調教Gメン研究所・井内利彰

【スプリンターズS追い切り】秋のG1シーズン開幕戦、抜群の末脚で過去最高のデキと評価を得た1頭とは!?

連続で11秒台の末脚は申し分なし


 今週はいよいよ、秋のG1初戦、スプリンターズS。ここでもこのレースを取り上げていますが、土曜日にはシリウスSが行われます。具体的な予想については、ウマい馬券を参考にしていただければと思っていますが、ここでは25日の追い切りを見終えた感想を。

 モズアトラクションはBコースで全体時計の遅い内容。これだけを見ると、大丈夫かなと思ってしまいますが、ゴール手前50mあたりでの迫力ある伸びは印象的。やっぱり末脚には素晴らしいものがあります。ピオネロは坂路でしたが、最後までまっすぐ駆け上がって、年齢を感じさせない動き。やっぱり、本命選びに迷ってしまいそうなレースです。

 なお、グリムは白山大賞典へ向かうとのこと。今回のハンデが58キロですから、56キロを選択して、連覇を狙うのは当然かも知れませんね。


【スプリンターズS/ダノンスマッシュ】
 北海道シリーズでは、函館SSで除外というアクシデントもありましたが、それを払拭したキーンランドCが強い勝ちっぷり。スタート直後に先行はせず、ひと呼吸置いたあたりに芯にある強さを感じましたが、今回はそれが栗東坂路でのラップの踏み方にも表れているような気がします。

 というのも、春シーズンは坂路で3F目が11秒台を踏んで、4F目は少し失速気味というラップが多く見られました。しかし今回は1週前追い切りが3F目12.5秒、4F目12.0秒。そして、最終追いは12.0秒を2F続けることができました。それだけ前半に脚をためて走ることができている証拠だと思いますから、初めての中山競馬場でもいつも通りの末脚を使えると思います。


【スプリンターズS/モズスーパーフレア】
 高松宮記念は中2週のローテーションが応えて惨敗。それを糧に、秋は余裕を持ったローテーションでのG1出走となりました。ただ、北九州記念の大幅馬体重増は計算外。実は過去に小倉競馬場に遠征した時(萌黄賞)が+16キロという馬体重になったので、小倉だと太る、なんてことも考えられます。ちなみに今回も馬体はボリューム感はありますが、太目には見えません。

 今回は1週前追い切りが案外な印象でしたが、最終追い切りは4F目が11.7秒。その分、2F時計も24秒を切っており、終い重点ならここまで動けるというところを見せつけました。枠の並びは気になりますが、今回は是が非でもハナという競馬になるはず。その前半が自分のリズムで運ぶことができるのか。それ次第で追い切りのように走れるかそうでないかが決まります。


【スプリンターズS/ミスターメロディ】
 前走は本当に案外な結果。調教過程は決して悪くなかったと思えるだけに、今まで勝ち鞍のない右回りが気になってしまうところ。今回は初めての中2週のローテーションですから、気になることはありますが、斤量は1キロ減るので条件的には相殺されるところもあります。

 最終追い切りは芝馬場。Cコースにハローが入った時間だったので、1頭で気分よく走ると思われましたが、同じ時間に他厩舎の馬がポリトラックのキャンター。これを気にしたのか、なかなかスムーズにキャンターといきません。調教VTRなどで確認できる箇所はスムーズに走っていると思うので、分からないと思いますが、3コーナーまでは頭を上げるシーンもありました。この一連の仕草は少し気になるところです。


【スプリンターズS/ディアンドル】
 前走が初めての古馬混合戦。しかも18頭立てということで、52キロの軽量でも好走は簡単な状況ではなかったはず。さらにゲートでは少しゴソッとしたところでスタートを切られたので、やや出負け状態。それでもスムーズに先行するあたりはこの距離を使い続けていることによる経験値のような気がします。

 調教でもテンから行きたがるところがありますが、それをしっかり抑えて、最後に末脚を伸ばすという内容を徹底しています。9月11日に坂路で3F目から11.8秒を続けてましたが、これは1F目が17.1秒でのもの。今回は15秒台で入りながら、3F目11.9秒、4F目11.7秒。申し分ない末脚ですから、状態に関してはデビュー以来最高ということでよいでしょう。


