を振り返ってみてもらえばわかるが、5歳になるまでコンスタントに起用して結果が出せたのは2戦までである。その壁をようやく乗り越えられたのが前走、つまりはまともに使い込めるようになったのは最近。それだけ止まることなくエキサイトしていく気性が、いい意味で枯れてきたということではあるのだが、ただ本質は本質。今でも使い込んだ状態に比べれば、レース間をあけ心身ともにフレッシュなほうが、よほど安定して力を発揮できることは間違いないだろう。

もちろん、これは陣営も痛いほど理解しているはず。では、なぜコンスタントに使うこと4戦目となってしまう、ここへ臨戦してきたのか。確かにスムーズな左周りで3勝を挙げている得意のコースというのはある。だが、ここまで大切にレースを選び、育ててきた馬に対して、ここまで起用法を変えるからには必ず根拠があるはずである。それだけ安定してきた、つまりは落ち着きが出てきたのだろう。だからこそ、中1週という強行軍を選択してまで賞金加算にこだわったとみる。平凡な時計でも変な気負いも見せずに颯爽と動けていた直前からも、マイナスの印象はまったく受けない。無事に好調キープとみる。






元騎手・坂井千明の乗り役流儀

【北九州記念の追い切り診断】体使えているアンヴァル/連勝中のディア、ミラアイは?
■アレスバローズ【B】
前走なんかはバランスが悪くて走り方が硬かったんだけれど、バランスは良くなっている。体も使えるようにはなっていて、ただトモの蹴りが相変わらずイマイチな感じかな。こういう馬なのかもしれないね。

■アンヴァル【A】
体は使えているし、直線の首の使い方からも順調さが見て取れる。

■エントリーチケット【C】
体を使った走りはできているけれど、首や脚の使い方はまずまずかなという程度。力が入りきってないというか、蹴りが弱いといえばいいかな。

■カラクレナイ【C】
少し硬い走りをする。そして。直線で脚を取られたのか、おかしな格好になったんだよね。それから馬自身が走るのを止めてしまっている感じ。

■クインズサリナ【C】
硬い走りで、体の使い方もイマイチ。力が入っていない感じだった。あまり良くは見えなかったな。

■シャドウノエル【A】
体を使えていたし、首も、脚の出し方も順調かなという動き。

■ダイメイプリンセス【C】
体を使えて走れていた。左手前のときのぎこちなさから、右手前に替えたときは反応も良かったよ。ただ、どこか物足りない印象なんだよね。

■ディアンドル【A】
前走では右手前になると硬い走りをしていた。今回もやや硬い走りをしているけれども、前走よりもバランスが良くなっている。完全に短距離だから、これでいいんだと思う。順調だね。

■ディープダイバー【B】
頭の高い走り。それでも反応や脚の出し方は良かった。この馬なりに順調といったところだね。

■ファンタジスト【B】
硬い走りで体の使い方はイマイチだったな。それでも、脚の出し方は良かったね。距離が短くなっていいタイプだね。

■ミラアイトーン【A】
体を使えていて、首の使い方、脚の出し方ともに良かったね。なにより、気分良く走れているのがいい。

■モズスーパーフレア【A】
体を使えて、首の使い、脚の使い方もよかったよ。いい状態で出走できそう。休み明けになるけれど、その点はあまり気にしなくてもよさそう。

■ラインシュナイダー【C】
体は使っていたんだけれど、力が全然入っていない。

■ラブカンプー【B】
首の使いや脚の運びは悪くないんだけれど、走りに力が入っていない感じがするね。

良く見えたのは、体が使えていたアンヴァル、シャドウノエル。ディアンドルはも走りのバランスが良くなったね。順調さでいえばミラアイトーンにモズスーパーフレア。ファンタジストは短くなって真価を発揮してくると思う。アレスバローズも前走よりはよく見えたな。


【A】=水準以上の動き。調整過程は良好
【B】=デキは平凡。特筆すべきポイントなし
【C】=状態面に不安アリ
【危】=好調時とくらべて著しく状態が悪い。危険な人気馬
【VIP】=先々が楽しみな素質馬


【札幌記念の追い切り診断】首の使い方がいいクロコスミア/フィエールマンはレース間隔も…
■エイシンティンクル【C】
調教自体が軽くて、正味なところ1ハロンぐらい流した程度。テンションを上げすぎないようにということらしいんだけど、それにしても軽すぎるね。あまりどうこう判断はできないな。

■クルーガー【C】
右手前で走っているうちはいいんだけど、直線を向いて左手前で走るようになったら全体的に走りが硬くなったね。それと、トモの蹴りがイマイチに見える。海外遠征明けの初戦になるから、そのあたりの影響もあるんだろうね。

