栗山求コラム「血統の裏庭」

​中山記念(G2)血統的考察

​先週のフェブラリーS(G1)は、
1番人気の▲カフェファラオが好位から抜け出して快勝、
三度目の正直でG1タイトルを獲得した。


東京ダート1600mはこれで3戦全勝となり相性抜群。
馬自身もここにきて上昇している。

先日、日高町のブリーダーズスタリオンステーションが、
アメリカンファラオの息子フォーウィールドライブ
(BCジュヴェナイルターフスプリント)を導入した。

同馬は▲カフェファラオと同じ
「アメリカンファラオ×モアザンレディ」
という組み合わせ。

この配合は今後も注目していきたい。


さて、今週は中山記念(G2・芝1800m)。

近年は出走馬のレベル上昇によって
G1級の盛り上がりをみせることも増えた。

昨年は9頭立ての少頭数で、
1番人気と2番人気が1、2着という堅い決着だったが、
今年はフルゲート16頭に18頭が登録。

そのうち7頭が重賞勝ち馬だ。


【ヒシイグアス】

ヒシイグアスは
「ハーツクライ×バーンスタイン」という組み合わせ。

これは京都新聞杯(G2)2着馬アドマイヤアルバと同じ。

JRAで出走したこの配合はこの2頭だけなので相性がいい。

母ラリズはアルゼンチンでコンデッサ賞(G3・芝1000m)、
オクレンシア賞(G3・芝1000m)を勝ったスプリンター。

母は回転の速いピッチ走法だったが、
息子のヒシイグアスはそれを受け継いでおり、
東京コースが得意なハーツクライ産駒ながら
中山コースにも優れた適性を示している。

前走が54kgで今回は56kg。

この斤量増と相手強化を乗り越えることができれば
勝利が見えてくる。


【バビット】

バビットは
「ナカヤマフェスタ×タイキシャトル」
という組み合わせ。

父ナカヤマフェスタは宝塚記念(G1)を勝ち、
凱旋門賞(仏G1)でもアタマ差2着と健闘した名馬で、
ドリームジャーニー、オルフェーヴル、ゴールドシップと同じく
ステイゴールドを父に持つ。

母アートリョウコは不出走馬。

本馬は粘り強い逃げ脚を武器に
3歳春から秋にかけて4連勝。

そのなかには
ラジオNIKKEI杯2歳S(G3)と
セントライト記念(G2)も含まれる。

父ナカヤマフェスタは
ガンコ(日経賞)やヴォージュ(万葉S)を出したスタミナタイプだが、
本馬は俊敏な身のこなしのピッチ走法で、
母の父タイキシャトルの影響が強く出ているように思われる。

それゆえに、
前走の2500m(有馬記念)や前々走の3000m(菊花賞)よりも、
今回の1800mのほうが断然向いている。

同世代が相手だったとはいえ、
今回と同距離のラジオNIKKEI杯2歳Sは、
後続に5馬身差をつける逃げ切り勝ち。

この距離で気分良く逃げられればおもしろい。


【クラージュゲリエ】

クラージュゲリエは
「キングカメハメハ×タニノギムレット」
という組み合わせ。

京成杯(G3)を勝ったプロフェットの半弟で、
母ジュモーは3勝馬。

2代母ビスクドールは
トゥザヴィクトリー(エリザベス女王杯)、
サイレントディール(武蔵野S)、
ビーポジティブ(クイーン賞)などの兄弟にあたる。

3代母フェアリードールのファミリーは成功しており、
キングカメハメハと相性がいい。

トゥザグローリー(重賞5勝)、
トゥザレジェンド(OP)、
トゥザワールド(弥生賞)、
トーセンビクトリー(中山牝馬S)は
いずれもキングカメハメハとの間に誕生している。

クラージュゲリエもこのパターン。

2歳時に京都2歳S(G3)を勝ち、
3歳時には共同通信杯(G3)3着、
皐月賞(G1)5着、
日本ダービー(G1)6着など、
クラシック戦線でまずまずの成績を残した。

