水上学の血統トレジャーハンティング

【シリウスS】勝ち癖を付けるチャンス

◎本命馬
⑭ハギノアレグリアス
やや勝ち身に遅い印象はあるのだが、ここはさすがに負けられないし、負けてはいけないレース。14番ハギノアレグリアスしかない。

帝王賞は強敵相手に早めに動いて勝ちに行ったもので、最後力尽きてしまった。あとは過去にもアハルテケSで意外な完敗を喫したように、長距離輸送もあまり良くないタイプなのかもしれない。地元での競馬、かつ良馬場、砂を被るリスクのほとんどない枠。条件はすべて揃った。

血統的な後押しも強い。近10年のうちの、阪神施行のシリウスSでは、連対馬14頭の内、半数の7頭が父サンデーサイレンス系だった。同系キズナ産駒で、コーナー4つの急坂コースに強いことは芝でもダートでも同じ。完全連対の阪神なら崩れるシーンは考えづらい。

$お宝馬
②ロードブレス
こちらも父サンデー系。前走は道悪がすべてだ。良馬場、稍重なら計【4-2-2-2】とグッと安定味を増す。おととしの話にはなるが、みやこSではメイショウハリオとハナ差、東京大賞典では勝ったオメガパフュームから0秒6差5着の戦績は、本来ここで胸を張れるものだ。

上位評価
⑪サンライズホープ、①キリンジ
押さえに
④ヘラルドバローズ、⑥ニューモニュメント、③ヴァンヤール、⑫クリノドラゴン




境和樹の穴馬券ネオメソッド

阪神11R シリウスS(G3)(ダ2000m)

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阪神芝2000mで行われるシリウスSは、芝っぽさがテーマになるレース。

2023siriuss01 (1)

最後に阪神で行われた19年に7人気で2着したアングライフェンは、デビューから芝を使い続け、OPまで上り詰めそこでも2度の2着があった馬。

最も顕著な例は11年のヤマニンキングリーで、この馬はここが初ダートの一戦でした。その他、15年3人気1着アウォーディーはダート2戦目での勝利、16年2着ピオネロも、ここがダート3戦目でした。

再び阪神芝2000mに戻ってきた今年、改めて芝っぽさをテーマに本命馬をチョイスします。

◎は⑦アイコンテーラー。

芝で4勝を挙げ、重賞でも中日新聞杯3着、愛知杯2着という実績を持っている馬。それが、前走で初めてダートに矛先を向けると、一発回答してみせました。

母父ケイムホームのパワー型のドゥラメンテ産駒で、ようやく適条件を見出した印象。勢いに乗っての重賞制覇が、シリウスSらしいパターンと言えるでしょう。





土曜メインレース展望・柏木収保

【シリウスS予想】重いハンデ馬は過信禁物の傾向

伏兵を探して買いたい


 シリウスSはまだ歴史の浅い重賞。この時期のダート2000mになったのは2007年からのこと。ハンデ戦ながら、GI級も含まれる重要な重賞だが、ハンデ頭は最近10年、複数いた場合も含めて【0-1-3-11】にとどまる。それどころか出発点の2007年から咋2022年まで、16年間連続してトップハンデ馬が勝ったことはない。距離が1400mだった2005年にブルーコンコルド(58キロ)が勝ったのを最後に、目下17連敗している。

 だからといって、58.5キロのサンライズホープ、ハギノアレグリアスが勝てない理由などひとつもないが、今年のメンバーでダート2000mを57キロ以上の負担重量で勝った馬が1頭もいないのも事実である。みんなダートの2000mのレースは経験が少ない。重いハンデ馬は過信禁物が傾向からのポイントか。

 4歳ヘラルドバローズ(父シニスターミニスター)に期待したい。いつも調教は動く馬だが、今週の6ハロン78秒5は自己最高。勝ち時計は2分04秒0前後だろうが、4走前の阪神ダート2000m2分04秒6は十分に更新できると思える。56キロなら争覇圏内のはずだ。

 父シニスターミニスターは、今年を含め最近3年全国ダート限定サイアーランキング「3位、2位、2位」。テーオーケインズ、まだ無敗の南関東の3冠馬ミックファイアの父であり、2000m級を得意にする産駒が多い。

 充実著しい6歳ハギノアレグリアス(父キズナ)は軽視できないが、ダート初戦を快勝した55.5キロのアイコンテーラーにも注意。また4歳トウセツは、父ダンカークも芦毛なら、母ピエリーナもその父チチカステナンゴゆずりの芦毛。前回、とても無理な大外から差し切ったように、意外性に満ちた芦毛馬だから侮れない。前走、大井で快走した3歳キリンジにも怖いところがあり、ヘラルドバローズから伏兵を探して買いたい。
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