【スプリンターズS/ファンタジスト】
 北九州記念の凡走に疑問を抱いた方もいると思いますが、春はクラシック路線を歩んでいた馬。NHKマイルCの後とはいえ、やはり久しぶりにテンから急かされる舞台だとあのレースも仕方ないところでしょう。ここでスプリンターとしてのスイッチが入って、セントウルSの好走があると思います。

 今回は中2週というローテーションだけに、どんな調整をしてくるか注目でしたが、1週前も最終追い切りも手抜きなし。特に最終追いはテンから飛ばして、ゴールまでしっかりと加速してくるラップでした。この内容を見れば、同じ中2でも前走よりは明らかに攻め強化されていると思います。


◆次走要注意

・9/22 2歳新馬【タガノハイライト】(4人4着)

 新馬戦ということもあって、1400mなのに道中が緩むという変な流れ。内で動きが自由でなかったことが仇になって、最後は伸びているけど4着という結果になりました。
 やっぱり走ることは分かりましたし、次はもっとスムーズなレースになるはずです。

[メモ登録用コメント] [ダート1400]最終追い切り坂路4F目最速ラップなら勝ち負け

◆今週の追い切り特報

・2歳新馬【ポタジェ】
 最終追い切りは坂路での併せ馬でしたが、ゴール直前は相手に前へ出られそうな勢い。しかし、相手が来るとこちらもちょっと本気を出して抜かせません。このあたりが血統なのか、さすがの動きでした。これはレースでもしっかり走ってくれるタイプです。




【スプリンターズS】美浦・栗東レポート

【スプリンターズS】栗東レポート~ミスターメロディ

藤原英昭調教師のコメントは以下の通り。

(前走のセントウルSを振り返って)
「十分な休養を経て、体調は良かったです。懸念していた右回りに対応できるかなと思っていたのですが、やはり少し左回りよりパフォーマンスは落ちるかなと思いました。しかし、一回叩いたというのは予定通りなので、着順は申し訳なかったですが、そこを叩いて上向きになるような作りはしていました。結果は残念でした」

(前走後の調整について)
「春のパターン的なものはあると思いますが、やはりGIを勝つぐらいですから、春のイメージというか馬の状態は最高潮でした。それに比べると今回は大人にはなっているのですが、そこがどうかなという感じが少し懸念材料ではあります。
 うるさいというかフレッシュというか、若さで走ってくれるようなところで、今は落ち着いて大人になったのでしょうが、それが結果にどうつながってくるかはこれから見たいです」

(先週土曜日に福永騎手を乗せた追い切りについて)
「前回使って、いろいろな課題はありました。その課題を短期間で修正しながらというところで、その修正した評価というのが一番分かるのがジョッキーなので、土曜日にしっかり乗せて、感触を確かめたというのが大きな目的でした」

(最終追い切りを振り返って)
「坂路でも良かったのですが、絶好調の時を知っていますから、その比較で芝追いにさせました。あまり良い顔はしていなかったです」

(今回のレースに向けて)
「春の王者ですから、それに恥じないようにとは思っています。そして世界的な種馬のスキャットダディという血をこれから拡げていかなければいけないという使命感もあります。ですからこのスプリントは狙っているのですが、上手くはまってくれるかはまってくれないか、手応えとしては本当に半々というところはあります。それはジョッキーも感触は同じだと思います。しかし、馬を信じて、春の王者らしく自信を持って臨みたいとは思っています。
 輸送は慣れたものですが、やはり右回りで勝っていないですから、勝ちは皆左回りですから、トレーニングセール出身の馬でアメリカ産なので、やはり左利きというのはあるとは思います。成長で克服してくれるかなと思っていたのですが、その成長曲線というか、求めているものがもう少し欲しいなというのが現状です。
 本当に力的にはトップと思っていますから、自信を持って、あとは体調を良くして、馬を信じて、行きたいと思います。
 春は貴重なレースを勝たせていただいたので、これに恥じない結果で調教をいろいろ工夫して頑張っています。この感触が結果としてどう出るのか、不安ではないのですが、良い時と比べてしまうというのはあると思います。馬は絶対トップクラスだと思っていますから、秋も獲って、有終の美を飾りたいと思っています。応援よろしくお願いします」