その後は順調さを欠いていたが、
前々走のアンドロメダS(L)でクビ差2着となって復活を果たし、
前走の日経新春杯(G2)は3着。

小回りコースや内回りコースは苦にしないタイプで、
1800mは少し短いもののこなせないことはない。

もちろん能力は通用する。


【ウインイクシード】

ウインイクシードは
「マンハッタンカフェ×ボストンハーバー」
という組み合わせで、
母イクスキューズは
クイーンC(G3)を勝つなど重賞戦線で活躍した。

本馬の兄弟は
福島、中山、札幌などの小回りコースを得意としており、
中山芝連対率36.1%に対し、東京芝はわずか6.7%。

父マンハッタンカフェも
中山芝の連対率は全10場のなかで2番目に高い。

本馬は中山芝1800mでは過去3回走って[1ー1ー0ー1]。

今回と比べて距離が1ハロン長い前走の中山金杯(G3)は
11番人気ながら3着と健闘した。

今回はG2で前走よりも相手が強化されるので、
展開が向いてほしいところ。

小回りで急坂がある特徴的なコースだけに、
得意な馬と不得意な馬にはっきり分かれる。

コースにフィットする馬であれば
何度でもリピート連対するのが特徴。

また、直線が短いので
基本的に先に行った馬が残りやすいコースでもある。

ノーザンテーストを持つ馬は要注意。

このほか、サドラーズウェルズ、ロベルト、
ニジンスキー、ミスタープロスペクターといった
パワーに秀でた血のサポートを持つ馬も強い。


以上の傾向を踏まえ、調教の動きなどを加味しつつ、
週末に最終結論を出したい。







データde出~た

第1501回 G1馬3頭登録! 阪急杯を制する馬は?

優勝馬には高松宮記念への優先出走権が与えられる阪急杯。この一戦に、今年はG1馬が3頭登録してきた。そんな実績馬が力通りの結果を残すのか、それとも新星が誕生するのか。JRA-VAN DataLab.とTARGET frontier JVを利用して過去の傾向を分析してみたい。なお、集計対象は表8を除き過去10年とした。


■表1 阪急杯に出走したJRA・G1優勝実績馬の成績
年 馬名 人気 着順 JRA・G1優勝実績
2013 ロードカナロア 1 1 2012年スプリンターズS
2014 カレンブラックヒル 6 11 2012年NHKマイルC
2015 ミッキーアイル 4 2 2014年NHKマイルC
ローブティサージュ 9 3 2012年阪神JF
ダノンシャーク 3 5 2014年マイルCS
コパノリチャード 1 6 2014年高松宮記念
2016 ミッキーアイル 1 1 2014年NHKマイルC
レッツゴードンキ 2 6 2015年桜花賞
ダノンシャーク 7 7 2014年マイルCS
2018 レッドファルクス 2 3 16・17年スプリンターズS
モーニン 6 16 2016年フェブラリーS
2019 レッツゴードンキ 4 2 2015年桜花賞
2020 ステルヴィオ 4 5 2018年マイルCS

冒頭にも触れたように今年の阪急杯にはG1馬が3頭登録してきた。過去10年の阪急杯に出走したJRA・G1優勝実績馬は表1ののべ13頭(平均人気3.8)で、その成績は【2.2.2.7】勝率15.4%、複勝率46.2%。G1馬以外も含めた1~6番人気馬(平均人気3.5)の合計成績は【7.9.7.37】勝率11.7%、複勝率38.3%となり、同じような人気であればG1馬のほうが信頼性はやや高い。ただ抜群の好成績とまでは言えず、G1優勝実績のない馬でも勝負になりそうな印象だ。


