競馬コラム「水島晴之の単複で買え」

ミスニューヨークで勝負だ/松島特別

福島10R (3)ミスニューヨークで勝負だ。前走の白百合S(3着)はスローペースで届かなかったが、ゴールまで止まらずに伸びた脚には見どころがあった。小倉で未勝利を勝った時は、出遅れて最後方になったが、3角過ぎから馬群の大外をまくって差し切った。長くいい脚を使う脚質は福島に合う。スタートが決まれば好位差し、悪ければまくり。どちらでも力は出せる。中間はここ目標に調整されCウッド、坂路でいい動きを見せている。長距離輸送、小回りも経験済み。古馬相手でも52キロならチャンスはある。単勝1万円。(ここまでの収支 マイナス19万6500円)





栗山求さん

福島11R 安達太良S ダート1700m 3勝クラス 定量

◎1エクリリストワール
○5ハヤブサレジェンド
▲13ヴァイトブリック
△6ブランクエンド
△7グランデストラーダ
△10フラワーストリーム

<見解>
◎エクリリストワールは
「オルフェーヴル×インザウィングス」
という組み合わせ。

母方にサドラーズウェルズを持つ
オルフェーヴル産駒はニックスで、
ラッキーライラック(大阪杯、エリザベス女王杯、阪神JF)、
オーソリティ(青葉賞)、サラス(マーメイドS)、
エスポワール(ターコイズS-2着)、
オセアグレイト(ダイヤモンドS-3着)をはじめ
多くの活躍馬が出ている。

本馬はこのパターン。

デビューから9戦して一度も
馬券圏内を外したことがない安定感がセールスポイントで、
福島ダ1700mは
昨年のこの時期に一度走って6馬身差で圧勝している。

今回は3月の上総S(3勝クラス)以来
4ヵ月ぶりの実戦となるが、
入念に乗り込まれており、
休み明けを苦にしないタイプでもあるので問題ない。

雨で脚抜きのいいダートになればむしろプラスだろう。






水上学の血統トレジャーハンティング

土曜函館11R TVh杯
◎本命馬
⑩ザイツィンガー
(牡4、栗東・牧田厩舎、藤岡佑騎手)
函館は木曜にまとまった雨が降り、金曜午後の芝は稍重発表。そして土曜はお昼前からまた雨の予報になっており、メインレースの時間帯には正真正銘の重馬場が見込まれる。洋芝の重なので、完全にパワー馬場になるだろう。

加えて、そろそろ函館3走目の馬も出てくる。いくら滞在でも、押せ押せローテには注意が必要な時期だ。

休養明けから、きっちり月イチの間隔で順調に使われてきている⑩ザイツィンガー。函館は今夏2走目。道悪実績、洋芝適性の血統含めて本命に推す。

前走は痛恨の出遅れをしてしまったが、それでも直線だけの競馬で小差の2着まで来た。これはかなりの進境。もともと、1200mでも好位に行ける脚がある。今回は、テンの速い馬が内に多く、自然と中団後ろくらいのところになりそうだが、脚をタメても弾けることが分かったのなら不安はない。外目からの方が差しやすい馬場が想定される分、お誂え向きとも言えるのではないか。なお母ザッハトルテは函館経験こそなかったが1200mでオープンへ上がり、CBC賞4着がある馬だった。

$お宝馬
⑯ゼセル
(牡6、栗東・鈴木孝厩舎、城戸騎手)
この馬のテンのスピードではハナは無理だと思うが、外枠歓迎の揉まれたくない馬にとって最高の枠が引けた。高速とは真逆の馬場で、大外を回る不利も消える。先行馬群後ろからジリジリ伸びてくれば面白い。ダイワメジャー産駒なので道悪自体も歓迎だ。

相手上位は ②アンブロジオ、⑧サンノゼテソーロ。 押さえに ⑪ビリーバー、③ホープフルサイン、①アスタールビー、⑮メイショウカリン、⑥マルカテノール。



採れたて!トレセン情報

関西事情通のちょっとイイ?話
もともとはここが目標!鞍上は一鞍入魂


宝塚記念も終わり、今週から下半期、そして徐々に本格的な夏競馬へと移り変わっていく。

ひと足早く開幕している北海道シリーズに続き、関東開催も東京から福島へと替わり、より夏競馬の雰囲気となってきたが、関西圏は、今年は京都競馬場の改修工事の関係で例年とは違う変則開催、今週からも引き続き阪神で開催される。

イメージは春の阪神の延長戦ではあるものの、例年は今週から夏競馬ということで、今年も今週から騎手の移動も多い。

リーディングトップのルメールも、例年通り今週から北海道シリーズを主戦場としていく様だ。

そんな中で、ここまで北海道シリーズの函館を主戦場としている川島騎手が、土曜日は阪神、そして日曜は函館で騎乗する。

考えようによっては、今週からは有力騎手が揃う函館を嫌って阪神を主戦場にしていくとも受け取れるのだが、土曜日はメインレースの一鞍入魂が示す通り、大阪スポーツ杯のサトノギャロスのために阪神へ逆遠征してくる。

前走、勝ち馬の後ろから終いは伸びてきたものの、内々を追走した割に伸びあぐねて5着止まりだった。

確かに、1200mで勝ってはいるものの、このクラスに入ると追走に苦労するところがあり、1400mの方がベストと言えるだろう。ただ、本当の敗因はそこではないようだ。

