データde出~た

第1376回 ノーザンファームのG1連勝が止まらない!? 阪神JFを占う

今週は阪神競馬場で2歳女王を決める阪神ジュベナイルフィリーズが行われる。来年の牝馬3冠戦線にもつながるこの重要な一戦には、今年も楽しみな素質馬が揃った。果たしてどの馬が勝利を飾るだろうか。過去10年の同レースの結果を分析し、今年のレースを占ってみたい。データの集計・分析にはJRA-VAN DataLab.とTARGET frontier JVを利用した。


■表1 阪神ジュベナイルフィリーズの人気別成績(過去10年)
人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収率 複回収率
1番人気  4- 1- 1- 4/ 10 40.0% 50.0% 60.0% 95 80
2番人気  2- 3- 0- 5/ 10 20.0% 50.0% 50.0% 87 76
3番人気  0- 1- 2- 7/ 10 0.0% 10.0% 30.0% 0 59
4番人気  1- 1- 3- 5/ 10 10.0% 20.0% 50.0% 68 124
5番人気  3- 1- 0- 6/ 10 30.0% 40.0% 40.0% 325 116
6番人気  0- 0- 1- 9/ 10 0.0% 0.0% 10.0% 0 30
7番人気  0- 0- 0- 10/ 10 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
8番人気  0- 1- 2- 7/ 10 0.0% 10.0% 30.0% 0 153
9番人気  0- 0- 0- 10/ 10 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
10番人気 0- 1- 1- 8/ 10 0.0% 10.0% 20.0% 0 192
11番人気 0- 0- 0- 10/ 10 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
12番人気 0- 0- 0- 10/ 10 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
13番人気 0- 0- 0- 10/ 10 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
14番人気 0- 0- 0- 10/ 10 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
15番人気 0- 1- 0- 9/ 10 0.0% 10.0% 10.0% 0 243
16番人気 0- 0- 0- 10/ 10 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
17番人気 0- 0- 0- 10/ 10 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
18番人気 0- 0- 0- 10/ 10 0.0% 0.0% 0.0% 0 0

1~3人気 6- 5- 3- 16/ 30 20.0% 36.7% 46.7% 60 71
1~5人気 10- 7- 6- 27/ 50 20.0% 34.0% 46.0% 115 91
4~ 人気 4- 5- 7-134/150 2.7% 6.0% 10.7% 26 57
6~ 人気 0- 3- 4-123/130 0.00% 2.30% 5.40% 0 47

まずは過去10年の人気別成績(表1参照)を調べた。1番人気の成績は【4.1.1.4】で、そのうち3勝は近4年で挙げたものだ。上位人気は比較的好走率が高く、1~3番人気の成績は【6.5.3.16】。さらに1~5番人気の成績は【10.7.6.27】だった。優勝馬はすべて5番人気以内から出ているのがポイント。2着馬も7頭出ており、馬連の高配当はやや見込みにくい印象だ。ただ、3着馬は6番人気以下から4頭出ている。穴を狙うのであればこのあたりの傾向に着目したい。


■表2 1~3番人気の単勝オッズ別成績(過去10年)
単勝オッズ 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収率 複回収率
1.0~ 1.4 0- 0- 0- 0/ 0
1.5~ 1.9 1- 1- 0- 0/ 2 50.0% 100.0% 100.0% 80 115
2.0~ 2.9 3- 0- 0- 2/ 5 60.0% 60.0% 60.0% 158 72
3.0~ 3.9 0- 2- 0- 3/ 5 0.0% 40.0% 40.0% 0 52
4.0~ 4.9 2- 0- 1- 1/ 4 50.0% 50.0% 75.0% 217 135
5.0~ 6.9 0- 2- 1- 7/10 0.0% 20.0% 30.0% 0 52
7.0~ 9.9 0- 0- 1- 3/ 4 0.0% 0.0% 25.0% 0 60