■クロコスミア【A】
道中はしっかり体を使えていたね。前走は首の使い方があまり良くなかったんだけれど、直線に入ってからの首の使い方、脚の使い方、反応も良かった。うん、これは順調と見ていいね。

■ゴーフォザサミット【C】
全体的に力が入っていないで、トボけて走っている感じだね。それとトモの入りが浅い、わかりやすく言えば、可動域が狭いといえばいいかな。

■サクラアンプルール【C】
体をあまり使えていない。首、脚の出もイマイチ。地面を蹴ってすぐにスッと脚を下におろしてしまう感じ、と言えばいいかな。いい頃はもう少し脚を前に出すようにしていたと思うんだけどね。

■サングレーザー【A】
体を使えている。それに気分良く走っているね。それもあって、首の使い方、脚の出もよかった。前走の安田記念は力強さに欠ける感じだったから、その時よりも良く見えた。

■ステイフーリッシュ【A】
前走の函館記念では追い出してから少しモタついていたけれど、今回はこの馬なりに反応が良くなった。順調と言って出来だね。

■ナイトオブナイツ【C】
体を使えてはいるんだけれど、動き自体が少し重い感じがするね。前走のほうがまだ反応が良かったな。

■フィエールマン【A】
これは気分良く走れているし、反応も良かった。首から何からすごく体の使い方がしなやか。レース間隔があいているとか、そういったことも感じさせないぐらいの順調さを感じる。

■ブラストワンピース【A】
頭の高い走りは相変わらず。それでいて力強さはあるんだけれど、追ってからの首の使い方がイマイチなんだよね。ただ、この馬の場合は直線が短いのは嫌だろうけれど、洋芝の競馬が合うと思う。

■ペルシアンナイト【B】
大きい飛びで、しっかり体を使えている。ただそれでいて、少し高脚を使うんだよね。そのあたりがどうかなと。

■ランフォザローゼス【B】
首の使い方、脚の出し方、しっかり体を使って走れてはいたんだけれど、前走のほうが気分良く走れていた感じがするね。ここを使って、どう変わってくるかといったところかな。

■ロードヴァンドール【C】
今回は体の前だけで走っている。脚の使いも上に上にという使い方で、推進力が逃げてしまったいる感じだね。

■ワグネリアン【A】
前走では左手前で走っている時にバランスが悪かったんだけれど、今回は体を使って気分良く走れている。首の使い、脚の伸ばし方も良かった。すごく順調だね。

フィエールマンは春の天皇賞以来になるけれど、いかにも順調に来てるなという感じだね。それからクロコスミアにワグネリアンも前走より良かった。それからサングレーザーにステイフーリッシュと、人気どころはだいたい順調にきているようだね。力強さという点でブラストワンピースも良く見えたよ。


【A】=水準以上の動き。調整過程は良好
【B】=デキは平凡。特筆すべきポイントなし
【C】=状態面に不安アリ
【危】=好調時とくらべて著しく状態が悪い。危険な人気馬
【VIP】=先々が楽しみな素質馬





G1レース22勝の大騎手
安藤勝己


◎ ⑨フィエールマン
○ ⑫ワグネリアン
▲ ③ステイフーリッシュ
☆ ①ブラストワンピース
△ ⑭クロコスミア
△ ⑩サングレーザー
△ ②クルーガー

凱旋門賞への前哨戦として、恥ずかしい競馬はできないフィエールマンが本命。菊花賞、天皇賞(春)と3000m級のG1を2勝しとるけど、操縦性の違いでこなしとるだけで、どちらかと言うならば適性は2000m寄り。札幌の洋芝をこなせんようでは凱旋門賞なんて言ってられないし、これまでの堅実な走りからも、ちょっと崩れるシーンが想像できない。2週前からギアをあげてきたルメールも、母国G1に向けて、この札幌記念が夏のメインディッシュ。これならば凱旋門賞でもって内容で豪華メンバーをねじ伏せてほしい。

対抗は金子さんの馬で、父ディープ、母父キンカメの弔いに合致するワグネリアン。この馬も力の要る馬場に対応できるし、ダービー馬でも2000m向き。しんみりムードを吹き飛ばす走りに期待しとる。単穴ステイフーリッシュは堅実無比。順当に使い込めとるし、ここでも相手なりにまとめてきそう。ブラストワンピースは大型馬で、小回りの最内枠がどっちに出るか。凱旋門賞に向けて、初騎乗ユウガの腕の見せ所やね。先行力あって常に警戒したいクロコスミア、昨年覇者のサングレーザー、海外遠征で目覚めた感があるクルーガーまで押さえる。