■表2 人気別成績
人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収 過去4年
1 2-2-2-4/10 20.0% 40.0% 60.0% 54% 84% 0-1-1-2
2 2-2-2-4/10 20.0% 40.0% 60.0% 114% 120% 0-1-2-1
3 0-1-0-9/10 0.0% 10.0% 10.0% 0% 26% 0-0-0-4
4 2-4-0-4/10 20.0% 60.0% 60.0% 186% 190% 0-2-0-2
5 0-0-3-7/10 0.0% 0.0% 30.0% 0% 89% 0-0-0-4
6 1-0-0-9/10 10.0% 10.0% 10.0% 223% 43% 1-0-0-3
7 2-0-0-8/10 20.0% 20.0% 20.0% 425% 146% 2-0-0-2
8 0-1-0-9/10 0.0% 10.0% 10.0% 0% 37% 0-0-0-4
9 0-0-1-9/10 0.0% 0.0% 10.0% 0% 89% 0-0-0-4
10 0-0-0-10/10 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0% 0-0-0-4
11~ 1-0-2-61/64 1.6% 1.6% 4.7% 50% 72% 1-0-1-24

人気別の成績は、1、2、4番人気が複勝率60.0%で並び、特に2、4番人気は単複の回収率も高い。ただ、それらの馬が優勝したのは2011~16年に集中しており、17年以降の近4年はすべて6番人気以下の馬が勝利を収めている。近年の流れを重視するなら、1着候補にはやや穴っぽい馬を選びたい。


■表3 年齢別成績
年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収 6番人気以下
4歳 1-3-4-23/31 3.2% 12.9% 25.8% 15% 84% 0-0-1-16/17
5歳 5-2-2-31/40 12.5% 17.5% 22.5% 102% 69% 1-0-1-22/24
6歳 3-3-2-35/43 7.0% 14.0% 18.6% 142% 64% 2-0-0-27/29
7歳 1-1-1-30/33 3.0% 6.1% 9.1% 77% 41% 1-0-0-26/27
8歳 0-1-1-13/15 0.0% 6.7% 13.3% 0% 220% 0-1-1-13/15
9歳以上 0-0-0-2/2 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0% 0-0-0-2/2

年齢別では5歳馬が最多の5勝を挙げ、勝率、連対率はトップ。複勝率は25.8%の4歳馬が1位だが、1勝止まりと勝ち切れない傾向だ。また、その4歳の好走馬8頭中7頭は5番人気以内で、6番人気以下は連対がない。5~8歳馬は6番人気以下でもそれぞれ1、2頭が連対しており、穴狙いなら5歳以上の馬を重視したい。


■表4 枠番、馬番別成績
枠・馬番 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
1枠 1-4-0-14/19 5.3% 26.3% 26.3% 25% 54%
2枠 2-0-4-13/19 10.5% 10.5% 31.6% 143% 104%
3枠 0-3-3-13/19 0.0% 15.8% 31.6% 0% 148%
4枠 0-1-1-17/19 0.0% 5.3% 10.5% 0% 52%
5枠 0-0-0-20/20 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
6枠 1-1-0-18/20 5.0% 10.0% 10.0% 51% 25%
7枠 4-0-0-20/24 16.7% 16.7% 16.7% 206% 54%
8枠 2-1-2-19/24 8.3% 12.5% 20.8% 169% 175%
1~3番 3-4-3-20/30 10.0% 23.3% 33.3% 107% 92%
4~6番 0-4-4-22/30 0.0% 13.3% 26.7% 0% 122%
7~10番 0-0-1-39/40 0.0% 0.0% 2.5% 0% 9%
11番~ 7-2-2-53/64 10.9% 14.1% 17.2% 156% 94%

枠番別の成績は【0.0.0.20】の5枠を中心に中枠不振。馬番では8~10番が計【0.0.0.30】と好走がなく、7番も【0.0.1.9】と連対なし。また4~6番は【0.4.4.22】と勝利がなく、優勝馬は3番以内か11番より外から出ている。ただ、今年は例年と違い年明けにも阪神開催があったため、これまでの傾向が当てはまらない可能性があることには注意したい。