表2は1~3番人気馬の単勝オッズ別成績。一言で上位人気と言っても、オッズ次第で印象は変わってくる。単勝オッズ1倍台であれば圧倒的な支持を受けていることになるが、阪神ジュベナイルフィリーズはキャリアの浅い2歳の牝馬限定戦ながら、そんな人気馬が信頼できるという傾向が出ている。1.5~1.9倍の馬の成績は【1.1.0.0】なのだ。2.0~4.9倍でも勝ち馬は5頭出ており、連対率は50%もある。一方、単勝5.0倍以上の馬は勝利していない。2着、3着馬はいるが、信頼度はやや落ちると考えるべきだろう。


■表3 1~3番人気の前走レース別成績(過去10年)
前走レース名 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収率 複回収率
アルテミG3 2- 2- 0- 2/ 6 33.3% 66.7% 66.7% 110 91
アイビー  1- 1- 0- 0/ 2 50.0% 100.0% 100.0% 140 130
ファンタG3 1- 0- 1- 2/ 4 25.0% 25.0% 50.0% 65 90
赤松賞500* 1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0% 230 95
デイリーG2 1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0% 80 55
新潟2歳G3 0- 1- 0- 1/ 2 0.0% 50.0% 50.0% 0 60
白菊賞500* 0- 1- 0- 2/ 3 0.0% 33.3% 33.3% 0 60
芙蓉S   0- 0- 1- 1/ 2 0.0% 0.0% 50.0% 0 105
京王杯2G2 0- 0- 1- 0/ 1 0.0% 0.0% 100.0% 0 170
札幌2歳G3 0- 0- 0- 2/ 2 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
アルテミ  0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
新馬    0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
小倉2歳G3 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
りんどう500*0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0

表3は1~3番人気の前走レース別成績。G3になったアルテミスS組が【2.2.0.2】の好成績、デイリー杯2歳Sや新潟2歳S組も有力で、これらマイル重賞組と阪神ジュベナイルフィリーズの相性はいい。オープン特別や1勝(500万)クラスをみても、赤松賞や白菊賞、芙蓉Sといったマイル組から好走馬が出ている。芝1400mのファンタジーSや京王杯2歳Sからも好走馬は出ているが、マイル組との比較では若干割引が必要かもしれない。


■表4 1~3番人気の生産者別成績(過去10年)
生産者 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収率 複回収率
ノーザンファーム 5- 4- 0- 6/15 33.3% 60.0% 60.0% 102 82
社台ファーム   1- 0- 0- 4/ 5 20.0% 20.0% 20.0% 56 24
清水牧場     0- 1- 0- 0/ 1 0.0% 100.0% 100.0% 0 170
フジワラフアーム 0- 0- 1- 0/ 1 0.0% 0.0% 100.0% 0 170
ノースヒルズ   0- 0- 1- 0/ 1 0.0% 0.0% 100.0% 0 240
タイヘイ牧場   0- 0- 1- 0/ 1 0.0% 0.0% 100.0% 0 210
ケイアイファーム 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
社台コーポレーション白老ファーム
         0- 0- 0- 2/ 2 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
水上習孝     0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
磯野牧場     0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
ナカノファーム  0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0

続いて表4は1~3番人気の生産者別成績。ノーザンファームの成績が【5.4.0.6】で、他を圧倒している。今秋のG1(中央)を振り返ると、秋華賞を制したクロノジェネシスから先週のチャンピオンズCを勝ったクリソベリルまでノーザンファーム生産馬が7連勝中だ。同ファームの活躍は今に始まったことではないが、それにしても目下の勢いは凄い。阪神ジュベナイルフィリーズでの強さを考えれば、怒涛の連勝街道は今週も止まらないかもしれない。


