田原基成さん

クリノガウディーほか、2020CBC賞出走予定馬16頭分析

・アウィルアウェイ
芝1200mで掲示板を外した2戦はいずれも左回り。右回りの芝1200mでは1.3.1.4.1着と抜群の安定感を誇る馬だ。鞍上には阪神芝1200mで【4-0-1-6】複勝率45.5%の川田将雅を配置。侮れない。

・アンヴァル
阪神芝では【0-0-0-5】。間隔があくと凡走する傾向もあり、苦戦は免れられないだろう。

・エイシンデネブ
5連対中4連対が直線平坦コース。3勝を挙げる小倉開催での一変に期待したいところだ。

・グランドロワ
連闘での成績は【0-0-0-3】。実績のないローテーションかつ重賞の舞台はさすがに荷が重いか。

・クリノガウディー
よもやの降着に見舞われた前走高松宮記念。GI馬の称号こそ逃したが、初のスプリントに難なく対応した点は評価すべきだ。ただ、3走前のレース内容を見るより、ここは鞍上横山典弘が馬の癖を踏まえてインにこだわる騎乗が想定されるシチュエーション。その戦法が連続開催の阪神芝とマッチするのか……不安は拭えない。

・ジョイフル
外差し馬場の恩恵を受けたシルクロードSでも掲示板外。重賞の壁は厚いと言わざるを得ない。

・ショウナンアンセム
昨年のCBC賞以来となる実戦。叩き良化型でもあり、次走以降が狙い目か。

・ダイシンバルカン
全4勝中3勝が直線に急坂がないコース。急坂阪神は割引材料だ。

・タイセイアベニール
2-3歳時は時計のかかる馬場巧者の印象を受けたが近4戦で挙げた3勝の上がり3Fは32-33秒台。キャリアを積むたびに適性の幅を広げている点は高く評価できる。2020年の松山弘平×西村厩舎の成績は【5-2-0-3】複勝率70%。勢いそのままに重賞制覇の可能性は十分だ。

・ディメンシオン
芝1600mのヴィクトリアマイル取り消し後、芝1200mへの距離短縮。ローテーションに一貫性が窺えない点はマイナスだ。

・ナインテイルズ
勝ち馬から1秒以上離されるレース続き。厳しい。

・ノーワン
今年使われた3戦はすべてフタ桁着順。こちらも厳しい。

・ミッキースピリット
上がり3F上位の脚を使うことなく連勝を飾った近2走。立ち回りの上手さを活かしきった鞍上のファインプレーが光ったレースだった。翻って、今回の舞台はGI好走歴のある強豪が揃った重賞。クラス慣れの時間が必要だろう。

・ラブカンプー
4歳以降は精彩を欠く現状。厳しい。

・レッドアンシェル
2走前は鞍上が無理をさせなかったレース、そして前走は雨降り馬場の芝1400m。いずれも敗因は明らかだ。6-8月の暑い時季では【2-0-1-0】馬券圏外なし。見限るにはまだ早いだろう。

・ロケット
ディープスカイ産駒は2勝クラス以上の芝1200mで【0-0-0-10】。1400mへの距離延長時に見直したい。


武豊騎乗パラスアテナ、キズナ産駒ルリアンほか、2020ラジオNIKKEI賞出走予定馬12頭分析

・アルサトワ
逃げ馬が11戦中6戦で勝利を収めた6月阪神芝開幕週。その馬場で最内枠を引き当て、マイペース逃げに持ち込んだ同馬の勝利は必然と言えるものだったのかもしれない。翻って、今回は逃げ・先行馬がズラリと揃った芝1800m戦。前走の再現を望むのは酷か。

・アールクインダム
過去10年のラジオNIKKEI賞において、斤量51キロ以下の牝馬は【0-0-0-11】。重賞で大敗続きの現状から、巻き返しは難しい注文と言えるだろう。

