競馬コラム「水島晴之の単複で買え」

ここ2戦が素晴らしいスーパーブレイク◎/東雲賞

中山10R (10)スーパーブレイクに◎。ここ2戦の内容が素晴らしい。じっくり脚をためて、ともに上がりは最速。完全に一皮むけた印象だ。前走から荒れてきた馬場も苦にしない。今回はこれといった逃げ馬が見当たらず流れは緩くなりそうだが、11頭の少頭数なら届く。単2000円、複3000円。

中山12R (1)ショーヒデキラを狙う。右回りは内にもたれる面があるので、今回は右側だけ片チークを着用する予定。これが効きそうだ。内ラチ沿いを走れる1番枠もいい。道中ロスなく進み、直線は馬場のいいところを選んで抜け出す。ニュージーランドT5着馬。1勝クラスでは力が違う。単2000円、複3000円。(ここまでの収支 プラス4万4100円)
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結果

中山10R ➉スーパーブレイク 1着  単勝配当580円 複勝配当190円

中山12R ①ショーヒデキラ 7着




栗山求さん

京都11R 石清水S 芝1400m・外 3勝クラス ハンデ

◎10アクアミラビリス
○1ユニコーンライオン
▲11キアロスクーロ
△3ドナウデルタ
△8インスピレーション
△6アンリミット
<見解>
◎アクアミラビリスは
「ヴィクトワールピサ×アナバー」という組み合わせで、
エリザベス女王杯(G1)を含めて
重賞を4勝したクイーンズリングの半妹にあたる。

母アクアリングは仏1000ギニー馬トレストレラの半妹で、
ゴルディコヴァ(カルティエ賞年度代表馬でG1を14勝)、
トレヴィセ(凱旋門賞を2連覇したトレヴの母)、
アナバーブルー(仏ダービー)
といった名馬と同じニックスから誕生している。

繁殖牝馬として成功したのもうなずける。

3歳春にエルフィンS(L)を勝ったように高い能力に恵まれ、
3歳秋に長期休養から復帰後は
3勝クラスで3、2着と健闘している。

前走の飛騨S(3勝クラス)は初の1400m戦だったが、
後方から内を突いて2着を確保した。

これまで最も強い競馬だったエルフィンSと同じ
京都外回りコースに替わるのは歓迎。

馬場状態は良~稍重程度になることが予想され、
引き続き時計の掛かるコンディションのはず。

荒れた馬場に強いヴィクトワールピサを父に持ち、
母方に欧州パワーが入る血統構成なのでフィットするだろう。




水上学の血統トレジャーハンティング

土曜京都11R 石清水S
◎本命馬
⑥アンリミット
(牝5、栗東・清水久厩舎、城戸騎手)
京都の芝は時計がかかるコース、差しも届くが、ただ4角である程度の位置にいないと届かない。後方一気では厳しいか。なお土曜は晴れのようだが、この時季だけにそうそうは乾かないだろう。稍重とみる。そうした馬場、力の要る芝への適性を踏まえて、⑥アンリミットを軸としたい。

芝1400mではとにかく堅実、これまで勝ち馬から0秒4を超えて離されたことがない。渋った馬場の実績も言うことなし。メイショウボーラー産駒は芝ならパワー馬場が得意で、母の父は冬場に強い血のマンハッタンカフェ。

半姉にノットフォーマル(フェアリーS)、近親にストロングガルーダ(ラジオNIKKEI賞)、ダイワバーバリアン(朝日杯3着、NHKマイルC2着)という渋い血統。現級に上がってからも1戦ごとに進境が見え、得意の好位差しが決められるとみた。
$お宝馬
⑪キアロスクーロ
(せん7、栗東・安達厩舎、幸騎手)
1200mより1400mの方が向いているのは明らか。ダート血統であり、なお芝1400m向きでもある。馬場には関係ないタイプ。今回は1200mからの臨戦馬が多く、馬場の割には流れは速くなりそうで、なおさら体力勝負となりそうなのも良い。56キロはネックだが……。