水上学の血統トレジャーハンティング

日曜札幌11R 札幌記念(G2)
◎本命馬
⑪ペルシアンナイト
(牡5、栗東・池江厩舎、Mデムーロ騎手)
豪華なメンバーとなったが、目標はこの後の海外だったり、近走不振だったり、休み明けだったりと、大看板にもそれぞれ懸念材料はある。4頭のG1馬の中で、最も忘れられた存在?であろう⑪ペルシアンナイトの意地に期待したい。

幸い、馬場に雨の影響はほとんどなさそう。きれいな馬場が得意のこの馬にとって第一関門はクリアした。またマイルCSを制した若い頃に比べると、スピード面が鈍くなってきており、今はハービンジャー産駒らしくこの距離が良さそうなこと、また初ブリンカーの効果と、ブリンカー馬にとって歓迎の外目の枠に入れたことも加点材料だ。

また、母方がダート血統であることも好走馬の近年の例に多く、その点でもゴールドアリュールの甥という牝系も後押しだ。久々に大仕事のチャンスが巡ってきたとみる。

$お宝馬
③ステイフーリッシュ
(牡4、栗東・矢作厩舎、中谷騎手)
ズブズブの流れになれば、この馬が一番強力。何より夏馬で、7月から9月は4走して全て3着以内。やや空けたローテも向く。

コーナー4つの小回りならとにかく崩れない。場を問わないところも良く、その持続力はステイゴールド産駒の良さを体現しているといえる。順調度では一枚上だ。

相手上位は ⑨フィエールマン、⑥ランフォザローゼス。 押さえに ⑩サングレーザー、⑫ワグネリアン、被せられなくないタイプにとっては厳しい枠となった①ブラストワンピース。





栗山求さん

札幌11R 札幌記念(G2) 芝2000m OP 定量

◎9フィエールマン
○12ワグネリアン
▲10サングレーザー
△1ブラストワンピース
△6ランフォザローゼス
△3ステイフーリッシュ
<見解>
◎フィエールマンは
「ディープインパクト×グリーンチューン」という組み合わせ。

母リュヌドールは
イタリアのエリザベス女王杯にあたるリディアテシオ賞(伊G1・芝2000m)の勝ち馬で、
調教国である地元フランスでは
ポモーヌ賞(仏G2・芝2500m)、
マルレ賞(仏G2・芝2400m)を勝っている。

このスタミナによって菊花賞(G1)と天皇賞・春(G1)を勝ったが、
一方で父譲りの非凡な切れ味と中距離向きのスピードも備えている。

これまでに敗れたのは、
出遅れて大外を回らされたラジオNIKKEI賞(G3)と、
ベストには程遠い体調だったアメリカJCC(G2)の2戦のみ。

それでも僅差であり、能力の高さを感じさせる内容だった。

今回はじっくり間隔をあけて体調面の不安はなく、
血統的に洋芝も得意。

札幌記念は前傾ラップになりやすく
上がりが掛かるタフな展開になりやすい。

この馬のスタミナがモノをいうだろう。

大崩れは考えづらい。






境和樹の穴馬券ネオメソッド

【日曜】小倉11R 北九州記念(GⅢ)(芝1200m)

2019kitakyushu01.png

北九州記念といえば、まず名前が挙がる超好相性血統がサクラバクシンオー一族。

2019kitakyushu02.png

昨年も後継機のショウナンカンプ産駒ラブカンプーが7人気3着。超前傾ラップから差し馬が殺到する中、唯一先行して粘ったレースぶりに、北九州記念におけるサクラバクシンオー一族の適性を改めて見た気がしました。

そのサクラバクシンオーを追い駆ける存在が、ボールドルーラー系。

2019kitakyushu03.png

北九州記念は、前後半3Fで2.0秒近く差がつく超前傾戦がデフォルト。このテンの速い競馬に対応する力が問われるところ、そこで米国血統特有の前向きさが活きるという仕組み。
中でもボールドルーラー系は、内包まで含めると好走馬に多く絡んでおり、最も適性が高いと考えられます。

サクラバクシンオーVSボールドルーラー系。この構図をベースに候補馬を抽出します。

⑥ラブカンプー
(父ショウナンカンプ)

⑦ラインシュナイダー
(母母父イグジューブラント)

⑨キングハート
(父オレハマッテルゼ)

⑩エントリーチケット
(父マツリダゴッホ)

⑰カラクレナイ
(母父アグネスタキオン)

ショウナンカンプ産駒のラブカンプーが一番素直な結論だとは思いますが、さすがシンガリ負けばかりの近走を見ると加点材料が見当たりません(同じくサクラバクシンオーの系統と相性が良いアイビスSDで大凡走という点も気になります)。