■表5 阪神ジュベナイルフィリーズを4番人気以下で好走した馬(過去10年)
年 着順 馬名 人気 前走レース名 前着 種牡馬 生産者
18年 3 ビーチサンバ 4 アルテミG3 2 クロフネ ノーザンファーム
17年 3 マウレア 4 赤松賞500* 1 ディープインパクト 下河辺牧場
15年 2 ウインファビラス 10 アルテミG3 5 ステイゴールド コスモヴューファーム
14年 1 ショウナンアデラ 5 からまつ500* 1 ディープインパクト 下河辺牧場
   3 ココロノアイ 4 アルテミG3 1 ステイゴールド 酒井牧場
13年 1 レッドリヴェール 5 札幌2歳G3 1 ステイゴールド 社台ファーム
   3 フォーエバーモア 8 サフラン500* 1 ネオユニヴァース 追分ファーム
12年 1 ローブティサージュ 5 ファンタG3 2 ウォーエンブレム ノーザンファーム
   2 クロフネサプライズ 15 りんどう500* 1 クロフネ 上村清志
   3 レッドセシリア 10 新馬・牝 1 ハーツクライ ノーザンファーム
11年 1 ジョワドヴィーヴル 4 新馬 1 ディープインパクト ノーザンファーム
   2 アイムユアーズ 8 ファンタG3 1 ファルブラヴ ノーザンファーム
10年 2 ホエールキャプチャ 4 ファンタG3 3 クロフネ 千代田牧場
   3 ライステラス 8 京王杯2G2 4 ソングオブウインド スピードフアーム
09年 2 アニメイトバイオ 5 京王杯2G2 2 ゼンノロブロイ ノーザンファーム
   3 ベストクルーズ 6 ファンタG3 2 クロフネ 千代田牧場

最後に4番人気以下で阪神ジュベナイルフィリーズを好走した馬(表5参照)についてチェックしておく。前走レースを見ると、2009年から2012年にかけては、京王杯2歳S組やファンタジーS組が多かった。しかし、近年はアルテミスS組が増えてきており、全般的に前走マイル組が優勢になってきている印象だ。種牡馬としてはクロフネ、ステイゴールド、ディープインパクトの産駒が複数頭好走している。阪神ジュベナイルフィリーズと相性がいい血統と言えるだろう。

生産者の名前を見ると、こちらもノーザンファームが最も多い。しかし、該当馬16頭中6頭の割合であり圧倒しているわけではない。下河辺牧場や千代田牧場もそれぞれ2頭好走馬を出している。またディープインパクト産駒やステイゴールド産駒の好走馬は、むしろノーザンファーム以外の生産馬が大半となっている。


【結論】
それでは今年の阪神ジュベナイルフィリーズを占っていくことにする。出走予定馬は表6の通り。

■表6 今年の阪神ジュベナイルフィリーズ出走予定馬
馬名 前走レース名 前着 種牡馬 生産者
ウーマンズハート  新潟2歳G3 1 ハーツクライ ダーレー・ジャパン・ファーム
エレナアヴァンティ ファンタG3 15 アドマイヤムーン 千代田牧場
オータムレッド   アルテミG3 5 ワールドエース ノーザンファーム
カワキタアジン   秋明菊賞・1勝 5 ヘニーヒューズ 川島牧場
クラヴァシュドール サウジアG3 2 ハーツクライ 下河辺牧場
クリスティ     アイビー(L) 2 キズナ 荻伏三好フアーム
ジェラペッシュ   赤松賞・1勝* 3 ワールドエース 鎌田正嗣
スウィートメリナ  未勝利* 1 ワールドエース 高岸順一
ヒメサマ      秋明菊賞・1勝 11 ダイワメジャー 清水牧場
ボンボヤージ    未勝利* 1 ロードカナロア ASK STUD
マルターズディオサ サフラン・1勝 1 キズナ 天羽禮治
ヤマカツマーメイド ファンタG3 4 ロードカナロア 岡田牧場
リアアメリア    アルテミG3 1 ディープインパクト ノーザンファーム
ルーチェデラヴィタ アルテミG3 6 キズナ 広富牧場
レシステンシア   ファンタG3 1 ダイワメジャー ノーザンファーム
ロータスランド   もみじS2 Point of Entry Dr. Aaron Sones & Dr. Naoya Yoshida

