【中山記念】美浦・栗東レポート

【中山記念】美浦レポート ウインイクシード
鈴木伸尋調教師のコメントは以下の通り。

(前走の中山金杯3着でしたが、振り返ってください)
「外枠だったのであのような形で外目の良い位置で回って、直線もよく伸びてくれました。切れ味のある馬ではないので差されてしまいましたが、よく頑張ってくれたと思います」

(中7週の中間の様子を教えてください)
「少し間が空いているので、リフレッシュと体のケアのために短期で放牧へ出して、それから戻ってきました。順調です」

(1週前追い切りは横山武史騎手が乗って行われましたが、どういった狙いだったのでしょうか?)
「レースで乗るのも横山武史騎手なので、競馬に向かって馬に少し気合を入れたいというのと、1週前追い切りなので少し強めに行うということもあって横山武史騎手に乗ってもらいました。先週の時点ではジョッキーのコメントでもそうでしたが、若干まだ重いかなという感じでした。ただ、あと1週間あって2回追い切れるのでちょうど良いかなという印象でした」

(そして今朝の追い切りは、ウッドチップコースで3頭併せで行われましたが、狙いと手ごたえは?)
「競馬に向けて意識を高めるという意味で真ん中に入れて、若干重いようだったら少し気合を入れるという指示でした。その通りできました。目標が中山記念だったので、レースへ向けて良い感じで仕上がっていると思います」

(中山芝1800mという舞台は?)
「成績からも分かるように、やはり福島、札幌、函館といった右回りの小回りコースがこの馬には合っていると思うので、中山も良いレースができる競馬場かなと思っています」

(理想のレース展開は現時点でありますか?)
「内枠で2、3番手のポケットに入って、4コーナーで少し外へ出すというのが理想ですが、枠によってはそれもできないと思いますので、この前の中山金杯のようなレースもありかなと思います。ただやはり、前に馬がいないとかかり気味で行ってしまうので理想は前に馬を置いての競馬になると思います。その辺りは調教も乗っていて、レースも何回も乗ったことがある横山武史騎手に全面的に任せています」

(最後にレースへ向けて意気込みをお願いします)
「もう7歳ということで、おそらく力を出せるのは今年いっぱいくらいかなと思っていますので、うちの所属ジョッキーである横山武史騎手と重賞を勝てたら良いなと思っています」


【中山記念】美浦レポート ヒシイグアス
堀宣行調教師のコメントは以下の通り。

(3連勝で重賞制覇となりましたが、前走の中山金杯を振り返ってください)
「中山金杯を目標に、良い状態できていると感じていました。競馬はゲートを出てから1コーナーに入るところでだいぶごちゃついてその流れが向正面過ぎるぐらいまでありました。向正面で一度大きく頭をあげるシーンもあり、とてもリズムの悪い競馬でした。以前のこの馬だったら、その段階で競馬を諦めるような脆いところもありましたが、そういった厳しい状況でも最後までしっかり走ってくれて成長を感じましたし、良い競馬だったと思います」

(ここへきて3連勝は、そういった成長が実を結んできたという感じですか?)
「そう言いたいところではありますが、3連勝といってもだいぶ間隔を空けての3連勝ですので、その辺りは使い込めないという課題がまだあります。精神的な部分や能力を出し切ってくれるというところでは評価しても良いのですが、まだ続けて使えない芯の弱さというようなところがあります」

(中7週の中間の様子を教えてください)
「(調教を)少し緩めるとトモの緩さなどが目立って、締まってくるのに時間がかかる馬なので、この春のレースへ向けて中山記念は重要なレースだと思い、在厩で緩めないように調整してきました」

(今朝の追い切りはウッドチップコースで併せ馬で行われましたが、どういった狙いで行われたのでしょうか?)
「中間は在厩で早め早めに仕上げていくような形で行なってきましたが、先週の1週前追い切りが思っていたよりは少し鈍くて、息の方も幾らか重いというところがありましたので、今週は日曜競馬になりますが、水曜日に追って最後に幾らか微調整をしました。疲れを残さない程度に強めの調教を行ないました。先週日曜日にもウッドチップコースで軽めの追い切りを調整程度にしていて、今週は先週とは違って反応もよく若干モタれる面は見せましたが、先週感じた重さのようなものは解消していたので、最後はそこまで求めず微調整で済んだと思います。レースへ向けた状態も整いました」