というわけで、今年はボールドルーラー絡みの馬から候補馬を選択。母父にアグネスタキオンを持った⑰カラクレナイは、3歳時にフィリーズレビューを勝って以来、長らく低迷していましたが前走で復活の勝利。ただ、それまでの過程においても、実は芝1200に限れば大崩れなく走れてはいました。今の適性がこの距離にあることは明らかだと考えていいでしょう。
このコースにおけるピンク帽は確かに痛いのですが、この馬自体、前走にしてもフィリーズレビューにしても外枠の方が走りやすい馬。むしろプラスと捉えておきます。
結果 ⑰カラクレナイ 7着

札幌11R 札幌記念(GⅡ)(芝2000m)

2019sapporo02.png

GⅠ馬4頭が集う豪華メンバーの札幌記念。実力通りに決まるとすれば、上位人気馬による順当決着になるでしょうが、実はそう簡単でもないのがこのレースの特徴。

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札幌記念に出走した前走GⅠ連対馬の成績は上記の通り。確かに好走はしています。連対率は57.1%、複勝率は71.4%。しかし、勝率ベースで見るとどうでしょう。14.3%。決して悪い数字ではなくとも、連対率や複勝率と比較するとやや物足りない数字。

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12年にフミノイマージンが4人気で勝ち切って以降、不思議と勝ち切れないメンバー最速上がり馬。馬券圏内には常に入っていますし、また、人気薄のケースもあるので評価を下げる必要はありませんが、勝ち切っていないことは事実。

GⅠ連対級の実績を引っ提げて臨んできた馬や、実際のレースでメンバー最速の上がりを使った馬が勝ち切れない。つまり、本来勝ち切っておかしくないはずの馬が好走はすれど取りこぼしやすい。これが札幌記念というレースの特徴。

その間隙を突く、“微妙に足りない馬”の勝ち切りを狙うのが、戦略的には有効だと考えられます。

続いて血統面。最近の札幌記念で目立っている血統がヴァイスリージェント系。

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昨年はワンツーを決め、過去には7人気3着ホエールキャプチャも送り込んだヴァイスリージェント系保持馬。

14年以降、札幌記念に出走したヴァイスリージェント系保持馬は、上記4頭のみ(17年、15年は該当馬の出走ナシ)。つまり、該当馬がパーフェクトで馬券圏内に入っているということになります。

以前は長距離血統が幅を利かせていた札幌記念ですが、最近はどちらかというとマイラーっぽい馬が台頭するケースが多くなっており、その結果としてマイルGⅠの主力血統であるヴァイスリージェント系の存在感が増していると考えられます。

以上のテーマから、浮かび上がる今年の本命馬は⑩サングレーザー。

札幌3戦3勝の滞在&洋芝巧者であり、昨年の勝ち馬で既に適性が証明されているヴァイスリージェント系保持馬。相手は昨年より上かもしれませんが、それらの取りこぼしを期待できるレースなら、人気落ちでも連覇に期待する手が成立します。
結果 ⑩サングレーザー 2着  複勝配当180円



札幌記念週

【美浦の『聞き屋』の囁き】

●夏も終わりが近い!?●

夏競馬のメインレースと言っても過言ではない札幌記念。

今年も例年どおりに現役トップクラスが集結。

フィエールマン、ブラストワンピースは凱旋門賞へ向けた壮行レースになり、ほかは天皇賞やジャパンカップへと向けたステップレースとなる。

札幌記念のために関東からは戸崎・丸山・石橋騎手が参戦。関西からは川田・福永・デムーロ騎手が参戦しており、馬も騎手も一流どころが揃った、まさにGⅠ並のレースとなる。

一方、小倉で行われる北九州記念には大野・内田騎手が新潟からの大移動で参戦。

共に前走で騎乗して勝利したカラクレナイとシャドウノエルに騎乗するためで、ここの結果次第ではサマースプリントの最終戦となるセントウルSへ、そしてスプリンターズSへとつながる大事なトライアルレース。

夏競馬もいよいよ佳境へと入ってきた。

【関西事情通のちょっとイイ?話】

●重賞は行われないが…●

いよいよ日曜日は、夏のビッグイベントと言える札幌記念が行われる。

昨日もお伝えした通り、今年も昨年のダービー馬ワグネリアン、グランプリ馬ブラストワンピース、さらに同世代のトップホースであるフィエールマンなど豪華メンバーが揃い、またジョッキーもリーディング上位のトップジョッキーが揃い、馬も騎手もGI級の一戦。