今年はめずらしくフルゲートになりそうもないが、来年のクラシックにつながりそうな興味深いメンバーが揃った。重賞ウイナーのリアアメリア(アルテミスS)とウーマンズハート(新潟2歳S)、レシステンシア(ファンタジーS)に加え、サウジアラビアロイヤルC2着のクラヴァシュドールあたりの前評判が高く、上位人気に支持されそうだ。
具体的な人気順やオッズが判明してから考えたいところだが、この4頭の取捨・順位づけが大きなカギになりそうだ。まずは、前走芝1600m組という意味でリアアメリアとウーマンズハート、クラヴァシュドールがリードか。さらにその中でノーザンファーム生産馬はリアアメリアしかいない。また、メンバー中唯一のディープインパクト産駒である点も強調材料。本馬の単勝オッズが5.0倍未満であれば、信頼できる中心馬とみなしたい。
  
クラヴァシュドールとウーマンズハートはともにハーツクライ産駒。一応、2012年に同産駒のレッドセシリアが3着に好走した実績がある(クラヴァシュドールは下河辺牧場の生産馬でもある)。この2頭も有力馬だろう。
ただ、そうなると人気薄の馬が上位に食い込む可能性が少なくなる。あらためて出走予定馬の種牡馬をみると、今年産駒がデビューしたワールドエースの子が3頭、キズナの産駒が2頭いる。いずれの種牡馬もディープインパクトの直仔だ。阪神ジュベナイルフィリーズとの相性はまだわからないが、実績的には前走芝1600mの1勝クラスを勝ったマルターズディオサや、前走アルテミスS5着のオータムレッドあたりが穴候補。果たして上位人気勢の一角を崩すことができるだろうか。










【阪神JF】美浦レポート

【阪神JF】美浦レポート~ジェラペッシュ
伊藤春菜調教助手のコメントは以下の通り。

「前走は初の牝馬限定戦でしたが、どこでも堅実に走ってくれますし、もうちょっと上でもやれるかな、という内容でした。
普段は落ち着いていますが、パドックで気が入ってしまうところがあるので、そこがクリアできれば、賢い馬なので大丈夫だと思います。
前走を使った後もテンションが上がることはなく、むしろ精神的に落ち着いた感じで、このままいければ大丈夫だと思います。放牧明けだった前走より毛艶が良くなり、体重も増えて、調子は良さそうです。放牧から帰ってきた時から15キロくらい増えています。
追い切りは芝でやりましたが、ケガもなく無事に終われたので、このままレースを迎えてほしいと思います。終わった後もすぐカイバを食べてましたが、落ち着いてて良かったと思います。
阪神は初めてのコースですし、行ってみないとわからないですね。長距離輸送は初めてですが、こちらでも輸送は全く問題ないです。胸を借りるつもりで、いつもどおりの力を出せれば頑張ってくれると思います」