■表5 前走クラス・レース別成績
前走クラス・レース 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
3勝 1-0-0-11/12 8.3% 8.3% 8.3% 185% 35%
OPEN 1-0-2-35/38 2.6% 2.6% 7.9% 67% 109%
中央G3 3-5-4-57/69 4.3% 11.6% 17.4% 85% 65%
中央G2 3-4-2-21/30 10.0% 23.3% 30.0% 66% 91%
中央G1 0-1-2-10/13 0.0% 7.7% 23.1% 0% 59%
海外 2-0-0-0/2 100.0% 100.0% 100.0% 270% 140%
阪神カップ 3-4-2-19/28 10.7% 25.0% 32.1% 70% 97%
シルクロードS 2-2-0-23/27 7.4% 14.8% 14.8% 100% 58%
香港スプリント 2-0-0-0/2 100.0% 100.0% 100.0% 270% 140%
京都金杯 1-2-1-8/12 8.3% 25.0% 33.3% 269% 106%
洛陽S 1-0-0-6/7 14.3% 14.3% 14.3% 367% 140%
雲雀S 1-0-0-0/1 100.0% 100.0% 100.0% 2230% 430%
京都牝馬S 0-1-0-3/4 0.0% 25.0% 25.0% 0% 65%
JBCスプリント 0-1-0-0/1 0.0% 100.0% 100.0% 0% 230%
東京新聞杯 0-0-2-15/17 0.0% 0.0% 11.8% 0% 28%
マイルCS 0-0-2-4/6 0.0% 0.0% 33.3% 0% 90%
京阪杯 0-0-1-4/5 0.0% 0.0% 20.0% 0% 178%
タンザナイトS 0-0-1-1/2 0.0% 0.0% 50.0% 0% 125%
大和S 0-0-1-0/1 0.0% 0.0% 100.0% 0% 2930%

前走レース別で出走馬が多いのは、阪急杯と同じ阪神芝1400mで行われている阪神C(12月・G2)のほか、シルクロードS、京都金杯、そして東京新聞杯といった年明けのG3戦。このうち、東京新聞杯組は【0.0.2.15】の不振。また、G1・マイルCS以来の休養明けだった馬は6頭出走して連対なしに終わっている。


■表6 前走阪神Cからの好走馬
年 馬名 性齢 阪急杯 阪神C 主な重賞実績(前走以外)
人気 着順 人気 着順 阪神芝 芝1400m
2011 サンカルロ 牡5 4 1 7 6 阪神C(2009年)2着
2012 サンカルロ 牡6 1 3 4 1 阪急杯(前年)1着
2013 オリービン 牡4 11 3 7 15 アーリントンC2着 京王杯2歳S3着
2014 コパノリチャード 牡4 2 1 2 10 アーリントンC1着 スワンS1着
サンカルロ 牡8 8 2 6 4 阪神C(2012年)1着
2015 ダイワマッジョーレ 牡6 2 1 5 3 チャレンジC5着 京王杯SC1着
ミッキーアイル 牡4 4 2 1 7 アーリントンC1着 スワンS1着
2018 モズアスコット 牡4 1 2 1 4 …
2020 フィアーノロマーノ 牡6 2 2 3 2 …

前走阪神Cからの3着以内好走馬は表6の9頭。このうち7頭は芝1400mのG2で連対した実績があり、残る2頭は4歳馬だった。そして同じく9頭中7頭には、阪神芝コースの重賞で連対経験があった。阪神C組は、芝1400mや阪神芝での実績に注目したい。


■表7 前走シルクロードSからの好走馬
年 馬名 性齢 阪急杯 シルクロード
人気 着順 人気 着順
2012 マジンプロスパー 牡5 4 1 6 8
2013 マジンプロスパー 牡6 2 2 6 4
2017 ヒルノデイバロー 牡6 4 2 8 4
2018 ダイアナヘイロー 牝5 7 1 1 16