福永祐一騎手のコメントは以下の通り。

(前走のセントウルSを振り返って)
「馬体に関して言えば、全体的に力がついて、力強さは調教の段階から感じていました。走り方は春とは多少違うかなというのはあったので、それが競馬でどう出るかなとは思っていました。
 レースでのポジション、レース運びに関しては、戦前にイメージしていた通りの競馬はある程度できました。しかし、直線での伸びが思ったほどなかったので、正直、負けすぎだなというのは率直な感想です。あの形であればもっと踏ん張ってほしかったです」

(春の馬の状態について)
「春の時は前哨戦の阪急杯でも状態は良かったですし、直線で内からぶつけられるアクシデントはありましたが、幸いにも後遺症はなく、同じような良いコンディションで高松宮記念を迎えられました。人気はさほどなかったですが、十分に勝てるチャンスはあると思って臨んだレースでした。やりたい競馬ができて、それに馬がよく応えてくれて勝つことができました。右回りは阪神カップ2着と好走歴はあるのはあるのですが、どうしても左回りに良績が集中しているので、それは手前の関係が多分に影響しているのかなと思います。調教でもそうなのですが、どうしても右手前が得意な馬でずっと右手前で走ってしまうところがあります。その辺が右回りで、左回りほどの良績は残せていない要因の一つなのかなという気はしています。その辺は前回の敗戦を踏まえて何とか修正できるようにレースに持っていきたいなと思っています」

(最終追い切りを振り返って)
「休み明けの前回よりは良い動きだったと思います。上積みに関してはあるなとは感じました」

(今回のレースに向けて)
「前回のような、好位の外から捩じ伏せるような形で本当は勝っている馬になってほしいという思いはありました。しかし、あの形だと右回りに関しては脚が溜まりにくいことがある程度分かりました。枠が発表されてから藤原調教師と一緒にレースでのイメージ作りをしていくと思いますが、そこは上手く脚を溜められるような工夫をしないといけないのかなとは思っています。
 前回の敗戦を無駄にしないためにも良い方向に修正して、GIの舞台で良い結果を出せるように全力を尽くしたいなと思っています。
 春のスプリントチャンピオンとして迎える秋の大一番ですが、やはり前回の敗戦を見ても、どんと迎え撃つ立場というよりはあくまでもチャレンジャーとしての立場で向かうべきだと思います。自分も馬もそういうつもりでスプリントチャンピオンを獲れるように、強い馬たちを相手にぶつかっていきたいと思っています」


【スプリンターズS】栗東レポート~ダノンスマッシュ

安田隆行調教師のコメントは以下の通り。

(前走のキーンランドC1着を振り返って)
「函館であのようなアクシデントがあったのですが、あの後にすぐ牧場に帰して、きっちりと調整していただいて札幌に入りました。その辺りは順調に来られて、札幌競馬場では良い結果を出すことができました。
 枠も外でしたし、自分自身もどんな競馬か少し見られていなかったのですが、ジョッキーも外を回って押し切ってくれて、強いなと思いました」

(前走後の調整について)
「先週は助手が乗って、52秒台でサッと上がりました。その時に馬に図太さが出てきていると言っていました。そういうこともあったので、今回はジョッキーに跨がってもらおうと思いました。川田騎手に今日は跨がってもらって、感触を聞きました。少しピリッとしたと、感触としてはすごく良かったという返事を聞きました」