・グレイトオーサー
東京での連勝は差し切り勝ちに逃げ切り勝ち……自在脚質と高速馬場適性をいかんなく証明した。一定の評価は必要だと思うが、気がかりなのはノヴェリスト産駒が春の東京良馬場芝で【5-3-2-12】複勝率45.5%と「適性がありすぎた」事実。高速馬場の東京と雨予報で道悪濃厚なローカル福島は180度異なる条件。思わぬ凡走があっても驚けない。

・コスモインペリウム
調教パターンを変えた3走前から成績が安定。夏の福島で勝ち上がったように、暖かい時季の気温上昇期ともマッチしたのだろう。上がり3F33秒3を使った2走前に不良馬場で突き抜けた前走。馬場不問のパフォーマンスをみせた点は高く評価すべきだ。

・コンドゥクシオン
昨年6月に福島芝1800mを勝ち上がった馬。注目すべきは当時の馬場が不良馬場だった点だ。2走前の勝利も重馬場と、道悪適性は世代屈指。渋った馬場で敗れた札幌2歳Sも直線でスムーズさを欠いたもので、週末の天候次第で穴妙味をそそれられる1頭と言える。

・サクラトゥジュール
芝1600mでの前走勝ち時計1分31秒7は相当優秀。ネオユニヴァース産駒らしからぬ高速馬場適性を有する馬だ。ここも大崩れはなさそうだが、心配事は週末に予想される悪天候。前走とは正反対の馬場コンディションを想定したとき、勝ち切るためのハードルは高くなりそうだ。

・ディープキング
過去10年のラジオNIKKEI賞において、前走1勝クラスで2着以下だった馬の成績は【0-0-0-5】。1800m未経験馬でもあり、厳しい印象は否めない。

・バビット
北海道トレーニングセールにおいて540万円で取引された馬。お世辞にも良血とはいえないリーズナブルな馬が好走を続けるのは何だか嬉しくなってしまう。余談はさておき、直線の長い外回りコースに内回りコース、急坂に平坦と条件問わず大崩れのない安定感は魅力。ノーマークは禁物だ。

・パラスアテナ
芝替わりで連勝中の馬。前走の勝ち方は切れる牝馬そのものだったが、2走前は稍重の福島芝2000mを4角2番手で上がり3F最速勝利……この馬、想像以上に奥が深い。斤量52キロの馬に武豊が騎乗するのは6年ぶり。その背景も加味すればおのずと強い勝負気配を感じ取ることができる。

・パンサラッサ
強豪相手に挑んだ2歳冬-3歳春シーズン。結果はふるわなかったものの、得られた経験値が無駄ではなかったことは前走のパフォーマンスが証明済みだ。前走勝ち時計は同じ開催の鳴尾記念を上回るもの。本格化の兆しが窺える今なら重賞でも通用する可能性は十分だ。

・ベレヌス
タートルボウル産駒は前走着順がそのまま反映される傾向にある血統。重賞において、前走馬券圏外から臨んだ馬の成績【0-1-0-10】に対し、前走3着内馬の成績は【5-3-0-5】。頭に入れておきたい数字だ。この馬の前走は開幕週でも差しが決まる春の福島開催を逃げ切ったもの。2020年の西村淳也×キャロットファームの成績【6-1-2-9】複勝率50%も含め、穴馬としての資格は十分だ。

・ルリアン
これまで先着を許したのは京都2歳S勝ち馬マイラプソディのみ。底を見せない未知の魅力を感じる馬だが……気になるのは前走負かした馬の次走成績。【0-0-0-4】と馬券圏内を確保した馬が1頭もいないのだ。キズナ産駒の福島芝成績【0-0-1-15】も含め、全幅の信頼を置くには至らない。




データde出~た

第1434回 今年は阪神開催となる短距離重賞のCBC賞を展望する

今週末の重賞は、3歳中距離のラジオNIKKEI賞と古馬短距離のCBC賞の2レース。昨年の当欄では前者を分析しているため後者を取り上げたいのだが、今年のCBC賞は通常の中京ではなく阪神開催となる。そこで今回の分析は、コースとの相関性が比較的薄いと思われるデータを中心に進めていきたい。集計期間は、現行の7月開催となった2012年以降の8年分。データ分析にはJRA-VAN DataLab.とTARGET frontier JVを利用した。