(中山芝1800mの舞台への適性は?)
「中山のこのコースは何度も走っているので、そういった意味ではしっかり能力を出してくれるのではないかなと思っています」


【中山記念】栗東レポート バビット
浜田多実雄調教師のコメントは以下の通り。

「(前走は)自分の形に持ち込めましたが、距離が長かったのか、メンバーも強くて、抵抗なく負けてしまいましたね。
(中間は)あの馬らしく馬っ気を出すところがあったり、良い状態で帰ってきたかなと思います。先週はしっかりと追い切れて、そこから馬の体調もさらに上がってきて、良い状態で競馬に向かえられるかなと思います。
セントライト記念では半信半疑かなというところがあったんですが、坂もこなして結果も出してくれたので、コース自体は合うかなと思います。(最近は)GIという舞台もあったと思いますが、2000メートルくらいまでの方が良いのかなと思います。条件は良くなって臨めると思います。
数字には変化はありませんが、気持ちの面でしっかりしてきているので、そのあたりの変化はあるかなと思います。
GIでは結果を残すことができませんでしたが、この馬の合っている条件に戻して巻き返したいと思っています。応援よろしくお願いします」


【中山記念】美浦レポート トーセンスーリヤ
小野次郎調教師のコメントは以下の通り。

(前走の札幌記念から6ヶ月の中間の様子は?)
「暮れに爪の不安があって休養していたので、半年空きましたが、馬の仕上がりをみてここのレースに決めました。先週あたりも良い動きでしたし、今日も順調に坂路で調教できて、状態は申し分ないと思います」

(休養前と比べて馬体面や精神面の変化はありますか?)
「休養前も馬がだいぶ良い感じになってきていたので、良い意味で変わっていません」

(今朝の追い切りは坂路で行われましたが、狙いと手ごたえは?)
「特に狙いというのはありませんでした。先週からウッドチップコースで長めの調教をしてきたので、今週は坂路で良いかなと思っていました。良い感じで仕上がりました。(3ハロン38.5、ラストが11.9というタイムについて)オープン馬なので時計的にはこれぐらい普通に出ますし、動きも良かったです。あとは、実戦に行ってというところだけです。心臓の感じ、動きや気配はすごく良いですが、長期休養の部分がどういう風に出るかというのは、レースを使ってみないとわからないですね」

(中山芝1800mという舞台については?)
「得意な舞台だと思っているので、不安はないです」

(現時点でレースのイメージはありますか?)
「競馬を使いながら充実してきて、そんなに注文がつかなくなったので、位置取りなどはそんなに気にしていません。(横山和生騎手は)ずっと乗ってますし、十分この馬のことを理解しているので、レースについては任せます」

(小野次郎厩舎、今年すでに8勝を挙げていますね)
「タイミングが良かっただけかなと思います。馬たちが一生懸命に頑張ってくれています」

(最後にレースへ向けて意気込みをお願いします)
「予定外の長期休養になってしまいましたが、ここからまた上を目指して頑張ってもらいたいなと思いますので、応援よろしくお願いします」


【中山記念】栗東レポート パンサラッサ
矢作芳人調教師のコメントは以下の通り。

「(前走は)勝ったと思いましたが、賞金を加算できなくて残念でした。
(今回は)中2週ですので、先週の金曜日に1本やって、今朝も単走で追い切りました。2か月ぶり(にレース)を1度使われて良くなっていると思います。
中山の1800メートルは合っているのではないかと期待しています。明確な逃げ馬がいるので、それについていって好位から抜け出せるような競馬が出来ればと考えています。
(武器は)スピードの持続性で、メンバーは強いですがどこまで戦えるか楽しみにしています。いつも頑張ってくれる子なので、全力を出し切ってくれると思います。応援よろしくお願いします」