(今回のレースに向けて)
「左回りではあまり実績がなかったので、中山は右回りなので、右回りの場合は今まで結構良い競馬をしています。何とかクリアしてほしいと思っています。
 かえって坂がある方が良いのではないかと思うのです。坂路調教も結構走りますし、最後の坂でグンとひと伸びしてくれないかなと思っています。
 速い馬がたくさんいるので、おそらくテンがすごく速くなると思うのです。やはり4コーナーでどのポジションにいるかである程度勝負が決まるのではないかと思っています。
 私は川田騎手の師匠として、彼に今まで何もすることができなかったのです。ここでダノンスマッシュで良いプレゼントができたら良いなと思っています。
 ロードカナロアを管理していた時と、馬の形としては一回りも二回りもスマッシュの方が小さいのですが、馬の素振りと言うのですかね、そういうのがお父さんにすごく似てきたなというのは最近特に感じます。調教の走りに関しても、お父さんもそうでしたが、やれば動くし、調教でも結構落ち着いています。その辺りはすごく似通ってきたなという感触を得ています。
 お父さんも春(高松宮記念)は負けて、秋に花が咲いたので、その辺りは真似をしてほしいです。
 春はGIで惜しい4着だったのですが、今回はさらなる飛躍を期待して、何とか一番でゴールに入れるように祈っております。ファンの方も応援していただきたいと思っています。よろしくお願いいたします」

川田将雅騎手のコメントは以下の通り。

(前走のキーンランドC1着を振り返って)
「良い勝ち方で重賞を勝っている馬でしたし、非常に強い馬だなという印象は持っていました。
 ゲートを上手に出てくれて、その後は行く馬を行かせて、少し良い形ではない中で競馬が進んでいきました。4コーナーではだいぶ張り出されるような形になりましたし、それでもしっかりと勝ち切ってくれたというのは、この馬の能力の高さだなと改めて思いました」

(この馬の良さは?)
「穏やかにしっかりと競馬を組み立てられるというのが一番良いところではないかと思います。
 基本的にそんなにうるさい馬ではないので、穏やかにいろいろなことをこなしてくれるというのが良いなと思います」

(最終追い切りに跨がった感触について)
「札幌の時よりも馬はだいぶしっかりしてきましたし、良い状態で本番に向かえるのではないかと思います」

(今回のレースに向けて)
「(中山コースは)特に心配していません。
 キーンランドカップ以降も順調に来られていることを感じられました。良い状態で本番を迎えられると思いますので、強い馬は他にもたくさんいますが、期待してもらえたらと思います。当日、レースを楽しんでもらえたら良いなと思います」


【スプリンターズS】栗東レポート~ディアンドル

奥村豊調教師のコメントは以下の通り。

(前走の北九州記念2着を振り返って)
「結果としては2着でしたが、非常に次につながる内容のレースだったと思います。
 いつもレース前というのは基本的にゲート練習は行っています。前走の北九州記念の前のゲート練習に関しては少しソワソワした面があったので、そういった面が競馬に出なければいいなと思っていましたが、若干その不安が前走は出た感じでした。今回もしっかりゲート練習をしていますが、前回のようなソワソワ感というのは現在では見られません」

(前走後の調整について)
「前走後はいつも通りにノーザンファームしがらきでのリフレッシュを挟みまして、このレースに向けて順調に調整してきています」

(調教過程を振り返って)
「先週の追い切りでもしっかり反応できていましたし、しっかり動けていました。今週も終い重点のメニューで行いました。今日もしっかりした足取りで坂路を上っていましたし、十分にレースに向けて態勢は整ったと見ています」

(今回のレースに向けて)
「若いうちに中山遠征を2度経験しています。結果も出ています。今回に関しても、そこには何の不安もありませんし、むしろ強調材料かなと思っています。
 基本的に立ち回りが上手なので、どのコースが苦手とかそういったものはないと思います。
 日々できることをそれぞれの担当者がしっかりやってくれている、そうしたものが5年目になってようやく形になってきたのかなと思っています。
 3歳馬ですが、こうして注目していただける存在になりました。レースで良いパフォーマンスが見せられるように日曜日までしっかり調整していきます。応援よろしくお願いします」

藤岡佑介騎手のコメントは以下の通り。

(前々走の葵Sに跨がった時の印象は?)
「まず追い切りで騎乗させてもらって、非常にスピードのある馬だと感じました。レースでも立ち回りが上手で良い形でレースができました。非常にセンスの良い馬だなと感じました」

(前走の北九州記念を見た印象について)
「初めて古馬と走るレースだったので、どの程度通用するのかなと思って見ていました。あまりスタートが良くない中で、しっかりとラストは脚を使っていました。改めて能力の高い馬だなと見ていました」