■表1 人気別成績
人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回率 複回率
1番人気  2- 1- 1- 4/ 8 25.0% 37.5% 50.0% 87% 78%
2番人気  3- 1- 2- 2/ 8 37.5% 50.0% 75.0% 191% 152%
3番人気  1- 1- 2- 4/ 8 12.5% 25.0% 50.0% 93% 113%
4番人気  2- 0- 0- 6/ 8 25.0% 25.0% 25.0% 232% 77%
5番人気  0- 0- 0- 8/ 8 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
6番人気  0- 0- 0- 8/ 8 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
7番人気  0- 3- 0- 5/ 8 0.0% 37.5% 37.5% 0% 136%
8番人気  0- 0- 2- 6/ 8 0.0% 0.0% 25.0% 0% 113%
9番人気  0- 1- 0- 7/ 8 0.0% 12.5% 12.5% 0% 66%
10番人気~0- 1- 1- 52/ 54 0.0% 1.9% 3.7% 0% 32%

表1は人気別成績。1着は1~4番人気からしか出ておらず、1~3着のくくりでも延べ24頭中16頭が1~4番人気に集中している。対して穴サイドでは、複勝回収率100%以上を記録している7、8番人気を除くと、概して数値は振るわない。波乱を連想する人も多いであろうハンデ戦ながら、CBC賞は堅めの人気傾向を示しているようだ。


■表2 年齢別成績
年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回率 複回率
3歳  0- 0- 0- 13/ 13 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
4歳  0- 1- 1- 9/ 11 0.0% 9.1% 18.2% 0% 32%
5歳  6- 4- 4- 23/ 37 16.2% 27.0% 37.8% 96% 128%
6歳  2- 2- 3- 36/ 43 4.7% 9.3% 16.3% 29% 52%
7歳以上0- 1- 0- 21/ 22 0.0% 4.5% 4.5% 0% 13%

表2は年齢別成績。過去8年で6勝を挙げた5歳馬は好走率、回収率ともに申し分ない数値を記録している。これに続く4歳と6歳の好走率はほぼ互角。一方、3歳馬の好走はなく、7歳以上の馬も22走して2着が1回のみと苦戦している。


■表3 前走斤量との比較
前走 斤量 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回率 複回率
今回増  4- 3- 3- 9/ 19 21.1% 36.8% 52.6% 99% 109%
増減なし 1- 1- 4- 31/ 37 2.7% 5.4% 16.2% 20% 85%
今回減  3- 4- 1- 62/ 70 4.3% 10.0% 11.4% 31% 34%

表3は、前走との比較でハンデが「今回増」「増減なし」「今回減」となる馬の成績を分けて示したもの。その差は一目瞭然で、圧倒的に「今回増」となる馬の成績がいい。表1の項で堅めの人気傾向であることを述べたが、この「今回増」の強さともリンクしていそうだ。なお、この斤量の増減に関しては、後述する表5~8の項でも細かく触れていく。


■表4 前走クラス別成績(中央の平地戦のみ)
前走クラス 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回率 複回率
2勝   0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
3勝   1- 2- 1- 10/ 14 7.1% 21.4% 28.6% 24% 94%
オープン特別4- 1- 3- 58/ 66 6.1% 7.6% 12.1% 41% 56%
G3   0- 0- 0- 5/ 5 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
G2   2- 2- 0- 5/ 9 22.2% 44.4% 44.4% 145% 92%
G1   1- 3- 3- 19/ 26 3.8% 15.4% 26.9% 17%6 0%
※リステッド競走はオープン特別に合算

表4は前走クラス別成績。対象とする前走は中央の平地戦のみで、リステッド競走はオープン特別に含めている。前走オープン特別とG1からの好走が多く、G2と3勝クラスからもまずまず好走が見られる。ただし、前走G1では高松宮記念組が【1.2.3.11】と1~3着の大半を占め、それ以外のG1組は【0.1.0.8】と大きな差がついている。この実態を踏まえると、前走を「高松宮記念組」「それ以外の重賞組」「オープン特別組」「3勝クラス組」の4つに分けるのが合理的で、その分類に従って表5~8ではより細かいデータを見ていきたい。