【中山記念】栗東レポート クラージュゲリエ
池江泰寿調教師のコメントは以下の通り。

「(前走は)レース前に落鉄のアクシデントがあって、蹄鉄を打ち替える時はうるさい馬なので、装蹄師さんもかなり苦労したと思いますが、そういう精神状況で競馬に行ってどうかなと気にはなっていたんですが、レースには影響はなく、福永ジョッキーが馬の能力を十分引き出してくれたと思います。最後の脚いろを見ると、ちょっと距離が長かった感じですかね。
(中間は)爪の状態も安定していて、しっかり乗り込めました。先週もしっかりやっていて、今日はそれほど速い時計も必要なく、相手に併せる形でという指示だったんですが、併せてから手応えが鈍るというか、悪い癖を出して、それ以上前に行かないような仕草をしていました。
中山コースは上手に走っていますし、距離も2000メートルくらいまでは許容範囲だと思っているので、1800メートルは良いと思います。(枠順は)極端に内とか外に入らなければ良いと思いますし、ペースも極端なスローやハイペースではなく平均ペースが合っているんじゃないかなと思います。
自在性はあるので、競馬も上手ですし、そのあたりがセールスポイントだと思っています。今回はルメール騎手ですので何とか復活させてほしいと思っています。
2歳時からたくさんの方に応援していただいていますが、なかなか勝てないレースが続いているので、ここでしっかり結果を出して皆さんに喜んでいただければと思っています」


【中山記念】栗東レポート ケイデンスコール
安田隆行調教師のコメントは以下の通り。

「前走は素晴らしい競馬でしたね。中間はリフレッシュを挟んで、今朝も岩田康誠ジョッキーに乗ってもらったんですが、『前走以上ではちきれんばかり』という良いコメントをもらいました。余裕綽々で終いも12秒0、追えば11秒台で来れたと思っています。
(コースは)ワンターンが理想的です。コーナー4つで走ったこともありますけれども、不安材料もあります。距離適性は状態の良さでカバーできるんじゃないか、というところまで来ているので心配はしていません。
この馬自身は雨はあまり経験がないと思います。どれくらい降るかわかりませんが、頑張ってもらいます。(変化は)見た目にはわかりませんが、気持ちの面で走る方に向いてきていると思います。
前走は見事に復活して来てくれましたが、今度は中山で大きなレースに挑みます。皆さんの応援、声援をお待ちしております」


【阪急杯】美浦・栗東レポート

【阪急杯】栗東レポート ブラックムーン
西浦勝一調教師のコメントは以下の通り。

「京都金杯は伸びそうでもう一つ伸びず、5~6歳の時と違って最後の伸びが鈍ってきているのかなという感じですね。
(中間は)この阪急杯を目標にしていましたので、1か月前に放牧から戻ってきてしっかりと調教を積んで良い状態で来ていると思います。それほど無理することもなく競馬に向かいたいと思っていて、今日は良い動きをしていたと思います。
距離は短くなっても通用すると思っているので、楽しみにしています。(展開は)やってみないと分かりませんが、上がりの脚をどれだけ使ってくれるかですね。
よくここまで無事に来てくれたと思っています。何とか最後まで無事に走って、結果を残して、次に引き受けてくれる厩舎に行ってくれたら良いなと思っています。
阪神競馬場は私が田舎から出てきた時に、最初に所属した場所で、それからすっかり変わってしまいましたが、思い出の地ですね。
ファンの皆さんはコロナで競馬場に足を向けることはできないんですが、何とかテレビから競馬を一生懸命応援してもらえたらと思います。よろしくお願いいたします」


【阪急杯】美浦レポート ベストアクター
鹿戸雄一調教師のコメントは以下の通り。

(去年の阪急杯を勝ってから1年空きましたが、この間の様子は?)
「脚元に不安も出ましたし、疲れがなかなか取りきれなくて、長い休みになってしまいました。今は体調もアップして、良い状態で牧場から戻ってきたので、思い通りの稽古ができました。どうしても脚元に不安のある馬なので、坂路中心の稽古になってしまいますが、プール調教も取り入れて、良い稽古ができていると思います」

(1年前と比べて今の馬体面や精神面の状態はどうでしょうか?)
「比較的前向きな馬なので、一生懸命稽古も走っていますし、意外と鉄砲がけも効く馬なので、頑張れるかなと思っています」