一方、小倉でもサマーシリーズの重賞北九州記念が行われるため、武豊騎手を筆頭に、今年のダービージョッキーである浜中騎手、好調な和田騎手、北村友一騎手、若手の伸び盛り松山・松若騎手など、札幌に遠征していない関西の有力ジョッキーが多く小倉で騎乗している。

よって、重賞の無い新潟は、騎手も馬も手薄となるところ。そんな中に関西から遠征しているジョッキーがいる。

平地で乗っている関西ジョッキーは二人。川又騎手と酒井学騎手だ。

中でも酒井学騎手は、かなり早い段階でこの新潟遠征が決まっていた。そのお目当ては…

幾度と無くこの場でも触れたことのある11Rのスズカコーズラインだ。

小倉で乗っていれば、そこそこ騎乗馬が集まる中、かなり早い段階からスズカコーズラインがここを使う予定とあって、それに併せて番組を組んでいた酒井学騎手。やはり思い入れのある馬なのだろう。先週、そして今週の調教でも自ら跨り最終調整を施している。

大型馬という事で少しピリッとしないところはあるものの、一応の態勢は整っている。

昇級戦とは言え、前走同じ新潟のダート1200mを好内容で勝利してきたストロベリームーンが上位人気に推されると思うが、このストロベリームーンを昨夏の中京で負かしているのがこの馬。それを考えれば、斤量の54キロも恵まれたと言っていいだろう。

この2戦は控える競馬でこの馬の持ち味が出せていないが、今回はハナは奪えそうなメンバー構成。自分の型で競馬が出来れば、1200mもベストでチャンスは大きいだろう。

もちろん、その手応えがあるからこそ、鞍上も早くから遠征を決めている。

3開催場で唯一重賞の行われない新潟だが、そんな事情のあるスズカコーズラインの走りには注目してみたくなる。

【競馬場から見た推奨馬券】

フェーン現象で、新潟は週中40℃超え。
可哀想なんて思っていたら、土、日は東京の方が全然暑いみたいじゃないですか!
とは言っても、新潟も楽々30℃超え。引き続き、馬の気配や体重などをチェックして、万全を期して馬券は買いたいもの。

まずは新潟7R。狙い馬は3番バチェロレッテ。
遅いデビューで今回が3戦目。過去2戦は共に9番メイオールに着順一つ負けているが、差は僅か。
デビュー戦は外々を回って、最内を突いたメイオールとクビ差。しかもメイオールはすでに5戦目だっただけに、内容的には断然上だ。
前走もバチェロは2ヶ月半ぶり。メイオールはずっと順調にきており、それでも0.1秒差。特にこのレースは目移りするような組み合わせで、かなりレベルが高かっただけに、放牧明けで3着は価値がある。
今回初めて順調に使えるだけに、バチェロはかなり上積みが期待できる。対してメイオールは2月から休みなく使われており、上積みより疲れの方が心配なくらい。
着順に反して多少人気が上だとしても、バチェロの方から入るのが妥当と見る。
前回と比べると、メンバーは手薄な感が強く、勝ち負けは必至。ちなみに、前走の5着だったアースドラゴンが、先週の競馬で3番人気でクビ差の2着だったことからも、前走のメンバーレベルの高さが計り知れる。

単勝 3
馬連 3-9 3-11 1-3
3連複 3-9-11 1-3-9 3-9-15 1-3-11

自信度 B


もう一鞍は新潟10R。ここは3歳馬を上位と見て、中心は5番ホウオウサーベル。
デビュー前から評判に上がっていた馬だが、その通りに新馬を圧勝。
東京スポーツ杯は、出遅れて外を回るロスがあって6着。それでも好メンバー相手に0.5秒なら評価できる。
3戦目は落鉄していたとのことだけに、参考外と見て良い。
そして前走が評判馬のスマイルをぴったりマークの外目3番手の横綱相撲。あっさり競り落として抜け出すとソラを使ったが、2着馬が来るとまた伸びて完勝。馬体も立派過ぎるように映っただけに、まだまだ伸びしろがありそう。
2着馬が来てまた走る気を出したように、相手なるに走るタイプ。昇級しても問題なさそう。ただ、ハーツクライ産駒。切れる相手に一気に来られた時が問題で、単勝となるとどうか?
その切れ味が怖いのが、同じ3歳のディープ産駒8番プランドラー。直線に入ってから挟まれ、態勢を立て直してから差し切った前走が圧巻。この馬が相手だ。