相手上位は ⑯ヒルノマゼラン、③ドナウデルタ、枠は痛いが①ユニコーンライオン。 押さえに ⑦ジュランビル、⑨タイキサターン、⑩アクアミラビリス。




アメリカジョッキークラブカップ週

美浦『聞き屋』の囁き
騎手選択は複雑な事情あり


メンバー唯一のGⅠ馬ブラストワンピースの参戦によってレースの格が一気に上がった今年のアメリカジョッキークラブカップ。

他に重賞勝ち馬は8頭もいるが、やはり小粒感は否めなかったのでGⅠ馬の存在感は大きい。

そのブラストワンピースは有馬記念参戦の話も出たが、体調が整わないということでここまで待機…というのは建前かも知れないと囁かれている。本当のところ陣営は有馬記念参戦を希望していたのでは…ともっぱらの噂だ。。

ただ、有馬記念は上位をノーザンファーム生産馬が独占。しかも、出走馬の半数以上がノーザンファーム生産だったため、どれかを控えさせて他のレースへと振り分けようとなるのは致し方ないことだろう。待機させられたのがブラストワンピースというわけだ。

というのも、ブラストワンピースは昨年の有馬記念を制しており、2年連続の有馬記念制覇のタイトルよりも、ほかのタイトルを獲らせよう、と考えるのが自然。

AJCCの後、ドバイではない海外遠征が視野に入っているらしいので、ステップレースとはいえ、上位争いしないことには、遠征そのものが白紙になるかもしれない。GⅠ馬の地力が問われそうだ。

菊花賞で主戦の勝浦騎手からルメール騎手へと乗り替わったニシノデイジーは、田辺騎手へと乗り替わり。

ルメール騎手へ続投を依頼したが断られたため、田辺騎手へとなったわけだが、その依頼内容がAJCCと大阪杯をセットで騎乗してほしいという打診だった。

ルメール騎手サイドとすれば大阪杯には多数のお手馬がいるので、今すぐに決めるのではなく選びたい、と当然なるわけで、ニシノデイジーの依頼を断ることとなった。

ミッキースワローは菊沢騎手で近2戦が勝ち切れていないので、元主戦の横山典騎手へと乗り替わり。

菊沢騎手の父である菊沢調教師からすれば息子にさらなるタイトルを獲らせたかったが、オーナーの意向と厩舎経営を考えると、苦渋の決断ではあるが、義兄へ戻すのならとなったようだ。

海外遠征や春の大阪杯などを見据えた戦いはすでに始まっている。

関西事情通のちょっとイイ?話
春の大一番へ向けて!


2020年も早くも1月終盤。正月競馬は変則日程なだけに、関係者にとってはとにかく時の過ぎるのが早く感じるもの。

今週は早くもGIフェブラリーSの前哨戦となる東海Sが、日曜日京都で行われる。

その京都、土曜日に重賞は無いものの、メインの岩清水Sは、ちょっと注目してみたいレースになる。

準オープンのハンデ戦とあって混戦ムードではあるのだが、2走前の時も取り上げたアクアミラビリスは、その話の流れから今回も注目だろう。

その2走前、オークスで初めて手綱を取った藤岡佑介騎手が、「2000mくらいまでなら重賞を勝てるかも…」という感触も掴んだということで、この馬のために、乗り馬の確保が難しいGIデーの東京へわざわざ遠征した話をお伝えした。結果は僅差3着だったが、その話に違わぬ走りは見せた。

前走も、後方から内を突く厳しい競馬を強いられながらも、直線鋭く伸びて2着、惜しくも勝てずにはいるがその能力と脚力は疑いようが無い。

春の最大目標はもちろん5月のヴィクトリアマイル。その為にはもう取りこぼせない時期と言えるだろう。そういう意味もあってのルメール起用と言える。

陣営の青写真としては、ここを勝って京都牝馬S、そして阪神牝馬Sをステップにヴィクトリアマイルへ。

そもそもエリザベス女王杯を勝ち、引退レースの有馬記念でもキタサンブラックの2着だったクイーンズリングの半妹という事で、デビュー前から注目を集めていた1頭。

春の大舞台へ向けて、鞍上に国内NO1ジョッキーのルメールを配し、その青写真通りの走りを魅せてくれるのか、楽しみでならない。

競馬場から見た推奨馬券
大物感十分で2走前の再現を期待!