(7歳ですが、馬はまだまだ若いという感じですか?)
「デビューも遅かったですし、色々なことがあって、数もそこまで使っていないのでまだまだ元気いっぱいです」

(今朝の追い切りの狙いと手ごたえは?)
「坂路で2本行う予定で、1本目が15秒-15秒ぐらいで、2本目がきっちり併せて終いだけは少し速くなっても良いという指示でした。思い通りの稽古はできたと思います。(1週前と比べて)若干数字的には重くなっていますが、先週、今週と動き自体は良い感じになってきています。レースへ向けた状態も良いです」

(阪神芝1400mという舞台については?)
「この馬は1400mが合っているようで、勝ち鞍もほとんど1400mなので、阪神で良い競馬ができましたし、適性はあると思っています。ただ、なにぶん随分長く休んでいたので、多少の割引きは必要かなと思います。それでも、今の状態なら、そんなに恥ずかしい競馬をしないとも思っています」

(関西圏への輸送はどうですか?)
「新潟も行ってますし、阪神への経験もありますので、輸送に関しては問題ないと思います」

(最後にレースへ向けて意気込みをお願いします)
「随分時間がかかりましたが、良い馬なのでぜひもうひとつタイトルを獲らせてあげたいと思っています。よろしくお願いします」


【阪急杯】栗東レポート レシステンシア
松下武士調教師のコメントは以下の通り。

「(前走の)調教自体は動けていて期待したんですが、長期休養明けが影響したのか、最後は止まってしまいました。
今回の中間は何があったわけでもなく順調に来ていて、前回とは過程が違うのかなと思います。昨日の体重で(前走より)8キロ増えているんですが、見た目には太くないですし、動けているので良い仕上がりかなと思います。
背も高くなっていると思いますし、良い感じで成長しているかなと思います。
1400メートルは久々なんですが、スピードのある馬なので対応してくれるかなと思います。
(雨に関しても)桜花賞で悪い馬場をこなしていますので大丈夫だと思います。
今年初戦になりますので、良いスタートを切れたらと思います。応援よろしくお願いします」


【阪急杯】栗東レポート ダノンファンタジー
中内田充正調教師のコメントは以下の通り。

「(前走は)久しぶりの1400メートルで上手に走ってくれて、ようやく勝てる姿を皆さんに披露できたなと思っています。
(中間は)一旦ノーザンファームしがらきの方でリフレッシュさせていただき、良い状態でトレセンに戻ってきて、順調に調整を進めております。
前進気勢の強い馬で(今日の)動きは良かったですし、時計もしっかり出ましたので、仕上がりはいつも通り良い状態で競馬に臨めると思います。
1400メートルを上手に走れますので、良い状態で競馬に挑めると思います。ペースが合うのか、リラックスしてリズム良く運べて、そこから、ひと脚使えるのがこの距離なのかなと思います。
先に高松宮記念がありますので、視野に入れた内容の競馬をしてくれれば、次が見えてくるんじゃないかなと思います。
毎回一生懸命走ってくれています。1400メートルという舞台でしっかり力を出し切れると思います。応援よろしくお願いします」


【阪急杯】栗東レポート インディチャンプ
生野賢一調教助手のコメントは以下の通り。

「(前走は)スタートもしっかり決まったんですが、久しぶりの1400メートルでテンにスムーズについていけずに後方からになってしまいました。終いはしっかり脚を使ってくれて、位置取りの差だったかなと思います。
レース後は一旦放牧に出して、帰ってきてからいつも通り調整を進めました。
先週はしっかりとやってスイッチが入ったと思います。帰ってきた時に身体が増えていたんですが、先週、今週としっかりやって、ちょうど良くなるかなと思います。
最近、馬も体型的にぶりっとしてきた部分があるので、(スプリント戦も)走れるんじゃないかなと思います。
(阪神は)問題ないと思います。
次につながる良い競馬を期待しています。応援よろしくお願いします」