■表5 前走高松宮記念出走馬の各種データ
前走 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回率 複回率
着順
1着  0- 0- 0- 0/ 0
2着  0- 0- 1- 0/ 1 0.0% 0.0% 100.0% 0% 200%
3着  0- 1- 0- 1/ 2 0.0% 50.0% 50.0% 0% 95%
4着  0- 0- 2- 0/ 2 0.0% 0.0% 100.0% 0% 190%
5着  1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0% 225% 85%
6~9着0- 1- 0- 2/ 3 0.0% 33.3% 33.3% 0% 100%
10着~0- 0- 0- 7/ 7 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%

タイム差
~0.9秒 1- 2- 3- 7/13 7.7% 23.1% 46.2% 34% 95%
1.0秒~ 0- 0- 0- 4/ 4 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%

斤量
今回増  1- 2- 2- 1/ 6 16.7% 50.0% 83.3% 75% 173%
増減なし 0- 0- 1- 4/ 5 0.0% 0.0% 20.0% 0% 40%
今回減  0- 0- 0- 6/ 6 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%

表5は前走高松宮記念組の各種データ。明確な傾向が出ているのは斤量だ。この組の好走馬6頭のうち5頭は「今回増」での出走で、好走率も抜群。また、着順とタイム差に関しては、高松宮記念で9着以内かつ0秒9差以内が好走ラインと考えてよさそうだ。


■表6 前走高松宮記念以外の重賞出走馬の各種データ
前走 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回率 複回率
着順
1着  0- 0- 0- 0/ 0
2着  0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
3着  0- 0- 0- 2/ 2 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
4着  0- 1- 0- 0/ 1 0.0% 100.0% 100.0% 0% 240%
5着  0- 0- 0- 2/ 2 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
6~9着1- 0- 0- 6/ 7 14.3% 14.3% 14.3% 51% 20%
10着~1- 2- 0- 8/11 9.1% 27.3% 27.3% 86% 70%

タイム差
~0.5秒 2- 2- 0- 9/13 15.4% 30.8% 30.8% 100% 63%
0.6秒~ 0- 1- 0-10/11 0.0% 9.1% 9.1% 0% 29%

斤量
今回増  1- 1- 0- 0/ 2 50.0% 100.0% 100.0% 180% 190%
増減なし 0- 0- 0- 2/ 2 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
今回減  1- 2- 0-19/22 4.5% 13.6% 13.6% 43% 35%
※中央の重賞のみ

表6は、前走で高松宮記念以外の重賞に出走した組の各種データ。前走着順から見ていくと、2、3着だった計3頭が着外に終わっている一方、10着以下だった馬が3頭好走しており、ここにはあまりこだわらなくていいだろう。ただし、着順を問わずタイム差が0秒6以上だった馬は好走率が大幅に下がるため、0秒5差以内には入っておきたい。また、この組も斤量が「今回増」だった2頭がいずれも連対を果たしている。もうひとつ、この組で好走した5頭の前走レース名を挙げておくと、阪神牝馬Sが2頭、ヴィクトリアマイル、マイラーズC、京王杯SCが各1頭という内訳で、いずれも芝1400m以上のレースだったことも押さえておきたい。


■表7 前走オープン特別出走馬の各種データ
前走 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回率 複回率
着順
1着  3- 0- 0- 9/12 25.0% 25.0% 25.0% 152% 64%
2着  0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
3着  0- 0- 1- 7/ 8 0.0% 0.0% 12.5% 0% 93%
4着  0- 0- 1- 2/ 3 0.0% 0.0% 33.3% 0% 130%
5着  1- 0- 0- 6/ 7 14.3% 14.3% 14.3% 130% 47%
6~9着0- 0- 1-14/15 0.0% 0.0% 6.7% 0% 34%
10着~0- 1- 0-19/20 0.0% 5.0% 5.0% 0% 50%