表7は前走シルクロードSからの好走馬4頭である。そのうちダイアナヘイローを除く3頭は、前走のシルクロードSを6番人気以下で馬券圏外に敗退したにもかかわらず、1ハロンの延長となるこのレースでは4番人気以内に支持されていた。
2012年のマジンプロスパーは芝1400m3戦2勝(うち阪神1戦1勝)、翌13年の同馬はディフェンディングチャンピオンとしての出走だった。そして2017年のヒルノデイバローは、2走前まで芝では7戦連続6着以下だったが、前走・シルクロードSで初めて4着と好走。いずれも「変わり身」「上積み」が期待されての上位人気だ。2018年のダイアナヘイローだけはやや色合いが異なるが、前年夏の4連勝後、G1初出走のスプリンターズは15着、そして前走のシルクロードSは休養明けで16着。過去2回の休養明け2戦目は3→2着、2→1着と着順を上げていた。シルクロードS組なら、距離・コースや臨戦過程などから前走以上の走りを期待できるような馬を狙いたい。


■表8 その他のレースからの好走馬(過去5年)
年 馬名 阪急杯 前走
人気 着順 レース 人気 着順
2016 ミッキーアイル 1 1 香港スプリント … 7
オメガヴェンデッタ 4 2 京都金杯 2 12
ブラヴィッシモ 5 3 タンザナイトS 1 5
2017 トーキングドラム 7 1 洛陽S 5 4
ナガラオリオン 12 3 大和S 3 5
2018 レッドファルクス 2 3 マイルCS 3 8
2019 スマートオーディン 11 1 京都金杯 14 10
レッツゴードンキ 4 2 JBCスプリント 2 5
ロジクライ 2 3 東京新聞杯 3 9
2020 ベストアクター 6 1 雲雀S 1 1
ダイアトニック 1 2降3 京都金杯 2 2

最後に、阪神C、シルクロードS以外からの好走馬も見ておきたい。この組は過去10年のうち前半5年(2011~15年)では3着以内に6頭しか入っていなかったが、2016年以降の後半5年では11頭が好走している。その11頭のうち、前走が国内だった10頭中8頭は「前走で」3番人気以内の支持を受けていた。この組の前走3番人気以内馬は【1.2.5.6】複勝率57.1%を記録するのに対し、前走4番人気以下だった馬は【2.0.0.36】同5.3%(前走国内・過去5年)。特に前走4番人気以下・阪急杯5番人気以内の馬は【0.0.0.8】と、人気馬が苦戦を強いられている。


【結論】

今年の阪急杯には、インディチャンプ(牡6歳)、ダノンファンタジー(牝5歳)、そしてレシステンシア(牝4歳)と世代が異なる3頭のG1馬が登録してきた。中でも有力なのは、5歳馬(表3)のダノンファンタジーだ。前走の阪神C(G2)を制して芝1400mは2戦2勝(ほかにファンタジーS)とし、阪神コースはこれで7戦5勝(阪神JFなど)。阪神C組(表6)の好走条件にズバリ当てはまる。

インディチャンプは阪神でマイルCS2着、芝1400mでは前走の阪神C3着と悪くはないが、その阪神Cで連対まで届かなかったこと、そして6歳馬という点でダノンファンタジーにはやや見劣る。レシステンシアは前走のマイルCSが4番人気(8着)で今回は上位人気必至と、表8の「その他の組」で凡走した人気馬8頭と重ってしまうことや、マイルCS以来の馬は好走しても3着止まりに終わっているのが気になる材料だ。

G1馬以外では、3勝クラスを2番人気で勝ち上がってきたメイショウチタン(表8)。人気薄が予想される4歳馬(表3)という点では減点が必要だが、ここ4年は中~下位人気馬が勝利をさらっている(表2)。今年はダノンファンタジー以外にすんなりとデータをクリアする馬が不在だけに、少々のマイナス材料には目をつむって狙う手もありそうだ。全4勝を芝1400mで挙げ、うち3勝は阪神というコース巧者でもあり、ロードカナロア(2013年1着)との父子制覇が見られても不思議はない。
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