【阪急杯】栗東レポート ミッキーブリランテ
矢作芳人調教師のコメントは以下の通り。

「(前走は)正直びっくりしましたがそれだけの能力はあると思っていました。良かったです。(勝因は)ジョッキーの好騎乗でしょうね。しっかりとメリハリをつけて乗ってくれたと思っています。
(中間は)短期放牧に出して、その後は阪急杯を目標に仕上げてきました。先週の時点では重かったんですが、今日はしっかりとキレのある動きをしてくれたので、仕上がってきたと思います。
(距離短縮は)ちょっと折り合いに難のある馬なので、ペースも流れるでしょうし悪くないと思っています。(相手は)強いですね。あくまでチャレンジャーの立場だと思いますが、意外性のある馬なので、そこに期待しています。
(長所は)脆い反面、爆発力のあるところです。内枠が欲しいです。
今回はかなり好メンバーがそろったレースで、格下かもしれませんが、とても爆発力のある馬ですので一発を狙います」






水上学の血統トレジャーハンティング

【中山記念】G1馬不在、大混戦

【今週のポイント】
関東圏は今週末から中山へ移り、春競馬が開幕する。先行スタートしている阪神とは違って、こちらは通年通りの8週開催だ。

口開けを飾るのは、伝統の重賞・中山記念。ただ、今年は登録にG1馬不在という、異例の顔ぶれとなる。大混戦であり、レースのイメージや形成される人気に惑わされないようにしたい。

人気の中心は前走で中山金杯を勝ったヒシイグアスだろう。ただ、当時は上がり馬がハンデ戦での重賞勝ちとなったわけだが、今回は相手がさほど強くないと言っても、斤量が2キロ増えて、しかも古馬にとって滅多にない4連勝が掛かることになる。

現時点ではルメール騎乗予定のクラージュゲリエが除外対象というのも悩ましい。しかも逃げたい馬も揃っており、それでいて開幕週とあって展開読みも難しい。

血統面からの傾向もまた見えにくいところがあるが、中山は昨秋からの流れから推測すると、時計が掛かる芝になりそう。となれば、開幕週でもあまりスピードに寄らず、パワーを優先し、小回り向きの器用さを有した血統を狙っていきたい。目下、妙味がありそうな馬を複数見つけているので、土曜夜更新の血統トレジャーハンティングでご確認ください。

★土曜東京11R ダイヤモンドステークス(G3)
◎本命馬&お宝馬 グロンディオーズ 7番人気1着
終始好位の後ろをキープ。インでロスを防ぎ、直線で外へ出し、先に抜けたオーソリティをジワジワと追い詰めた。届くまではと見えたが、ラスト100mで弾けてクビ差捉えた。まさにトニービンの血の為せる業。

★日曜東京12R フェブラリーステークス(G1)
◎本命馬 アルクトス 2番人気9着
馬体は良い出来だったが、レースは外へ持ち出して脚がタマらずに走らされてしまった印象。しかしこのコースで負け過ぎの感。相手が強いとここまでなのか。

$お宝馬 エアスピネル 9番人気2着
中団後ろのインで我慢が利いた。ロスを避け、馬ごみにも怯まず坂からスパート。上がり最速も、並びかけるには至らなかったが、大健闘。やはり競走馬としての絶対能力が、ここなら1枚上であり、年齢の分負けてしまった感。

【次回の狙い馬】
日曜 阪神4R 3着
マインジャラン
新馬戦。圧倒的な人気を集めたが、先行して流れ込んだだけに終わった。しかし、直線の食い下がりには見るべきものがあり、一度使われた次回以降は実が入ってきそうな印象。阪神ダート1800m好走種牡馬の代表格となりつつあるキズナ産駒だけに、長い阪神開催の内に勝ち上がり必至。

日曜 東京7R 3着
ミスミルドレッド
今回は半年ぶりの復帰で昇級戦。しかし体重は6キロ減っており、仕上がってはいた。スタートでの大きな躓きが痛恨で、後方からの競馬。今までと全く異なる後方待機から直線に賭け、しっかり伸びて前に迫った。いろいろ不利な条件が揃ってこれなら上々だ。小回りでも走れる馬で、ルーラーシップ産駒だからパワーの要る中山に移るのはむしろ歓迎。次走反動がなければ勝つチャンス。