【阪神JF】美浦レポート~マルターズディオサ
手塚貴久調教師の追い切り後のコメントは以下の通り。

「前走は外から力でねじ伏せるような走りで強いと思いました。想像以上で嬉しい誤算でした。新馬は意図しない先行の形になって、ウーマンズハートに負けてしまいましたが、2戦目では出遅れましたが脚を使って好時計勝ち、前走は強い競馬で、一戦ごとに力をつけていると思います。
前走の後、このレースから逆算して、早めに美浦へ戻して調教を積んでいます。量的にも十分すぎるほど乗り込んでいて、仕上がりは問題ないと思います。体重はあまり変わってないように見えますが、見た目にボリュームが出て、華奢な印象から少しドシっとしたようなイメージになってきました。
1週前の追い切りはオータムレッドを追いかけて、手応えは劣勢に見えますが、調教のタイプが違うので、特に問題にはしていません。仕掛けてからの反応が良かったと思います。ジョッキーも好感触でした。
先週はしっかりやったので、やりすぎだけには気をつけようと、今日はポリトラックにしました。こちらが思っているよりも時計が速くなってしまいましたが、それだけ状態の方は気合が乗って、いい感じになってきたのかなと思います。
1走ごとに成長が感じられるので、前走より精神面も体力面も成長が感じられるなと思っていて、ここにチャレンジするだけの資格はあるかなと思っています。元は我が強いタイプだったのですが、そういった部分が影を潜めて、闘志は表に出ないのですが、鞍上の意図が理解できるようになって、大人になったな、というところです。
力勝負になりますし、相手も強いですから、自信満々、というところまではいきませんが、しっかり抵抗できると思っていますし、阪神コースは望むところかな、と思います。入念にゲート練習をしています。練習では納得しておとなしくなってくれていますし、大丈夫だと思っていますが、競馬のテンションで分からないところはあります。
新潟への輸送は経験していますが、阪神はその倍くらいの時間がかかりますからね。できるだけケアができるように、金曜に出発して、スクーリングして臨みたいと思います。(同じ厩舎の)オータムレッドと一緒に輸送しようと思っています。
フルゲートにはなっていないかもしれませんが、上位の数頭はかなり強いと思っています。阪神ジュベナイルフィリーズは何度も使わせてもらっていますが、その中でも強いメンバーになっていると思います。その中の強い1頭になれるように鍛えてきたつもりなので、頑張ってもらいたいと思います。関東馬は少ないですが、暮れの強い2歳牝馬を決めるレースで、出る以上はチャンスがあると思って、少しでもいい成績を収められればと思います」


【阪神JF】美浦レポート~オータムレッド
手塚貴久調教師の追い切り後のコメントは以下の通り。

「クローバー賞を勝たせてもらって、阪神ジュベナイルフィリーズを使いたいと思ったんですけど、その前に上位の馬との力関係を見るために、アルテミスステークスを使わせてもらいました。5着でしたが、勝った馬は強かったですけれども、時計的には走れているのではないかと思って、悲観はしていません。デビュー戦はのちに重賞を勝つビアンフェを破っていますし、クローバー賞も強い競馬だったと思います。前走もしっかり走っての5着でしたから、これがいいガス抜きになればと思います。
アルテミスステークスの時は少しテンションが高くなってしまって、体重も減ってしまったんですが、その後は美浦に残って調整して、リラックスしてきていますし、今回に向けては随分上積みがあるのではないかと思っています。1週前の追い切りは(併走した)マルターズディオサと違って、自らグイグイ行くタイプですからね。調教のタイムも動きも良く見えるんですけれども、どちらも特に問題はなく、いい動きだったと思います。調教でも積極性があるタイプなので、すごく動きはいいです。
前向き過ぎるところがあるので、最終追い切りは単走にさせてもらったんですが、リズム良く折り合って、いい動きだったと思います。前走で減った身体がそうは戻っていないと思いますが、リラックスして精神面は落ち着いてきているので、そういった面の上積みはかなりあるかな、と思っていますので、今度のレースはプラスの要素が多いと思っています。
この仔はマイルがギリギリかな、という印象があるので、その意味で直線の長い(東京コースの)アルテミスステークスを使わせてもらったんですが、力勝負ができる、トリッキーなコースではないので、東京を使った経験が活きればいいと思っています。
2勝目を挙げた時は函館から札幌への直前輸送で、その時は体重が減らなかったんですが、アルテミスステークスは当日輸送で体重がだいぶ減ってしまったので、そのあたりが少し心配だなと思っています。なので、今回は2日前に輸送して調整したいと思っています。
新種牡馬のワールドエースの産駒で、GIへの出走が初めてなのですが、ワールドエースもディープインパクトの仔らしい瞬発力と、想像以上に走る子どもがいっぱい出てますから、その先駆けになれるよう頑張ってほしいと思います」
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