(この馬の良さは?)
「純粋に脚が速いです。坂路でもラストはすごく時計が出ますし、乗っていても本当に速いなという印象です。
 デビューからずっと1200mを使われているということもありますし、スピードがあるのですが、必要以上にムキになって走るところもありません。走りに対してすごくセンスの高い馬だと思います」

(騎乗したことのある母グリューネワルトと比べるとどうか?)
「あまり似ているなという印象はなかったですが、早い時期から活躍できている辺りは血統なのかなという気がします」

(今回のレースに向けて)
「すごく実績のある馬たちが多いですが、昨年もこのレースは3歳の牝馬が上位に来ています。十分にチャンスのある馬だと思います。
 追い切りの方は厩舎にお任せしています。先週ゲートの確認だけさせていただいて、中間も練習していただきました。春の時点で私が乗った時も少し動くようなところがあった馬なので、スタートだけは気を付けなければいけないなと思ってレースをしていました。改めてここで課題を修正できていると思うので、その辺はすごく良いと思います。ずいぶん落ち着きは出ていました。
 勢いのある馬ですし、十分にチャンスのある馬だと思います。チャンスをいただいたので、しっかりと良いレースをしたいと思います。応援して下さい」


【スプリンターズS】美浦レポート~タワーオブロンドン

藤沢和雄調教師のコメントは以下の通り。

「前走のセントウルステークスは中1週でしたが、とても強いレースをしてくれて驚きました。1200メートルのレースが3回目で、この距離に対応出来てとても上手な競馬でした。

 この夏は函館のレースの後牧場に戻って休養し、札幌のレースの後はずっと厩舎にいます。レースの間隔はありませんが、それほど調教が必要なタイプの馬ではなく、元気ですからこのローテーションでも大丈夫だと思っています。前走はレコードで走りましたが大丈夫です。

 今朝の追い切りはウッドコースでの単走で、北村宏司騎手が乗りました。レースを使っていて体が出来ているので速い時計はいらないと指示しました。前走の時も軽い調教でしたが、今回も阪神に行って帰ってきた後なのでそんなに速い調教は必要ないと思っていました。歩様も息づかいも良く、今度は地元でのレースで、中山コースは初めてですが乗りなれたルメール騎手ですから大丈夫だと思います。レースについては枠順が決まったところで騎手が判断して乗ってくれると思います。直線が短いコースですが、ある程度の位置につけていけば問題ないでしょう。前走では上手に走ってくれたので楽しみにしています。

 今回はさすがにスプリンターが揃いましたが、札幌のレース(キーンランドカップ)では斤量が58キロでしたが今回は57キロで走れますので、上手に立ち回ってくれたら差はないと思っています。」


【スプリンターズS】美浦レポート~セイウンコウセイ

上原博之調教師のコメントは以下の通り。

「今朝の追い切りはウッドコースでの単走でした。この馬は、当該週の追い切りはビシッとやった方が好走しているので、予定通りビシッとやりました。動きは去年の時と比べてもいいのではないかと思っています。いい状態で出走することが出来ます。

 過去2年は夏休みをとってリフレッシユした後ぶっつけでスプリンターズステークスに出走して結果が出なかったので、今年は夏休みのあと1回札幌でレースを使って本番に臨むという計画で来ました。去年と比べて状態や馬体の感じがいいように思います。

 中山コースでは結果が出ていませんが、これは中山での経験が少ないことと、4コーナーを回ってすぐに急坂があるので馬が戸惑って能力が発揮出来なかったのかと思っています。今は馬が大人になり、中山も経験し、こちらとしても対策をとっているので去年よりもいい結果を出せるのではないかと思っています。

 今までは揉まれるのが苦手な馬だったので先行していましたが、馬が大人になって、前走では馬混みに入ってもそれほど気にせず能力を出していました。レースについては枠順が決まってから騎手と相談して決めたいと思います。理想を言えば真ん中より内の枠で、サッと先行できる枠ならいいと思っています。6歳になりましたが、まだまだ元気ですからここでいいところをファンの方に見てもらいたいと思っています。」
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