「虎の子」の一頭・馬場虎太郎

【中山記念予想】中山記念は、例年グリーンベルトが発生しやすい馬場

 少頭数は差しが決まりやすいのが基本。ここ数年の中山記念は少頭数で行われることが多かった。にもかかわらず、2016年以降の近5回のうち3回はトラックバイアス「前有利」もしくは「内有利」。差し馬は不利。

 2017年に1番人気で4着だったアンビシャス、2018年に1番人気で5着だったペルシアンナイト、2019年に1番人気で6着だったディアドラ。この3頭は全て最初のコーナーを8番手以降で通過。1番人気でも位置取りが後方になった馬は人気を裏切り凡走している。

 11頭立てながら3連単が31万馬券と波乱の決着となった2017年も最初のコーナーを3番手で通過したネオリアリズムが1着。逃げたロゴタイプが3着。サクラアンプルールは道中では終始内をロスなく立ち回っていた。

 中山芝1800mはコース構造から先行、内を通る馬が有利になりやすいこともある。さらに2回中山開催の開幕週の馬場状態は内有利になりやすい。

 前開催となる1回中山開催の芝はCコースを使用して施行される。例年、その前年末から続く冬場の連続開催で傷みが進んだ状態で終了。2回中山開催では前開催で仮柵により保護されていたAコースへ戻る。内側の部分だけ芝が良好なグリーンベルト状態も発生しやすい。

 特に今年に関しては前年秋の開幕当初から路盤の状態が良くなかったこともあって、傷みも早かった。Cコースで使っていた部分は時期的にも1ヶ月程度で回復することは望めないが、Aコースで使用される部分は約2ヶ月間休ませていることになり、例年以上に内有利な状況が発生する可能性も十分にある。

 今年は古馬混合のGII、GIで実績を残している馬が皆無。例年に比べて低調なメンバー構成で、頭数も揃った。先行馬が好走して波乱の決着に期待したい。

 トーセンスーリヤの前走札幌記念はトラックバイアス「内有利・差有利」と判定。先行した馬にとっては厳しい状況だった。

 2走前の宝塚記念はトラックバイアス「超外有利・超差有利」と判定。内枠からのスタートだった馬や道中で内を通った馬。前のポジションを取って流れにのっていた馬。これらが全て壊滅的に走れない極端な偏りが出たレース。上位を二桁馬番、後方待機馬が独占していたなか、内めの枠から先行する形では絶望的だった。近2走は力を出せていない。内有利の馬場に恵まれれば激走も期待できる。





回収率向上大作戦・須田鷹雄

【中山記念予想】格上タイプの強い中山記念

前走重賞出走馬がカギとなるか…


 中山記念は別定GIIだけあって、格上タイプが強い。

 過去10年は前走GI組が[6-5-3-24]、香港GI組を足すと[7-6-4-30]で馬券に絡んだ馬の半分以上を占める。一方で前走オープン特別以下から馬券に絡んだ馬は1頭しかいない。

 前走GII・GIII組は合わせて[3-3-6-39]。この組は2つに場合分けして考える必要がある。

「前走GII・GIIIで負けてきた馬」だと[1-2-4-33]。このパターンから馬券に絡んだ7頭は、すべてその時点で別定定量GIIかGIの優勝歴があった。

「前走GII・GIIIを勝ってきた馬」は4頭が馬券に絡んでいるが、うち3頭が前走で重賞初制覇と対照的だ。

 整理すると、中山記念でチャンスがあるのは「前走海外を含むGI出走馬」「前走GII・GIIIを勝ってきた馬」「過去にGIか別定定量のGII勝ちがある前走GII・GIII出走馬」ということになる。互いのグループどうしでは先に挙げたほうが有望と思っていただいていい。

 今年の登録馬だと前走GI(Jpn1は含まず)出走馬がバビットのみ。前走GII・GIIIを勝ってきたのがケイデンスコールとヒシイグアス。過去にGIか別定GII勝ちがあるのはバビットのほかゴーフォザサミットだけ(ただし3年前)。

 こうなるとちょっと絞れ過ぎというか、さすがに別パターンの馬も入ってくるような気がするのだが、せっかく絞れているのだから少ない点数で勝負してもよいかもしれない。あるいは1、2着部分をコンパクトにして3着総流しの3着荒れ待ちというのも手か。
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