距離
1000m0- 0- 0- 6/ 6 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
1200m1- 0- 2-28/31 3.2% 3.2% 9.7% 29% 40%
1400m3- 1- 1-18/23 13.0% 17.4% 21.7% 79% 109%
1600m0- 0- 0- 6/ 6 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%

斤量
今回増  2- 0- 0- 8/10 20.0% 20.0% 20.0% 108% 47%
増減なし 1- 1- 3-25/30 3.3% 6.7% 16.7% 25% 98%
今回減  1- 0- 0-25/26 3.8% 3.8% 3.8% 35% 12%
※リステッド競走を含む

表7は前走オープン特別出走馬の各種データ。前走着順については6着以下だと好走率がかなり下がるため、5着以内には入っておきたいところ。(芝・ダート問わず)距離では1400mが、CBC賞と同距離の1200mを圧倒しており、「前走1400mのオープン特別で1着」なら【3.0.0.1】と素晴らしい成績を収めている。斤量に関しては、「今回減」だった馬は延べ26頭で好走1頭のみと苦戦。「今回増」か「増減なし」のほうが好走率は明らかに高い。


■表8 前走3勝クラス出走馬の各種データ
前走 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回率 複回率
着順
前走1着  1- 1- 1- 2/ 5 20.0% 40.0% 60.0% 68% 170%
前走2着~ 0- 1- 0- 8/ 9 0.0% 11.1% 11.1% 0% 52%

距離
1000m 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
1200m 1- 2- 1- 8/12 8.3% 25.0% 33.3% 28% 110%
1400m 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%

斤量
今回 1~1.5キロ減 1- 0- 1- 0/ 2 50.0% 50.0% 100.0% 170% 160%
今回 2~2.5キロ減 0- 0- 0- 3/ 3 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
今回 3キロ以上減 0- 2- 0- 7/ 9 0.0% 22.2% 22.2% 0% 111%

表8は前走3勝クラス出走馬の各種データ。前走着順が1着なら好走率はかなり高く、要注意の存在となる。距離は前走も1200mという馬が出走例の大半を占め、好走した4頭もここに該当する。斤量はこの組の14頭すべてが「今回減」。そこで斤量減の幅を見ていくと、今回1~1.5キロ減だった2頭はいずれも好走。残る2頭の好走馬は今回3キロ以上減だった。


【結論】
  
以上のデータ分析に基づき、今年のCBC賞に登録がある18頭から有力と思われる馬を挙げてみたい。

前走高松宮記念出走組は2頭。クリノガウディーは1位入線も4着降着となってG1制覇を逃したものの、この組の基準となる9着以内かつ0秒9以内はもちろんクリア。前走57キロ→今走58キロとハンデが1キロ増となるのもかえって好材料で、改めての重賞初制覇を目指したいところだ。一方、もう1頭のアウィルアウェイは高松宮記念が11着かつ1秒0差と好走ラインをクリアできなかった。

前走高松宮記念以外の重賞組は前走でタイム差0秒5以内が基準となり、芝1400m以上のレースを使っていた馬がよかった。今年はディメンシオンが、前走ヴィクトリアマイルは出走取消ながら、その前走の阪神牝馬Sが0秒3差の3着。斤量はヴィクトリアマイルの55キロから2キロ減の53キロで、データ的には今回増のほうがよかったが、それでもチャンスはあるだろう。

前走オープン特別組はそこで5着以内に入っておきたいところで、これを満たすのは鞍馬S1着のタイセイアベニールのみ。この組は斤量が「今回減」だと好走率がかなり低いため、前走同様のハンデ56キロとなったのはプラスと言える。年齢別で好走率が抜けて高い5歳というのも追い風になるか。

前走3勝クラス組はミッキースピリットのみのエントリーとなった。前走まで3連勝中の同馬は、もちろん前走1着。この組はハンデの減量幅が1~1.5キロだと2戦2好走で、前走57キロ→今走54キロと3キロ減となる本馬には合致しないが、3キロ減以上でも好走の目は残されている。
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