天気予報は毎日のように雨マークが付いていたが、中山近辺は金、土曜は降らなそうな感じ。
芝は今週も引き続きCコースだけに、捲り、追い込みが利きやすい馬場と見る。
ダートは木曜の雨が多少残り、幾らか速い時計が出る馬場になりそう。

ダートで面白そうなのは、中山9R。重目残りを叩かれた5番コバルトウィングが中心。
まずは他馬を全く問題にしない、馬なりで一捲りで勝った前々走が凄かった。時計もいくらでも詰まりそうな手応えだったし、まだ遊び遊びという感じでの楽勝。かなり奥の深さを感じた。
当時が叩き2戦目で、今回と同じ状況。馬体も16キロ絞れていた。前走が+18キロだっただけに、今回も絞れて出てくることは間違いないだろう。
前走はそんな状況でも、外々を回りながらゴール前の脚は際立っていた。
叩いて体が絞れれば、行きっぷりも良くなるはず。
2走前の再現を期待したい。

単勝 5
馬連 5-8 5-11 5-6
3連複 5-8-11 5-6-8 5-6-11

自信度 B


差しの利く芝コースで狙いたいのが、中山10Rの1番アンブロークン。
1年ぶりを2度使われて、ようやく復調気配をパドックで感じたが、競馬が酷かった。抜群の手応えで直線に向いたものの、全く進路が見つからず、その手応えのまま一回も追えずにゴール。進路さえあれば突き抜けそうな感じだっただけに、もったいなかった。
デビュー前から評価の高かった馬で、長期の休養さえなければ、オープンで好勝負を演じているはずの素質馬である。
今回は立て直されての一戦だが、新馬で強い競馬をした馬だけに、鉄砲が利かないはずはない。
長期休養明けの3走前よりも、調教量、質ともにしっかり追っており、脚部不安明けの当時とは仕上げも違う。
器用さに欠けることが、前走のような状況を生んだと思えるだけに、現在の馬群がバラける馬場も競馬がしやすいはず。
マーフィーを早目に確保した点からも、陣営の期待のほどが知れる。

単勝 1
馬連 1-5 1-2
3連複 1-2-5 1-2-10 1-2-3

自信度 C






土曜メインレース展望・柏木収保

【アレキサンドライトS】最近10年では本命決着か大波乱の極端な傾向

今年は追い込み一族出身で非常にデキのいい伏兵に期待


 ずっとこのクラスの中山ダート1800mで行われ、定量戦と、ハンデ戦の年があるが、最近10年、1番人気馬は【4-0-2-4】。1番人気馬が馬券に関係すると、高額条件のダート戦らしく荒れない。ただし、1番人気が消えると、人気薄の先行馬の「粘り込み」が生じるか、まったく逆に「差し=追い込み馬」の台頭で、大波乱という極端な結果が生じている。

 2017年…「8、12、13」番人気の決着。3連単 278万7880円
 2015年…「5、15、2」番人気の決着。 3連単  99万0850円
 2014年…「10、3、4」番人気の決着。 3連単  30万6230円
 2013年…「10、8、7」番人気の決着。 3連単 152万7760円

 今年の人気の中心は、リワードアンヴァル(武豊)と、テイエムチェロキー(マーフィー)あたりか。渋馬場で時計が速くなると有利な逃げ=先行型であり(同型エムオーグリッタはいるが)、そろって消える力関係ではない。順当ならどちらかが主軸。

 8割方、荒れないパターンの年と思えるが、渋馬場有利を意識した「先行型」が行きすぎた場合には、一転、大波乱の結果があるのがこのレース。可能性の高さを求めるばかりが馬券ではないので、伏兵の差しの台頭も考えたい。

 4歳アシャカトブ(父シニスターミニスター)は、組み合わせからみて今回は人気落ちの伏兵評価だが、左回りの2100mを2戦した後だけに、前半行けず中山ダート1800m【2-1-0-0】で見せた差し=追い込み戦法を取らざるをえない展開になる可能性大。

 昨春のユニコーンS(重馬場)が後方から差を詰めて1分36秒3。格上がりの2走前が重馬場のダート2100mを2分08秒6(上がり35秒8)なら、パワー型というより時計の速いダート戦は合っている。祖母の半弟には追い込み馬として大活躍したテレグノシス(NHKマイルCなど)、母のイトコには中山ダート1800mのマーチSを鋭く突っ込んで少差3着フレイムオブピースのいる一族。4代母メッシーナ(父Secretariat)が輸入牝馬。

 アシャカトブには、同じ父系のベストウォーリア(ダート9勝、5年連続して南部杯に出走。昨年から種牡馬入り)と同じようにセクレタリアトのクロスがあり、これからタフなダート巧者として活躍してくれるのではないかという期待もある。今回のデキは非常にいい。
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