前々走の陽春Sで3着した後、5月3日の逆瀬川Sを予定していたのだが、今の準オープンのダート短距離戦線は層が厚く、このレースは残念ながら抽選除外となってしまった。

その為、次の目標を定めて一旦短期放牧に出されていた。その次の目標と言うのが、実はこの大阪スポーツ杯だった。

ただ、前述通り、今の準オープンのダート短距離戦線は層が厚く、抽選除外で得た優先権利の切れてしまう大阪スポーツ杯ではまた除外される可能性もあり、そこで優先出走権を行使して確実に出走できる2週前の安芸Sから登録した経緯があった。

2週前倒しのレースとあって、やはり追い切り本数が足りないのは仕方がないところ、それが終いの伸びに影響したと考えられるだろう。

ただある意味で、前走の安芸Sがいい叩き台で1週前追い切りのようになり、上積み十分で迎えるここは条件も良くなる。

さらに、この大阪スポーツ杯もやはり抽選除外馬9頭を数えたが、ハンデなど運良く事が運び出走が叶った。

川島騎手も、除外される可能性もある中で、この馬一頭のために阪神遠征、もともと予定していたレースなだけに、それだけの手応えがあるのだろう。

これだけ良い材料が揃ったサトノギャロス、前走敗退で人気を落とすようならなおさら、注目せずにはいられない!


採れたて!トレセン情報
美浦『聞き屋』の囁き
侮れないGⅢ①


ラジオNIKKEI賞は、オークス、ダービーに間に合わなかった馬たちのためのレースではあるが、勝ち馬の多くは出世しており、秋の重賞戦線につながる大事なレース。

フルゲートを大きく割っており、またトップハンデが54キロと質・量ともに例年以下に映るが、けっして質は低くはない。

注目は3頭。

ハンデ54キロのグレイトオーサーと僚馬サクラトゥジュール、52キロのパラスアテナ。

グレイトオーサー、サクラトゥジュールともに堀厩舎の管理で2頭出し。

ハンデキャッパーの評価は同等。

どちらの馬も500万勝ちはレーン騎手とのコンビで、ともに強い内容で勝ち上がってきた。

同じハンデ54キロだが、選べる立場のレーン騎手が選んだのが、グレイトオーサー。

聞くところによると、迷うところなく即決でグレイトオーサーだった、とのこと。

良血、底を見せない素質。3連勝で重賞制覇となれば、ユニコーンSを勝ったカフェファラオと同じだ。

サクラトゥジュールが選ばれなかった理由は、単純な能力比較もあるだろうが、それ以上に引っ掛かる気性で、かなり乗り難しいタイプというのもあるようだ。

それでも前走の東京マイルで叩きだした1分31秒7は、いかに高速馬場だったとはいえ、相当なスピードの証明。掛かる気性をうまくなだめてスピード勝負に持ち込めば、「2頭出しは人気薄」の格言となるかも。











土曜メインレース展望・柏木収保

【安達太良S】4歳馬優勢のレースであの馬が巻き返す

近親に実力馬も多く、勢いある血統


 週末土曜日の天気は、北海道、東北の北部以外には雨予報が出ている。近年「稍重-重馬場」で行われた3回のこのレースの勝ち時計は「1分44秒0、1分43秒7、1分44秒1」だった。

 福島ダート1700mのレコードは、昨年の安達太良Sを2着した当時3歳馬のビルジキール(父キングヘイロー)が、このレースの前に2勝クラスの猪苗代特別を先行して抜け出した際の1分43秒1であり、速いタイムの決着になるほど、若いグループ有利の傾向がある。

 ダート部門の世代交代(上級クラス)は以前より早まり、たまたま…程度の傾向にすぎないが、最近5年間の勝ち馬のうち4頭が4歳馬だった。

 入念に乗り込んで好仕上がりの4歳馬ヴァイトブリック(父シンボリクリスエス)に注目したい。3歳春はヒヤシンスSでオーヴァルエース(3戦全勝のあと休養中)の2着、兵庫チャンピオンSでクリソベリルの2着など、強敵相手に【0-2-0-2】だった。

 そのあとはスタートの失敗、道中の不利などで凡走しているが、1400mの前回と3走前は距離が合わなかった印象がある。入念に乗って立て直した今回は、現時点ではベストに近いと思える右回りのダート1700m。一変の巻き返しが期待できる。

 勢いのあるファミリーであり、イトコの間柄になる6歳牝馬ディアドラ(父ハービンジャー)は、日本時間の5日の深夜、イギリスのG1エクリプスSで、エネイブル、ジャパン…などと対戦する。2009年の日本ダービー馬ロジユニヴァースともイトコの関係。

 同じような血統背景になる母の半弟ランフォルセ(父シンボリクリスエス)は、ダートで11勝(重賞4勝)し、とくにダート1700mには【4-1-0-0】の良績があった。ただ一度の2着が、2010年の福島の横手特別ではあるが、当時はまだ本格化前で4番人気だった。

 それほど人気にはならないと思える。キャリア豊富というほどではないので、外枠を引いたこともプラスに考えたい。

 人気の4歳グランデストラーダ、4歳エクリリストワール、4歳ブランクエンドは一応素直に評価するが、穴馬フラワーストリーム、ハヤブサレジェンド、ジェミニズにも少し手を伸ばしたい。
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