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今週の考察をまとめましょう。

[フォトパドック]
「良く見えたのはミスターメロディ」

[第1356回 波乱の立役者になる馬は? スプリンターズS分析 ]
今年の登録馬は、前走セントウルS組が7頭、キーンランドC組が4頭となった。このうち、特に「穴」として注目したいのは、キーンランドC組(表6)のリナーテだ。今年は【1.2.1.0】、敗れた3戦はすべて重賞で勝ち馬から0.1秒の僅差だった。勝利を挙げた2走前・UHB賞はオープン特別だが、「重賞を含む3連対以上」の条件は満たし、前走・キーンランドCも3番人気3着ならまったく問題ない。ただ、牝馬の穴馬は3着こそ多くても連対には届きづらいため(表3)、特に3連複や、3連単3着の穴候補として推奨したい。

また、同レースを1番人気で制したダノンスマッシュも、もちろん有力な候補になる。今年はほかにシルクロードSでも優勝し「重賞を含む2勝以上」。今回の人気どころでは唯一、各データをすんなりとクリアしてくる馬だ。

一方のセントウルS組(表5)では、勝ったタワーオブロンドンは中団からの差し切りだった。それなら、先行して2着に粘ったファンタジストのほうが配当妙味もありそうで、おもしろい存在だ。ほかに「3、4コーナー3番手以内」か「5着以内」のどちらかを満たす「牝馬」として、イベリス(3着)と、昨年の2着馬・ラブカンプー(11着、通過順2-2)が挙げられる。

そして最後にG1組(表7)だが、今年は各条件をすんなりクリアする馬は不在だ。ただ一昨年の2着馬・レッツゴードンキは、7歳を迎えた今年も阪急杯では2着に入り、まだまだ力があるところを見せている。表7ではG1馬4頭(+年内G1で3着以内)と7歳・サクラゴスペルの中間にあたるようなタイプだけに、余裕があれば押さえておきたい。

[重賞データ分析]
上位評価:ダノンスマッシュ、タワーオブロンドン、モズスーパーフレア
以下はミスターメロディ、グランアレグリア、ディアンドル、イベリス、ファンタジスト、リナーテ、レッツゴードンキという評価の序列

[単勝二頭流]
ファンタジスト、イベリス、アレスバローズ

[坂井さんの追いきり診断]
「GIだけあって、さすがにみんなしっかり仕上げてきているね。いい馬が多くて目移りしてしまうほど。良く見えた馬の中ではやはりダノンスマッシュにタワーオブロンドンは、引き続き高いレベルで状態を維持している。2頭はスッと動ける脚があるから楽にいい位置を取れるので、競馬でも安定して走れるのが強みだね。それと前走をひと叩きして、変わってきたなと思うのがダイメイプリンセスにディアンドル、ミスターメロディあたり。ファンタジストとモズスーパーフレア、リナーテも自分の力はしっかり発揮できる出来にある。展開的にはダノンにタワーの後ろにつける馬よりも、前につける馬の残り目に警戒すべきだろう。」
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展開
[重賞データ分析]中山過去10年(9回)から
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 枠番データは、なかなか判断が難しいところ。勝率や連対率が高いのは外枠である馬番13~16番で、単勝適正回収値も129.7と非常に高い。対照的に、複勝率が高いのは内枠である馬番1~4番で、こちらも複勝率22.2%、複勝回収値145と優秀な内容。ギャップ値がプラス1.1と非常に高いのもポイントだ。枠番によって極端に大きな差があるワケではないが、こういった傾向が出ていること自体は覚えておきたい。

 次に脚質面だが、こちらはコースデータよりも格段に差せている。とはいえ、逃げた馬の過半数が馬券絡みしているように、先行勢の強さもかなりのもの。勝率や連対率は中団待機組のほうが高いが、複勝率や複勝回収値は先行勢のほうが上と、その内容は拮抗している。最速上がり馬の不振や、後方待機組がトータル[0-0-2-43]と全滅に近い結果であることから、勝ち負けには中団よりも前のポジションが絶対に欲しいところだ。