馬連 5-8 5-7
3連複 5-7-8 5-8-9 4-5-8

自信度 B


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●逆遠征●

今週は、夏競馬中で唯一のGⅡである札幌記念が行われる、夏競馬の佳境と言える週末。その札幌記念には、今年も昨年のダービー馬ワグネリアン、グランプリ馬ブラストワンピース、さらに同世代のトップホースであるフィエールマンなど豪華メンバーが揃い、またジョッキーも主戦場を小倉や新潟としているトップジョッキー、川田・福永・戸崎騎手とミルコをはじめ、石橋脩・丸山騎手など、土曜日は主戦場で乗りつつも日曜日は札幌へ遠征してくる。まさに、GI級の一戦と言えるだろう。


そんな日曜日、小倉でも重賞が行われる。芝の短距離でサマースプリントシリーズの第4戦となる北九州記念。ハンデ戦ではあるものの、秋の大舞台が楽しみな好素材も揃った。

上位人気は、長期休養明けを挟んで4連勝中のミラアイトーン、5連勝中の3歳牝馬ディアンドルが、その戦績的に人気を集めそうだ。


もちろん、この2頭も秋の大舞台へ向けてどんな競馬をしてくれるのか注目だが、鞍上を踏まえてより注目してみたいのは…

札幌記念とは逆に、普段は札幌開催を主戦場にしていながら、この日は小倉へ逆遠征してくるジョッキー…


昨年のこのレースで取り上げたアレスバローズと菱田騎手も、その昨年以来のコンビ復活で注目なのだが、より注目したいのが、もう一人の逆遠征ジョッキーである藤岡康太騎手、手綱を取るのはアンヴァル。

今回は久しぶりの騎乗となるだけに、この逆遠征は注目だろう。

馬の方は、前走のバーデンバーデンCでは、不得手の道悪競馬という事もあり、道中はノメって手応え悪く進んで行かずも、直線で良い馬場に出せてからは鋭く伸びカラクレナイのクビ差2着まで押し上げた。

道中の手応えを考えれば、力は示した一戦だった。

もともとオープン勝ちはあり、重賞でもダノンスマッシュ辺りと差の無い競馬をしている馬、実績的にも今回のメンバーなら上位の存在。

そして馬自身も、昨年のこのレースには3歳牝馬の身で挑戦したものの、スタート直後に両サイドからぶつけられ位置取りが悪くなり、直線も前が壁で全く競馬をさせてもらえず10着に敗れたが、1年経って馬体重も大きく成長、その馬体同様に短距離馬らしいたくましさが出て力強くなっている。特に、年明け以来となった前走はより力強さを増していた。

今回は休み明け2戦目、中間は坂路で49秒台が出ている様に動きも絶好。

余談だが、鞍上の藤岡康太騎手は、3年前にバクシンテイオーで勝ち、その前にはビッグアーサーで2着、さらに遡ると2013年のニンジャで2着と、北九州記念は騎乗機会3連続連対中と相性の良いレース。さらには先週のエルムSを好騎乗で制し、今勢いもある。


この逆遠征での騎乗は、もろもろを考慮すれば注目したくなるのも当然だろう。

【美浦の『聞き屋』の囁き】

●引退間近かも●

一部の競馬関係者にとっての9月は大事な試験が行われる。

それは調教師試験で、注目を集めているのは関東では蛯名騎手、関西では四位騎手。

言うまでもなく両騎手ともに数多くのGⅠを制覇してきたJRAを代表するレジェンドだ。

どれだけの歴史的名馬に騎乗してきたかはそれぞれが調べてもらうとして、今回取り上げたいのは、蛯名騎手が今週の騎乗を最後に来週以降は試験勉強のため、一時的にではあるがレースに騎乗しないと話しているということだ。

試験が行われるのは9月18日なので、今週の競馬が終わってから約1カ月後ということになる。

四位騎手はと言えば、函館開催が終了した7月21日以降は競馬には騎乗しておらず、試験勉強に取り組んでいるとのこと。

すでにご存知の方も多いと思うが、蛯名騎手も四位騎手も昨年の試験で不合格となっており、今年が2度目の試験となる。今年はなんとしても受かるという強い決意があるようで、両騎手ともに早い段階からコツコツと試験勉強に取り組んできているらしく、四位騎手は2カ月、蛯名騎手は1カ月の間、集中的に勉強に取り組んで合格を目指していく。

ということは、蛯名騎手が騎手として騎乗するのは今週が最後になる可能性が高くなる。

調教師試験に受かれば早ければ来年には引退することになり、受かった後の騎乗は「ご祝儀」「おまけ」的な感じになってしまうことが多いので、騎手・蛯名正義を見ることができるのは、実質的には今週までかもしれないのだ。土曜日2鞍、日曜日2鞍は要チェックが必要だ。

【競馬場から見た推奨馬券】

台風の通過が早まったもようで、新潟の雨は金曜の午前中まで。当然、強風の影響もあるから、乾くのも早まるはず。
土曜も、それほど馬場状態は気にしなくて良さそう。

まずは新潟7R。3歳未勝利戦もいよいよ大詰めを迎えており、疲れていても、使えるうちに使ってしまおうという馬がほとんど。それだけに、暑い時期に使い込んできた馬より、休み明け1、2戦の馬を狙うのが妥当だろう。
そういうことで、軸は休養明けを一度叩かれた15番バンディエラ。休養前は3戦連続2着。
特に3走前はかなり時計が速く、脚抜きの良い馬場になっても問題ない。とにかく、現在の未勝利では、格上的存在であることは間違いない。
前走は半年ぶりでプラス10キロ。それほど太い感じは受けなかったが、ちょっと立派過ぎる印象。それに多少気合い不足の感じもあった。やはり、脚部不安の影響で、プール併用の緩い仕上げ。そんな雰囲気だった。
競馬も、逃げた馬と2番手が行った切りで、行きっぷりの悪かった同馬にはきつかった。凡走もいたしかたないところだ。
その点、今回は最終追い切りで一杯に追っているし、何よりも実戦を使ったことによって絞れるはず。
成績の良い馬に使い詰めの馬が多く、同馬の叩き2戦目はかなり好感がもてる。
全ての面で好転しそうな今回は、狙い目。

馬連 8-15 6-15 10-15
3連複 6-8-15 8-10-15 6-10-15 2-8-15

自信度 B


もう一鞍も、ダート戦で新潟10R。狙い馬は1番レッドフレイ。
注目すべきは、デビュー2戦目の500万戦。他馬を離す一方での好時計勝ち。同日の1600万特別と全く同タイムで、翌日の1000万戦よりも1.9秒も速かった。あれだけ走るのだから、1000万では間違いなく上位の存在であるはず。ここ2戦は明らかにリズムが悪いというレースぶり。要は気性の問題だろう。その点を矯正するために、今回はチークPを着用とのこと。これで真面目に走るようになれば、あっさり勝って当然の馬だ。
今回も3ヶ月ぶりとなるが、太くなる体質ではなく、仕上げに関する不安はない。むしろこの馬も、暑い時期に使われていないことが、アドバンテージになる可能性が大きい。

単勝 1
馬連 1-7 1-6 1-9
3連複 1-6-7 1-7-9 1-6-9

自信度 B










日曜メインレース展望・柏木収保

【北九州記念】札幌記念も注目だが、人気割れの馬券の妙味は…

ペースはきつくとも、簡単には失速しない総合力秘める


 札幌記念と北九州記念の重要度はもちろんGIIの前者。フィエールマン、ブラストワンピースの2頭はこのあと凱旋門賞挑戦を展望している。したがって、ここはまだ万全の仕上げではないから、狙いは順調なグループという狙い方はあるが、ほかの各馬も夏から秋にかけ、なにもこの札幌記念が最大目標というわけではない。実力馬の展望は秋のGIシリーズ。

 展開有利なクロコスミア、今度は行けそうなエイシンティンクルを買いたいが、それ以上にここまで2つのGI制覇を含め【4-2-0-0】のフィエールマンに、さらにスケールアップの力強いレースを期待したい。9分程度仕上がりでもこの相手に苦戦するようでは、ちょっと凱旋門賞は……だろう。フィエールマンから先行できそうな伏兵を買い、最後は力ずくのフィエールマンに注目したい。

 人気割れの馬券の妙味は北九州記念。必見の好カードであると同時に、JRA最速の1200m重賞が近年のこのGIIIの特徴。

 2006年から現在の距離になり、過去13回の勝ちタイム平均は、「1分07秒38」。なかに1分06秒台が3回も含まれる。同じ距離のGIスプリンターズSの平均は「1分07秒85」にとどまる。

 快時計を生む大きな理由は、小倉1200mは前半がなだらかな下り。13年間に前半3F32秒台が10回も記録され、平均は「32秒63」。そのうえ最後の直線に阪神や中山のような上り坂はなく平坦。そこで上がり3F平均「34秒75」。ハイペースでも後半の失速がないから、全体が高速になる。

 ハナに行きたいモズスーパーフレア(父Speightstown)は、前半33秒0以内(32秒3-33秒0)の記録が計4回もある。このケースは4戦全勝。逆に並みのペース(33秒1以上)だと、離せないうえに他馬の追走が楽になるから、差されての敗戦が多い。過去13年間にこの重賞で逃げ切り勝ちはないが、モズスーパーフレアが1分06秒台で押し切れるなら、スピード能力爆発の逃げ切りは可能だろう。