 より深く分析するために、今回は枠番と脚質のクロス分析も行ってみた。逃げた馬は枠番を問わず好成績だが、大きく異なるのが中団から差した馬の成績。明らかに「外>内」であり、前を捌かずに済む外枠のほうがベターだとわかる。差し脚質の馬に関しては、外枠に入った馬のほうを重視したい。


中山・芝1200メートル(外回り)
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スタート地点は2コーナー(外回りコース)の下り坂にある。3コーナーまでの距離は約300メートルと短いが、コーナーは比較的回りやすく、3コーナー半ばまで下りが続くため、前半のペースは速くなることが多い。4コーナーを回って直線は310メートル。直線の半ばには急勾配(高低差2.2メートル)の上り坂が待ち受ける。2014年の路盤改修後は3コーナーからスピードが乗りやすくなり、以前よりは上がりも出やすく(速く)なった。タフな馬場になりやすい春の開催では馬力と末脚、スピード勝負になりやすい秋の開催ではインで立ち回る器用さを要求されるコースだ。(亀谷 敬正)


先行するのは
③セイウンコウセイ ⑦モズスーパーフレア ⑨ディアンドル ⑩ラブカンプー ⑪マルターズアポジー ⑮イベリス ⑯ファンタジスト

中団からは
②ダノンスマッシュ ④リナーテ ⑥ノーワン ⑧タワーオブロンドン ⑫ダイメイプリンセス ⑬ミスターメロディ 

後方からは
①アレスバローズ ⑤レッツゴードンキ ⑭ハッピーアワー 

⑦モズスーパーフレアが速いペースで逃げ、先行馬が後を追うハイペースの展開が予想されます。

矢野吉彦さんのコラムで

「 調べたのは去年まで10年間の成績。春の高松宮記念を勝った馬が、同年秋のスプリンターズSでどういう結果を残していたか、についてです。

 ご存知のように、両レースを勝ったのは09年ローレルゲレイロ、13年ロードカナロア、18年ファインニードルの3頭。反対に、春は勝ったけど秋は負けちゃったという馬は、10年キンシャサノキセキ、12年カレンチャン、14年コパノリチャード、16年ビッグアーサー、17年セイウンコウセイと、5頭もいました。あとの2回は春の勝ち馬が秋は不在。今年は春の勝ち馬ミスターメロディが出てくるので、この2回のデータは掘り下げませんでした。

 で、おもしろい、と思ったのは、春と秋を勝った3頭と春を勝って秋は負けた5頭の違いがハッキリ表れたこと。それはごく単純な違いでした。

 まず勝った3頭は、春の高松宮記念と秋のスプリンターズSの間に2戦していました。09年のローレルゲレイロと13年のロードカナロアは安田記念とセントウルS、18年のファインニードルは香港チェアマンズスプリントとセントウルS。つまり、春制覇の後、夏の前にもう1戦して秋はセントウルSでひと叩き、というローテーションです。

 一方、負けた5頭は、春と秋の間に1戦しかしていなかったか、1戦する予定だったもののその1戦の出走を取り消していました。となると今年は…。」


今年の高松宮記念の覇者ミスターメロディは、春の高松宮記念と秋のスプリンターズSの間にセントウルSの1戦だけです。
フォトパドックで出来が良く見えましたが、評価は下げます。

本命は②ダノンスマッシュ、速い持ち時計が無いのが気がかりですが、内枠で先行勢を見ながら競馬できる展開の利は大きいと思います。

先行勢からは逃げるであろう⑦モズスーパーフレアでしょう。穴で③セイウンコウセイと⑮イベリス

速い流れで差し込んで来れれば⑤レッツゴードンキと⑧タワーオブロンドン

◎②ダノンスマッシュ
○⑦モズスーパーフレア
▲⑬ミスターメロディ
△③セイウンコウセイ
△⑤レッツゴードンキ
△⑧タワーオブロンドン
△⑮イベリス

自信はないです。
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