 父母両系ともにアメリカ血統の典型で、Raise a Native、Northern Dancer、再び主流に戻ったBold Ruler、その産駒Secretariatの強力なクロスがある。行く一手は死角だが、行き切ってしまえば、ペースはきつくとも簡単には失速しない総合力を秘めている。

 重賞レースながら、18頭中13頭が前回とは乗り替わりのジョッキー。何がなんでもの強引な先行策は取らないと思える。松若騎手=モズスーパーフレアはテン乗りではない。小倉1200mの新馬を勝ったコンビでもある。もまれない外枠からグングン強気に行ってくれるはずだ。






優馬

重賞データ攻略
札幌記念


 4頭のGI馬が参戦し、昨年と同様に豪華な顔ぶれとなった札幌記念。秋のGI戦線を見据えた強豪馬達の激突で、サマー2000シリーズも最大の見せ場となるか。

GI組の安定感が光る
 サマー2000シリーズの第4戦ということで、主に函館記念からの臨戦馬も多くなっているが、定量のGII戦でもあり、一線級の有力馬が秋を前に一叩き、というレースでもある。

前走レース別成績(過去10年)
函館記念〔3.3.3.38〕
OP特別〔0.0.0.15〕
GIII〔6.3.3.59〕
GII〔0.1.0.8〕
GI〔4.5.6.19〕
海外GI〔0.1.1.8〕

 函館記念組の連対率12.8%・複勝率19.1%に対して、前走・GI組は連対率26.5%、複勝率は44.1%と優秀な数字。同じGIでも海外GI帰りのグループは調整の難しさがあるのか、もう一息。馬券の軸は国内GI組から考えたい。

堅い決着でも仕方なし?
 その前走・GI組。宝塚記念組〔2.2.1.5〕や、安田記念組〔1.1.1.2〕といった臨戦過程や、6歳以上〔0.0.2.5〕といった数字がひとまず目につくが、それ以上に注目すべきは前走の着順と今回の人気。前走3着以内〔2.3.1.2〕、今回1~2番人気〔4.4.3.5〕となり、両方を満たせば〔2.3.1.0〕とパーフェクトな成績。

前走3着以内&今回1~2番人気の前走GI組(過去10年)
2009年 1人気2着 ブエナビスタ 前走・オークス1着
2010年 1人気1着 アーネストリー 前走・宝塚記念3着
2014年 2人気1着 ハープスター 前走・オークス2着
2014年 1人気2着 ゴールドシップ 前走・宝塚記念1着
2016年 1人気2着 モーリス 前走・安田記念2着
2017年 1人気3着 ヤマカツエース 前走・大阪杯3着

 GI級の馬にとってはあくまで前哨戦という位置付けの札幌記念だが、前走好走かつ今回上位人気であれば、流石に不格好な競馬はしない、というのがデータ的な結論。前走でGI・3着以内かつ、1~2番人気が予想されるフィエールマン、ワグネリアンの2頭で手堅くヒット狙い。

推奨馬
フィエールマン
ワグネリアン


重賞データ攻略
北九州記念


 サマースプリントシリーズの第4戦。今年も勢いのある上がり馬と実績馬が激突する形となった。波乱必至の真夏のハンデ重賞、データ班の導き出した答えは?

波乱含みの一戦
 馬連の平均配当が一万円を超える波乱傾向の強い一戦。昨年も1~3番人気が揃って掲示板外に敗れている。過去10年の人気別成績は以下の通り。

人気別成績(過去10年)
1番人気〔0.2.2.6〕
2番人気〔1.2.1.6〕
3番人気〔1.1.1.7〕
4番人気〔0.1.1.8〕
5番人気〔1.1.0.8〕
6~9番人気〔7.0.3.30〕
10番人気以下〔0.3.2.71〕

 上位人気馬の成績が冴えず、人気薄の好走が目立つ。どこからでも狙えるレースと言えそうだ。そこで今回は6~9番人気ながら勝ち切った穴馬7頭に注目してみたい。

激走した穴馬7頭の特徴(過去10年)
前走1着か負けても0.5秒差以内(7頭中6頭)
前走上がり3ハロン3位以内(7頭中5頭)
叩き2~4戦目(7頭中5頭)

 2回小倉開催の後半に行われる当レース。近年はAコースの最終週に設定されており、差しが届きやすい馬場になっている事が多い。そのため、直近で差し脚を伸ばしていた馬が、馬場の後押しを受け、低人気を覆す走りを見せているようだ。これらの条件をすべて満たすダイメイプリンセスの一発に期待したい。

穴馬候補
ダイメイプリンセス
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